【お題】王手、そして

一月くらい前の新聞記事の見出しです。
< 香港 進まぬ時短  「長時間労働は勤勉」根強く >
日本とよく似ており、苦笑しました。
なぜ、日本とか香港は長時間労働をよし、とするのでしょうか?

A 回答 (6件)

なぜ、日本とか香港は長時間労働をよし、とするのでしょうか?


 ↑
日本の場合は、労働は美徳、という価値観が
あるからだと思います。
労働は、単なる生活の具ではない。
労働は、社会に貢献し、己を鍛える尊い
モノである。

こういう価値観を広めたのが、江戸時代の
儒学者、石田梅岩です。

欧米では、労働は神が与えた罰だ、ということ
になっています。



香港の場合は、法整備の遅れだと思われます。

香港工会連合会は、香港の労働問題の特徴は「長時間労働と無償残業」
にあると分析しています。

原因となっているが、圧倒的に強い立場にある雇用主の存在と、
それを放置している香港政府の対応です。

1980年代から、香港の主力産業は、製造業からサービス業へ急激に転換しました。
しかし、関連の労働関係の法律の整備は進みませんでした。

結果、小売、飲食、警備員や掃除などの業種から会社員まで
「強い立場の雇用主と、言うことが聞かざるを得ない労働者」
という構造が固定化してしまいました。

単純労働の業種は低い時給のまま長時間労働が強いられ、
会社員もサービス残業が断れない状況に陥っています。
例え大学を出て会社に就職した人でも、
サービス残業を拒めば解雇されるのが現状です。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうござました。
1.<労働は、社会に貢献し、己を鍛える尊い
モノである。>
<日本の場合は、労働は美徳>になるのですね。<欧米では、労働は神が与えた罰)であるののに対して。
心学の<石田梅岩)に代表される、この思想が江戸・明治時代の躍進にバックボーンを造ったのですね。
2.香港。<圧倒的に強い立場にある雇用主の存在と、
それを放置している香港政府の対応>ですね。<関連の労働関係の法律の整備は進みませんでした>なのですね。

お礼日時:2018/08/12 14:56

夫婦の仲が悪いからでしょう。



夫婦仲がよければ一刻も早く家に帰ろうとしますよ。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
会社をやっと出て、居酒屋にたむろしてから、しぶしぶ帰宅。
お帰りという言葉は聞けず。

お礼日時:2018/08/17 19:17

>>日本とか香港は長時間労働をよし、とするのでしょうか?



例えばAさんの頑張りで、仕事が大成功しても、上司は「みんなの頑張りで大成功した!」といいがちです。
もし、「この成功はAさんの頑張りのおかげだ」とか言えば、ボーナス等に反映させる必要が出たりします。でも、「みんなの頑張りだ」としてしまえば、会社は1円のお金の出費も増えませんからね。
まあ、生産性をアップして売り上げ・利益を伸ばそうとすれば、新しい機械を導入するとか、ソフトウエアを購入するとか、勉強会をするなど、それなりに予算が必要です。
そんな金を会社は出したくないし、売り上げアップのアイデアもない。
だから、日本の会社、社員は長時間労働をするのでしょう。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございます。
日本社会は、特別の個人を認めず、<「みんなの頑張りで大成功した!」>
にしたいのですね。横並びにしたいのですね。出る杭は打たれる、といいがちですね。会社は、”皆”が働いているよ、”全員”が長時間働いているよ、にするのが、一番手軽で安い施索なのですね。

お礼日時:2018/08/12 10:40

労使関係で労働者は働かせてもらってお金をもらっているのだから感謝感謝


戦後労働基準法などで労使で争議等通じ改善が見られたが最近は企業内組合になりあなたのおっしゃること正しいと
組合員は組合費を取られるだけ
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<企業内組合>のせいで
<労働者は働かせてもらって>いる、という境遇に陥っているのですね。
長時間労働であろうが、<感謝感謝>のみ。

お礼日時:2018/08/12 08:19

(以下、表現は分かりやすく現代風に書き直しています。


ご質問から、昔の我が国では「会社に採用されたら、徹底的に会社に尽くすのが模範社員だ」という根強い風潮がありました。そして、模範社員は社長から表彰されたり、模範社員手当を貰えたりするのが当たり前だったのです。このようなやり方が、かなり大きな会社でも行われてきました。

今は給料の制度が昔と変わり、長時間労働を制限していますが、古い考え方の人達が会社の幹部となり、昔に近いことを押しつけてきたのです。「サービス残業」と言って、残業の記録は付けないで朝から深夜まで働くことを押しつける制度が広まったのです。

そして、サービス残業を沢山した社員に「模範手当」のような特別の給料を払うようになりました。このため、手当を目的として、多くの社員が長時間労働を黙々とするようになったのです。
今の日本ではサービス残業をやめさせるように国も指導していますが、金儲け主義の会社は一向に改善する気配がないのが実情です。

ご参考まで。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
<昔の我が国では「会社に採用されたら、徹底的に会社に尽くすのが模範社員だ」という根強い風潮>があったのですね。
<朝から深夜まで働く>ことが会社に尽くす、と思われていたのですね。こういう風潮が相変わらず今も残っているのですね。

お礼日時:2018/08/11 20:43

長時間自分の人生を犠牲にすることで


会社への忠誠心と判断するからでしょう。

また、きちんと上司が判断できないというのも大きいと思います。
部下の仕事をきちんと理解せずに「肩書」だけで異動してくる上司が余りにも多すぎです。

いくら早く仕事ができても同じ部署で遅れている人の分を手伝うことが美徳とされている為
「出来る人」にばかり仕事がまわってくるという事態になります。

それで上司が出世させればまだ、やりがいがあるというものですが
部下の仕事を理解してない、上の人間に媚びを売って出世した上司が余りにも多いため
「出来る人」がどんどん辞めていくという事態になっている会社もあります。
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この回答へのお礼

早速のご回答ありがとうございました。
上司は<上の人間に媚びを売って出世し>て
<「肩書」だけで異動してくる>
彼は<部下の仕事をきちんと理解せず>
部下が<長時間自分の人生を犠牲にすることで>
<会社への忠誠心と判断する>
のですね。
日本社会も、この上司のようなものなのですね。

お礼日時:2018/08/11 19:26

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