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以下の問題なのですが、不完全燃焼が入っていてどう計算していいか分からないので解説してくださると助かります。

ベンゼンC₆H₆(液)1.0molを燃焼させたところ、不完全燃焼を起こし、C(黒鉛)0.25mol、CO(気)0.75mol、CO₂(気)5.0mol、H₂O(液)3.0molが生成した。この時の熱量は2989kjであった。

C₆H₆+xO₂=0.25C+0.75CO+5CO₂+3H₂O+2989kj
ここでxは係数を表す。またCO、CO₂、H₂Oの生成熱はそれぞれ111kj/mol、394kj/mol、286kj/molである。

これらの値から求められるベンゼンの燃焼熱を求めよ。

A 回答 (5件)

CO、CO₂の生成熱はそれぞれ111kj/mol、394kj/mol だから、


C+1/2O2 → CO+111 kj
C + O2 → CO₂+394 kj
故に、CO+1/2O2 → CO2+283 kj

ところで、求めたいのは C₆H₆+7.5O₂=6CO₂+3H₂O+?? kj であるが、
わかっているのは C₆H₆+xO₂=0.25C+0.75CO+5CO₂+3H₂O+2989 kj
1molのベンゼンが完全燃焼した場合と比較して、残りの0.25Cが燃焼してCO2になる際に発生する熱量(394×1/4)と、0.75COが燃焼してCO2になる際に発生する熱量(283×3/4)が加わる。

だから、2989+394×1/4+283×3/4=2989+(1243/4)=2989+310.75=3299.75≒3300 kj がベンゼンの燃焼熱となる。
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度々すみません。


計算が間違っていたので、再度訂正です。

C₆H₆+C+13/2O₂=5CO₂+3H₂O+2905.75kJ ・・・②

さらに二酸化炭素の生成の方程式は、

C+O₂=CO₂+394kJ ・・・③

②-③より、

C₆H₆+15/2O₂=6CO₂+3H₂O+3299.75kJ

よって、ベンゼンの燃焼熱は、3299.75≒3300kJ
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#2です。



一部間違えとCを消し忘れていたので訂正します。間違えと

xの値は、

(0.75+10+3)/2=13.75/2

①×0.75を引くと、

C₆H₆+C+13/2O₂=5CO₂+3H₂O+2878kJ ・・・②

さらに二酸化炭素の生成の方程式は、

C+O₂=CO₂+394kJ ・・・③

②-③より、

C₆H₆+15/2O₂=6CO₂+3H₂O+3272kJ

よって、ベンゼンの燃焼熱は、3272kJ
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一酸化炭素の生成の熱化学方程式は、次のようになる。



C+1/2O₂=CO+111kJ ・・・①

与えられた不完全燃焼式から、xを計算すると、

(0.75+5+3)/2=13.75/2

①×0.75を引くと、

C₆H₆+13/2O₂=5CO₂+3H₂O+2878kJ

よって、ベンゼンの燃焼熱は、2878kJ
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通常完全燃焼を前提に式を立てますが、それをグラファイト、一酸化炭素、二酸化炭素の0.25、0.75、5.0に分けるだけです。


面倒ですがコツコツ式を立てて計算して下さい。
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