夏目漱石の「こころ」を読んでの感想ですが、おかしくはないですか？↓↓↓↓宿題の読書感想文なんです 『

夏目漱石の「こころ」を読んでの感想ですが、おかしくはないですか？↓↓↓↓宿題の読書感想文なんです

『こころ』で衝撃的なのはＫが自殺
してしまうところだが、これは下宿の
お嬢さんをめぐる三角関係で親友の
「先生」に裏切られる形になった
ことを引き金としている。

「先生」はこのことに長年、苦しみ、
結局は自分も死ぬことに決めてしまう
のだが、私が違和感をもつのは、
「先生」のこの苦悩の詳細について
妻になった「お嬢さん」がまったく
理解しないままに終わることである。

というのも、人が自殺してしまう
ほどの壮絶な三角関係が発生した
原因の、少なくとも一つに、彼女が
Ｋに必要以上に接近して恋愛感情に
火をつけてしまったということが
あるのは明白と思うのだが、彼女は
結婚後、何年たってもそのことを
まるで認識しないようなのである。

Ｋへの接近が「先生」の求婚を
早めるための方策だったとしても、
それ自体は女性によくあることで、
私は咎めようと思わない。

ただ自殺という結果を見てなお
責任を感じていないのはいささか
不思議のように感じるのだ。

No.1 回答者： tobirisu 回答日時： 2018/08/20 17:10

あなた自身の感想ですから、全然問題ないです。

感想に「定型」はありません。
「こう感じるべき」などということはないのです。

自分の感じたことを述べる、それが感想文です。
なぜあなたがそう思うか、そう感じたか、もしっかりと述べられています。
だから、これでいいです。


ちなみに、私がこころを読んだのはずいぶん以前のことですが、
「なんという身勝手な男！！」「自分のエゴしかないのか！」「女々しい！」
という感想でした、先生に対してです。
明治の男の自分勝手な美意識、女性のこころを軽んじて省みないエゴに腹が立ちました。

感想は人それぞれでいいのです。

No.2 回答者： satoumasaru 回答日時： 2018/08/20 17:18

なかなかおもしろい読書感想文ですね。

読書感想文で「お嬢さん」にスポットをあてたというのは初めて拝見しました。

でも、もともと明治時代の作家にでてくる女性像なんて影が薄いんですよ。
書き込み方が浅いというか、女性の心理描写をまともに書けていないです。
この作品の「お嬢さん」に限らず、「坊ちゃん」の「マドンナ」だって性格の描写がほとんどできていませんしね。

夏目漱石以外でも森鴎外の「舞姫」だってヒロインがよくわかりません。
「不如帰」のヒロインだって単に愚痴っているだけですし。
「金色夜叉」のお宮さんだってどういうことで心変わりしたのかが不足しています。

まともに女性心理を書いているって樋口一葉や与謝野晶子の女流作家ぐらいでしょう。
それが明治から大正にかけての日本文学の限界なのかもしれません。

とはいえ、これが貴方の感想ならば良いのではないでしょうか。

No.3 回答者： ろしなんて55 回答日時： 2018/08/20 17:21

こんにちは。

問題ないです。
※
男は過去に拘り、女は今と未来に拘ります。
女は、過去など気にしないモノです。
「先生」は、今で言うと鬱による自殺でしょうね。

追伸）この作品の元と成ったのが、英国の詩人テニスンの小品です。
　　　「イノック・アーデン」ですね。
　　　こちらも、図書館で借りて読んでみて下さい。

No.4 回答者： スリープ 回答日時： 2018/08/20 17:40

まーいいけど

「こころ」は、クラス全員が共通して読む本なんですか？
それならいいけど、「こころ」を読んだことが無い人に、感想を伝えるには、登場人物が誰なのかが判らないので、あなたの思った事が相手に伝わりません。
詳細である必要はありませんが、Kとか先生が誰なのか、どんな人物なのか判らないので、課題提出されて先生が、おれはこんなの思わないよーと思われるとダメになります
(^_^;

No.5 回答者： tanzou2 回答日時： 2018/08/20 18:44

オカシクはないですが、責任を感じて

いないのは、何故か、ということについて
自分なりの考えを書いた方が良いと思います。

No.6 回答者： ななミア 回答日時： 2018/08/22 15:29

娘が高2の時の読書感想文の課題でありました。

娘は文章を書くことが苦手で、もうそこで止まってしまうと他の宿題が出来ないので、私が代筆しました。
勿論、娘の感想を聞きながら、纏めたものでしたが。

私は話に出て来る男性については、あまり書かずに、しずの気持ちはどうだったのだろうか？を中心に娘と話し合って、昼メロみたいな話だけど、しずは女性に何の選択肢もなく母と二人きりで下宿屋をする事で生業をしていたけど、実は芯のしっかりした女性だったのではないだろうか？
先生やKが自殺するように追い込むことは、殺人をするより安易で当時の女性の場合を考えると、男を翻弄させて死に至らせた復讐にも似た思いがあったのではなかろうか？というような内容でした。

視点を変えて感想を考えるのも、面白いものだな、と思いました。

追記
職員室で回し読みされて、先生達から「お母さんによろしく。来年も期待しているよ」
と、バレバレでした。