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人類史の歴史において石器や土器、槍の歴史についてはよく調べられており、石器については猿人も使っていたとされており、チンパンジーも石器を道具として使うことがあるようです。

一方、弓矢については石器に比べると進歩した道具だと考えられますが、いつ頃発明されたかはいまいち分かっていない感じです。
でも、多くの部族において武器として弓矢が独自に開発されており、古代バビロニアや古事記などにも弓矢がそれなりに完成された武器として登場していることを見ると、相当古い時期から弓矢が使われていたことは確かです。
人類が狩猟や戦争の武器として弓矢を発明したのはいつ頃だと考えられるでしょうか?
ホモ・サピエンス誕生と同時期、もしくは旧石器時代の10万年前までには発明されていたと考えるのは早すぎるでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • ヨーロッパで発明されたのですか?
    中国やインド、中東あたりで発明されていそうですが。

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2018/09/03 20:58

A 回答 (4件)

失礼


64,000万年⇒64,000年 です。

現生人類アフリカ発生説には、化石証拠の変化をうまく説明していない
との批判も有ります。全て置き換わったとすると、その後十万年足らずで
発生した現在の多様な人種の差を説明できないのです。

発明は世界各地で同時発生的か、遅れても独自にだったと思います。
ニュギニアやアマゾンの奥地で文明と接触していない民族が、40年前
位までは時々見つかりました。いずれも弓は持っていました(矢じりの
無いものが多く、木の先を尖らした小動物用のもの。)
つい最近も、アマゾンの奥地でドローン観察で文明と接触していない
民族が見つかり、16人が確認され、そのうちの3,4名は弓の様なものを
手にしていると見られています。
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興味ある説明をドイツ語Wikiで見付けましたので紹介します。


拙訳で、*は訳者注です。

最古の石鏃は、それが矢じりであるとの解釈に議論はあるが、アブリ・シブヅ
(南アフリカ、クァズル・ナタル州)で出土しており、約64,000万年の古さである。
ヨーロッパではソリュートレ文化(紀元前約22,000から18,000)以来火打石を尖らせた、多分矢じりとされる物が存在する。
<Die ältesten Steinspitzen, deren Interpretation als Pfeilspitzen aber umstritten
ist, stammen aus dem Abri Sibudu (Provinz KwaZulu-Natal, Südafrika) und sind
etwa 64.000 Jahre alt.[2] In Europa gibt es seit dem Solutréen (etwa 22.000 bis 18.000 v. Chr.) gestielte Spitzen aus Feuerstein, die wahrscheinlich Pfeilspitzen
waren.>

弓と解釈される最も古い考古学的発掘物は、マンハイム・フォーゲルスタング(ドイツ*)の砂利採石場で見つかった物で第三マドレーヌ文化期(後期旧石器時代後半
(前1,700~1,200年)。ラスコーやアルタミラ壁画の時代。*)の時代から出ており、放射性炭素法で前14,680±70BPと同定されている(較正して前16,055±372年に相当)。弓全体は長さ約110cm。再現によれば、能力は弓力で約25~30英ポンド
(11~13kg)と見積もられ、80mまでの到達距離が可能であったとされている。
<Das älteste als Bogen interpretierte archäologische Fundstück stammt aus
einer Kiesgrube in Mannheim-Vogelstang aus der Zeit 3n Magdaléniens[5] und
wurde mittels der Radiokohlenstoffmethode auf ein Alter von 14.680 ± 70 BP
datiert (entspricht kalibriert 16.055 ± 372 v. Chr.).[6] Der komplette Bogen
hatte eine Länge von etwa 110 cm. Anhand von Rekonstruktionen wird
die Leistung auf etwa 25–30 englische Pfund Zuggewicht geschätzt (11 bis
13 kg), was Reichweiten von bis zu 80 m ermöglicht.[5] >

私がこれらの記述で興味が有るのは、ネアンデルタール人(2~3万年前に絶滅と
されている)は弓を知らなかったのかも知れないと云う事です。
頑健な体で、小集団で、数少ない大形獣を、石槍で狩っていたネアンデルタール人は、
華奢な体ではあるが、大集団で、数多い小動物を獣を、手あたり次第弓で狩って、
北進してきた現生人類に追いやられた(「滅ぼされた」は使いたくない)のでは
ないでしょうか。

NHKの最近の科学番組で両種族の差は、小集団対大集団としていました。
しかし私は、寒冷地に適応したネアンデルタールは生殖行動も季節的に限られて
いたのに対し、南から上がって来た集団にはその制約が無く、年中盛り立ち、
結果として大集団に成ったと考えて居ます。
ネアちゃん・君はエキゾチックで好まれ、交配は短期間に友好的に進んだと
思われます。つまり、ホモエロクトスが現生人類の祖先だと考えると、現代人類の
万国共通の助平さは無理なく説明できます。それに弓が貢献したと考えると
「弓って凄いですね」。
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弓矢の発明時期は、洞窟壁画(フランスのラスコー洞窟、スペインのカステリョンの岩陰)から判断して、おそらく16000~14000年前頃と言われています。

この回答への補足あり
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弓矢の前に「投矢器:アトラトル」と呼ばれるものが発明され使われていました。

これは大体1万年前の氷河期時代に使われていたことが分かっています。

そしてそののち弓が発明されるのですが「どこで・いつ」発明されたのかは明確ではないものの後期旧石器時代の遺構から弓が出土するため、氷河期の終わりぐらいには弓が発明されていたと推測されます。

ただ、弓を作るには「弓に適した弾力のある木材・強く張っても切れない紐・加工につかう鋭利な道具」が必要なので、剥片石器が主流だった中期旧石器時代では弓を作るのは難しかったのではないかと思います。
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