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Toeicの新公式問題集に下記の文章がありました。

However, less frequently mentioned was the potential effect of such commercial development.

これは強調のための倒置構文という認識になりますか?
lessというマイナスの形容詞を文頭に置かれた事による倒置とも考えたのですが、理解できていない状態です。

ご説明頂ければ幸いに存じます。

A 回答 (1件)

Less frequenltyは、lessが付いていますのでマイナスの意味を持つ副詞句ですね。

ですので、この場合は「否定語句を文頭に出した場合」に起きた倒置として考えて差し支えないと思います。例文を『新マスター英文法』から引用します。
Never shall I forget your kindness.(ご親切は決して忘れません)
Little did I think that he would fail.(まさか彼が失敗しようなどとは、夢にも思っていなかった)
Hardly had the game begun when it started raining.(試合が始まるか始まらないかのうちに雨が降り出した)
On no account must this switch be touched.(このスイッチには絶対に触れてはならない)
(『新マスター英文法』、p.588)

・・・と、一応そういう説明にはなるのですが、この文の場合、倒置構文が用いられた理由は他にもあるような気がしました。
(1)と(2)の英文を比較してみてください。
(1)However, the potential effect of such commercial development was less frequently mentioned.
(2)However, less frequently mentioned was the potential effect of such commercial development.

(1)は倒置のない文、(2)は倒置がある文です。どちらの文の方が文の要点が伝わりやすいですか?
考え方はいろいろあるでしょうが、
■(1)の文は主語が比較的長いので、それを回避するために倒置構文を用いている。
■また、主語の「the potential effect of such commercial development」を読み手・聞き手の印象に残るように、文頭ではなく文末に移動している(情報構造の考え方)。

この文で倒置が起きているのは「否定語句を文頭に出した」ためだけではなく、こうした要素も背景にあるのでは、と感じました。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。完全に理解することができました。

お礼日時:2019/03/02 23:34

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