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繋がる の可能形は何ですか。繋がられるですか。

質問者からの補足コメント

  • 一旦なるほどと思いましたが、よく考えると繋がるの未然形は 繋がら-ない なので、やっぱり 繋がら-れる では?
    聞き慣れない言葉ですが。

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2019/03/21 09:38
  • お礼のところで、一点分からないと書きましたが、五段動詞の可能形の標準はいわゆる可能動詞(-e-ru) であるということですね。よく分かりました。

    No.10の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2019/03/21 18:50

A 回答 (18件中1~10件)

何だかいろいろ錯綜していますね。



まず、可能形(可能動詞・可能構文)というのは、すべての動詞についてあるわけではありません。

   可能構文は意志的な行為について述べるため、通常、主語は有情物であり、
   動詞は意志動詞に限られる。
                『現代日本語文法2』p.278(くろしお出版)

例えば、自然現象である「雨が降る」「雷が鳴る」は、
   ×雨が降れる  ×雷が鳴れる
とは言えません。

人間の非意志的な動作、例えば「財布を忘れる」も、
   ×財布を忘れられる
で、可能形は使えませんが、「嫌なことを忘れる」なら、「忘れよう」と努力して、
    嫌なことを忘れられた/忘れられない
のように可能形が使えます。

「つながる」も、
    この路線は地下鉄につながっている
では非意志ですが、
    世界の人とつながろう!
のような用法なら意志動詞です。

「意志動詞」というのもよく分からないところがありますが、ある動詞が意志動詞かどうかというよりも、用法ごとに考えるべきでしょう。

さて、「つながる」の「可能形」ですが、ひらがな単位でやるよりも、形態論の分析はローマ字を使ったほうがいいでしょう。

   可能構文の述語動詞は、動詞の語幹に可能の接辞をつけて作られる。可能構文は、
   動詞の語幹に接辞「-e-ru」(I型動詞の場合)や「-rare-ru」(Ⅱ型動詞、「来る」
   の場合)が付加した派生動詞によって表される。
           『現代日本語文法2』p.278(くろしお出版)

「つながる」は五段動詞(I型動詞)ですので、
   tunagar -u → tunagar -eru つながれる (「つながられる」は受身形)
です。
  例 世界の人々とネットでつながれると思ったのだが、なかなかうまくつながれない。

「可能動詞」という言い方は、五段動詞の場合、助動詞「れる・られる」の付加による
   よむ → よまれる
の形ではなく、普通は「よめる」が可能を表す形として使われるので、それを「よむ」とは別の独立した動詞として名付けたものでしょう。(すみません。この辺の事情はよく知りません。)

この「よめる」という形は、ひらがな単位での分析では「よむ」から作ろうとすると無理があるので、可能形とは呼びたくないのでしょう。

上の、ローマ字を使った(つまりは音素表記?)なら、語幹に「れる」ではなく「-e-ru」をつければいいわけです。

なお、大辞林などが「可能動詞」を付記していないのは、「つながる」の多くの用法が非意志的なものだからではないでしょうか。上に書いたように、ある動詞の用法全体が意志的(つまり可能動詞がありうる)あるいは非意志的であるとは言えないので、その動詞の「可能動詞」が[ある/ない]とどちらかに決めることは難しいのです。

以下は補足的なことです。

「つなぐ」「つなげる」の可能形は、
   tunag -u → tunag -e-ru (可能動詞)  (「つながれる」は受身形)
tunage -ru → tunage -rare-ru (元が一段動詞なので「可能動詞」はない)
です。
この二つの「つなげる」は、上は「つなぐ」の可能形(可能動詞)で、「~できる」の意味を持ち、
下は単なる他動詞です。
   恥ずかしくて手をつなげない。(つなぐことができない)
   コードとコードをつなげる。(結びつける・延長する)

可能の「れる・られる」について、いまだに国語辞典などが「五段動詞は未然形に「れる」がつく」としているのはちょっと驚きでした。
   読まれる 書かれる 泳がれる 死なれる 解かれる 持たれる 言われる 切られる
などを可能の意味で使われると、誤解が生じるのではないでしょうか。(もちろん、普通「読める・泳げる」が使われる、とは注記してありますが。)

saburoo
この回答への補足あり
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
よく分かりました。一点だけ分からないのは、

> 「つながる」は五段動詞(I型動詞)ですので、
   tunagar -u → tunagar -eru つながれる (「つながられる」は受身形)
です。

受身形と可能形はいつも同じだと思っていたのですが、異なる場合もあるということですか。

お礼日時:2019/03/21 18:23

繋がることができる

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まず、「つなぐ」の意味を辞書で確認してみてください。


http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%8 …
「つなぐ」の可能の形には、次の二つがあります。
①つなげる…五段活用動詞「つなぐ」から下一段化し、可能の意味を表した語。
「つなぐことができる」の意味。
例 彼女と手をつなげる。
②つながれる…五段動詞「つなぐ」の未然形に、助動詞「れる」が付いた形。
意味は①と同じだが、現代ではこの形はめったに使われない。
例 彼女と手をつながれる。

ややこしいのは、上の可能動詞「つなげる」とは別の「つなげる」があることです。
http://dic.yahoo.co.jp/dsearch?enc=UTF-8&p=%E3%8 …

この「つなげる」の場合は、下一段活用なので、可能動詞はありません。
(対応する可能動詞を持つのは五段活用動詞だけです。))
無理に作れば「つなげれる」になりますが、これはいわゆる「ら抜き言葉」です。
「つなげる」は上記のように下一段活用なので、その未然形に「られる」が付いて、
「つなげられる」となります。これが「つなげる」の可能の形です。

補足1
助動詞「れる」は五段活用動詞とサ行変格動詞の一部の未然形に付き、
助動詞「られる」は上一段活用動詞、下一段活用動詞、カ行変格活用動詞、
一部のサ行変格活用動詞の未然形に付きます。
五段…書く→つなぐ→つながれる、書かれる、読む→読まれる
サ変A…する→される
上一段…見る→見られる、降りる→降りられる
下一段…つなげる→つなげられる
カ変…来る→来られる
サ変B…論ずる→論ぜられる

補足2
助動詞「れる/られる」は、自発・可能・受け身・尊敬の意味を表します。どの
意味かは、文脈によって変わります。

補足3
「見れる」「出れる」などの「ら抜き言葉」は、将来標準的な言い方になる可能性
がありますが、現在の規範文法(学校文法)では誤りとされています。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2019/03/22 17:33

>「日本語文法」では認めているのですか。


五段動詞だけ「可能動詞」があるのではないのですか。

一般には五段活用動詞だけに「可能動詞」があり、その他の活用にはないといわれています。(いわゆるラ抜き言葉)、しかし、学者の中には将来はそういう「見れる」「寝れる」「来れる」「できる」が普通になるだろうと予測する人もいます。実際に「ネット」上にも使われています。私自身「来れる」や「できる」は無意識に使っています。「合格できる」など皆使っているのではないでしょうか。「できる」など使うのが当たり前だという人もあるでしょう。
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この回答へのお礼

なるほど。
ありがとうございます。

お礼日時:2019/03/22 14:58

文法は万能ではありません。


現実に使われている、言葉、多くの表現を分類・分析して体系つけたのが文法です・
あなたの考え方はまず文法ありき・・・です、本来の文法とは逆の考えです。
繋ぐ、の可能形ありきが前提の質問です、可能形?、そんなものありません、だとしたら、ありえない質問していることになります。
繋ぐ、+がる、または+げる。
繋がることができます、繋げることができます、どちらも日常でも使われる言葉です。
これをまずどういう感じで受け止め理解するかが先です、その上で文法的に整理して、文法のどの位置に阿多は目られるか。
繋がる → 勝手に、自然に、意図せずに・・・(助動詞、自発、受動、使役、の自発に近い?)、繋げる → 意識して、他から何等かの影響を与えて(助動詞、自発、受動、使役、の使役に近い?)。
包丁 → よく切れる(助動詞 れる・・この場合は可能)。
ゴム紐 → よく伸びる(よく伸びれる、またはよく伸びられる、あなたはこんな表現するんですね!、ということになります)。
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#9です。


#10のniwa 先生のご回答は参考になりました。


特に「つながる」は意志動詞を無意識に想定していたのですが、非情物で非意志動詞の場合もあるという点です。

世界の人と繋がれる。

とは言えても、

この路線は地下鉄に繋がれる。

とは確かに言わないですしね。


「世界の人と繋がれる」
tunagar -u → tunagar -eru つながれる
という構図も教えていただきました。

「これだけ明るいと新聞も何とか読める」
yom-u→yom-eru よめる
「はしごを使えば屋根まで上がれる」
agar-u→agar-eru あがれる
「プールがきれいなので安心して泳げる」
oyog-u→oyog-eru およげる

なども同様かと思われます。
ところで個人的には、
「これだけ明るいと新聞も何とか読まれる」
「はしごを使えば屋根まで上がられる」
「プールがきれいなので安心して泳がれる」
なども違和感はありません。
音素としては、
yom-u→yom-ar-eru よまれる
agar-u→agar-ar-eru あがられる
oyog-u→oyog-ar-eru およげる
となるんですかね。

「こんなに暗いと新聞も読まれない」
「はしごを使っても屋根まで上がられない」
「プールがきたないので安心して泳がれない」
といった否定形だと違和感はさらに薄れます。
いずれも大辞泉でいうところの 未然形+「れる」の形です。
https://dictionary.goo.ne.jp/jn/235119/meaning/m …

しかし、
「世界の人と繋がられる」
「世界の人と繋がられない」
といった文はどうしても受け付けません。
これは感覚的なものにすぎないのか、または、なんらかの法則によって当然のことなのか。
そのへんのことで若干もやもやしています。
音素としては、
tunagar -u → tunagar -ar-eru つながられる
となるのでしょうか。
ここにきてふと思ったのですが、
「彼ならもう少し食い下がられる」
kuisagar -u →kuisagar -ar-eru くいさがられる
も受け付けませんね。
食い下がれる
です。
一方、
「この馬なら背が低いので容易に跨られる」
matagar -u →matagar -ar-eru またがられる
は受け付ける。
特になんらかの法則があるようにも見えませんね、今の段階では。
niwa 先生の解説を理解しきれていないのかもしれませんが。
どう思われますか?


因みに、日本語文法とか国文法とかの違いというものは全くわからない浅学の者ですが、ウィキには、

類似の動詞
可能動詞と別に、五段活用に対する下一段活用(古くは下二段活用)の自発動詞も数は少ないが存在する。例えば「切る」に対する「切れる」や、「裂く」に対する「裂ける」などがある。

という記述があるようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%AF%E8%83%BD …
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余談です。


「吹く」には自動詞(風が吹く)と他動詞(笛を吹く)があります。(知る人ぞ知る)下記辞書では、1が自動詞、2が他動詞と考えられますが、
 [可能]ふける
となっています。と言うことは、この辞書の「可能動詞」は他動詞にのみ言えることで、あまり信用できないことになります。難しいもんもですね。

【デジタル大辞泉】

ふ・く 【吹く/噴く】
[動カ五(四)]

㋐(吹く)空気が流れ動く。風が起こる。風が通ってゆく。「そよ風が―・く」
㋑内部から水や蒸気などが勢いよくとび出す。ふき出す。「血が―・く」「鍋(なべ)が―・く」
㋒今まで見えなかったものが外や表面に現れ出る。「新芽が―・く」「粉が―・いた干し柿」
㋓相場が上がる。「小豆相場が―・く」


㋐(吹く)口をすぼめて、強く息を出す。また、そのようにして物に当てる。「風車(かざぐるま)を―・いて回す」
㋑細い口から勢いよく出す。ほとばしり出す。「銃が火を―・く」「エンジンが白煙を―・く」
㋒息と一緒に口から出す。「タバコの煙を―・く」
㋓(吹く)出す息で音をたてる。「口笛を―・く」
㋔今まで見えなかったものを外や表面に現し出す。「柳が芽を―・く」「緑青を―・いた銅像」
㋕(吹く)出まかせや大げさなことを言う。「ほらを―・く」
㋖(吹く)鉱石を溶かして金属を分離させる。精錬する。「銅を―・く」
㋗(吹く)鋳造する。「鐘を―・く」
3 息をする。〈名義抄〉

[補説](1) 風が吹きわたるときの音、または口をすぼめて息を出すときの音がもとになってできた語という。(2) 1㋒と2㋔とは、結果は同じ状態を意味するが、2㋔は内部からの力や勢いがそのような状態にするという観点に基づくもの。(3) 2㋕は「また、調子に乗ってふいている」のように自動詞的にも用いる。

[可能]ふける
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。
「可能動詞」は奥が深そうですね。

お礼日時:2019/03/21 19:36

#9です。



> 繋が-らない

ですか。そうすると活用は、

繋が-らない
繋がり-ます
繋がる
繋がる-とき
繋がれ-ば
繋がれ

になるのですか。

あ、そうですね。
可能表現(未然形接続)と可能動詞(語幹接続)を混同していたようです。
とりあえず「 繋が-らない」は撤回します。
失礼しました。
もう少し考える時間をいただいて、まだ開いているようでしたら、さいどおじゃまさせていただきたいと思います。
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No.10の方のご回答を見て、「可能動詞」や「可能形」には、「意思動詞」であることが条件になる点に納得しました。

特に「可能動詞」においてはそうですね。とすれば「繋がろう」という意思があれば、「繋がれる」という可能動詞が存在していいわけです。地下鉄の「〇〇線は××線に繋がれる」とは、言えないけれど、「各国の人々と心が繋がれる」と言えるわけですね。
 もう一つ、五段活用の動詞は問題なく可能動詞が作れるなら(すなわち意思動詞であれば)、「歩かれる」という可能形は必要なく、「歩ける」という可能動詞が使えると言うことですね。
 これで、質問者も納得されるでしょう。
 しかし、その外の活用(上一・下一・カ変・サ変)をする動詞(意思動詞)の「可能動詞」(「見れる」「寝れる」「できる」「来れる」)はやはりどう考えればいいのでしょうか。「日本語文法」では認めているようですが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
私も納得できました。

> しかし、その外の活用(上一・下一・カ変・サ変)をする動詞(意思動詞)の「可能動詞」(「見れる」「寝れる」「できる」「来れる」)はやはりどう考えればいいのでしょうか。「日本語文法」では認めているようですが。

「日本語文法」では認めているのですか。
五段動詞だけ「可能動詞」があるのではないのですか。

お礼日時:2019/03/21 19:25

5段活用の自動詞ですから、#3さんのご回答どおりで、



繋がれる

が正解でしょう。

繋がら-ない

ではなく、

繋が-らない

です。

ただ、文法的にはこうなるわけですが、

繋ぐことができる

とするのが自然な表現です。

因みに、

繋げる

は他動詞「繋ぐ」の可能動詞。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

> 繋が-らない

ですか。そうすると活用は、

繋が-らない
繋がり-ます
繋がる
繋がる-とき
繋がれ-ば
繋がれ

になるのですか。

お礼日時:2019/03/21 17:50

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