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5時に駅前でお待ちしております
5時に駅前でお待ちします

以上の違いを教えてください。

A 回答 (3件)

はじめまして。



1.「5時に駅前でお待ちしております」:

(1)「おります」は「います」のややかしこまった言い方です。

(2)従って「5時に駅前でお待ちしています」でも同じ意味・用法になります。

(3)「います」は「いる」の丁寧語です。

(4)この「いる」は動詞「待つ」の連用形+接続助詞「て」を受けて使われています。

(5)この用法の「~ている」には「動作・作用・状態の進行・継続」を表す用法があります。

(6)従って、ここで「お待ちしています」と「ている」を使うことによって、待つという動作を「継続させる」という意図が伝わってきます。


2.「5時に駅前でお待ちします」:

(1)ここでは「いる」は使われず動詞「待つ」の丁寧語で終止しています。

(2)従って「継続」のニュアンスは現れず、「待つ」という動作を端的に述べています。

(3)動詞「待つ」には「来る、など実現するまでの間を過ごす」という意味があります。

(4)つまりこの動詞には、「時間を過ごす」という時の進行・継続のニュアンスが含まれています。


3.両文の違い:

(1)以上から、どちらも一定の時間「待つ」という動作が継続することには変わりありません。

(2)ただ、「おります」「います」という「継続・進行」を示唆する動詞を使った方が、「継続感」を強調することができます。

(3)従って「お待ちしております」の方が、主観的に「来るまでいつまでも待ちますよ」といった相手へのメッセージがより伝わります。

(4)一方「お待ちします」の方は、「5時に遅れないよう来る」ことを暗に要求している語感があります。

(5)一般的には「5時に駅前でお待ちしております/います」の方が自然です。

以上ご参考までに。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました

お礼日時:2008/06/24 20:42

ANo.2のjo-zenです。

補足します。

「5時に駅前でお待ちします」では、他にも、「(いやいやだけれども)待つ。待ってやる」といった、いわゆる上から目線のニュアンスが感じられる場合もあるかと思います。

いずれにせよ、「5時に駅前でお待ちします」は使わない方がいいと思います。

この回答への補足

回答ありがとうございました
↓間違えました

補足日時:2008/06/24 20:52
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この回答へのお礼

回答者にポイント

お礼日時:2008/06/24 20:47

「5時に駅前でお待ちしております」は、「5時に駅前でお待ちしています」を丁寧にしたもののなります。

予定では相手が5時に来ることがわかっていて、それを喜んで迎えますというニュアンスが強いと思います。

「5時に駅前でお待ちします」は、表現としては間違いとなるかと思います。あえて、この文章が意味するものを汲み取ろうとすれば、5時に相手が来るかどうか半信半疑だけれども、とりあえず待ってますよ、というニュアンスになるのかと思います。
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