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 「水に浮かべた氷が溶けても、水面の高さは変わらない」ということを、むかし誰かから教わりました。何とかの原理っていうらしいんですけど、いちお理屈も理解できました。要は、もともと氷として浮いていたときに水面下に潜っていた部分の体積と、氷全体が溶けて水に変わったときの体積がイコールになってしまうということなんですね。
 さて、その原理で単純に考えると、地球の温暖化によって極の氷が溶けたとしても、海水面は上昇しないのではないかと思うのですが、いかがでしょか? また、気温が上昇すれば、地球上の水は、海水として存在するよりも、水蒸気として存在する割合が高くなると思われますので、逆に海水面は下がるのではないかとも思ってしまうのです。
 よって映画の「ウォーターワールド」のような世界にはならないと思いますが、いかがでしょうか?
 以上は、飽くまでド素人考えです。全く見当違いなことを言っているのかも知れません。正しい答えをご存知の方、教えてください。

A 回答 (7件)

南極の氷河が解けると海面が70mくらい上昇する,と,


昔読んだ記憶があります.

水蒸気で言えば,地表の温度がとても高ければ,
全ての水は水蒸気として大気中に存在することもありえます.
実際,地球創世後は地表温度が何百℃で,今の水は全て水蒸気大気として
存在していました.
大気は相当濃いものだったでしょうから,気圧も物凄かったと思われます,
従って水の沸点は100℃よりずっと高かったでしょうが,
それでも全て水蒸気として存在していたと言うことは,
地表は真っ赤なマグマがどろどろとしているほどの高温だったのでしょう.

ウォーターワールドや未来少年コナンのようになるには,
地殻変動で大陸が沈まないといけないですね.
大陸が沈むとその体積分だけ海面は上昇もするでしょう.
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。やっぱり、ウォーターワールドのような世界はオーバーだと思いますね。
 みなさんのご回答を拝見していて、陸上の氷がかなりあるというのは、わかりました。地球上の海:陸の割合は7:3くらいだったかと思うのですが(間違っていたらごめんなさい)、その少ない陸の中で、しかも限られた寒冷地の氷の何パーセントかが溶けることにより海全体に影響を与えてしまうってことは、それらの氷は相当な量なのでしょうね。改めて驚かされました。

お礼日時:2004/12/06 13:13

南極大陸には巨大な氷床がのっかっていて、平均標高は2,200mにも及びます。

これが解けますと海水面は確実に上昇します。
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この回答へのお礼

 「平均標高は2,200m」とは知りませんでした。壮大なスケールですね。もちろん、それがいっぺんに溶けることはないのでしょうが、平均何mかでも低くなればやっぱりそれなりに影響はあるんでしょうかね。
 平均標高2,200mは覚えときます。ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/06 10:28

#1です。

グラスいっぱいの氷のうちは、解けるにしたがって水量は増えますが、氷がプカプカするくらいになると確かに解けても水量は増えません。っと言う事は#3の方の仰る通りですね。「呑みながら科学する」いいですね!酔っ払いのオヤジの独り言
m( ̄<ス> ̄)m m( ̄<マ> ̄)m m( ̄<ン> ̄)m
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温暖化で氷が溶けると、陸上の氷の分だけ海面が上昇するというのは皆さんの回答のとおりですが、これより影響が大きいのは、海水の熱膨張だそうです。



ちょっと試算してみましたが、水の体膨張率は
0.2×10^-3/Kくらいですから、水深5000mの海水の温度が1度上昇すると1m海面が上昇する計算になるのかな?
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この回答へのお礼

 海水の熱膨張? 知りませんでした。計算式は全く理解できませんでしたが、そうゆうのがあるんだということは、わかりました。それにしても「水深5000mの海水の温度が1度上昇すると1m海面が上昇する」ってのは凄いですね。ってゆうか、「水深5000mの海水の温度が1度上昇する」ってことは、大気の温度としてはもっと上昇しているってことなんでしょうね。
 新たな知識を得ることができました。ありがとうございます。

お礼日時:2004/12/06 09:04

簡潔に回答させていただきます。



>水に浮かべた氷が溶けても、水面の高さは変わらない。
アルキメデスの原理ですね。

>極の氷が溶けたとしても、海水面は上昇しないのではないか?
もし、全ての氷が海に浮いている氷山ならばLariatさんの仰る通りでしょう。ただし、実際には海に浮いていない氷が沢山あります。例えば、ヒマラヤやアルプスなどの山の上やシベリヤやグリーンランドなどの永久凍土と言われるような陸の上にある氷や雪です。これが溶けて海に流れ込めば海面は上昇するでしょう。

>水蒸気として存在する割合が高くなると思われますので、逆に海水面は下がるのではないか
実際に計算したわけではないので、正確なことは言えないのですが、要は1℃上昇したときの「蒸発による海水の減少量」と「氷が融解することによる海水の増加量」を比べてみると後者の方が多いというわけだと思います。
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この回答へのお礼

 あぁ、アルキメデスの原理でしたか? ずーっと思い出せずにいたのですが…、長年の便秘が治ったような気分です。
 逐一明快なご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/12/02 19:29

南極は南極大陸の上に氷があります。

解ければ海面は上昇するでしょう。

参考URL:http://hotwired.goo.ne.jp/news/news/technology/s …
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この回答へのお礼

そういえば、南極は大陸でしたね。ありがとうございます。

お礼日時:2004/12/02 19:22

ウィスキーをロックで飲んでいます、氷が解けてくるとウイスキーは薄くなり量は増えるんですが・・・・


水蒸気になるには相当温度が上がらないとならないんじゃないでしょうか?私もあくまでド素人考えです。
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この回答へのお礼

わたしの文章がへたですいません。水蒸気の部分については、水蒸気として存在する割合が「今よりも」高くなる、という意味です。失礼しました。

お礼日時:2004/12/02 19:10

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