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タイトルの通りですが、科学技術の進歩は人類を救えると思いますか?救えると考える人が多いとは思いますが、便利になる一方で、公害病の多発などで、人類は自滅するのでは?とも思っています。実際はどうなのでしょうか。

A 回答 (11件中1~10件)

多少後ろ向きの考え方であるかもしれないと最初にお断りします。



人間も生物のひとつであり、宇宙の一部である以上、繁栄が続き永久に人類の歴史が続くとは私には思えません。いつか、どこかで滅びる時が来ると考えるほうが自然に思えます。それが地球上でなのか、他の星でなのか、宇宙ステーションや宇宙船の中でなのかは別問題です。

この考え方からすると、過去のみならず未来も含め、歴史とは常に滅亡への歴史であると思います。そういう意味では、科学技術の進歩は人類の滅亡を遅らせることは出来ても、滅亡という運命から逃れる手段にはならないと思います。

別の観点から。
ある社会学者の説によると、たとえば発展途上国に病院を一棟建設する場合、病院の提供する医療により救われる人間より、病院建設過程で工事現場での労災事故発生の可能性、建築資材調達過程での事故、病院稼動開始後の医療廃棄物の害により怪我をしたり病気になったりする人間の数の方が多くなるのだそうです。(医療関係者の方、お気を悪くされたら申し訳ありません)

科学技術の恩恵を満喫して生きているので、あまり自信を持って言えないのですが、ご質問が「思いますか」になっているので、私は自分の思いについて書きました。
ただ、このような考え方であっても、残された人生の間に人類が滅亡するなどとは思っていませんし、病院の話もひとつの考え方に過ぎないので、人類の歴史というマクロな見方を離れ、自分の人生というミクロの視点においては、科学技術の発展を願う気持ちは強く持っているのが現実です。
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環境について勉強したばかりです。


『あなたが世界を変える日』
12歳の少女が 環境サミットで語った伝説のスピーチ
を見たばかりなので新鮮な気持ちで書き込みします。
科学の進歩は素晴らしいものですが、生み出す時に、ただ作るだけの考えで、捨ててしまうことをやめないと2050年には地球は環境汚染されることが目に見えているのです。
作るだけの進歩だけでなく、リサイクルや自然を取り戻すことを進めながら進歩していかなければならない岐路に今私たちは立っていると思います。
生活のため、会社のためと思っている場合ではなく、将来の子供たちのための開発は許せますが、漠然と時代だからと、また何の改善策も持たずに環境問題に反旗を翻すことの情けなさが浮き彫りになってきているのです。
アニメの世界じゃもう無いのです。一人一人が将来を考えて行かなければいけない時代になっていると思います。
この岐路で自己中心が多ければ破滅、みんなしてがんばれば、まだまだ地球は捨てたものでは無いでしょう。
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刃物は人を刺すこともできますが、料理に使ったり、


製品の加工に使うなど、人の生活に役立てることもできます。

科学も同様で、すべては使う人しだいです。

まあ「キチガイに刃物」のたとえどおり、倫理観が希薄な
人に、あるいは民度が未熟な社会で、あまり高度な科学
技術は使って欲しくないなあとは思います。
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 人類を救えるか、と言うより、科学は人類にとって無くてはならないものであると思います。

医学(これも科学の一種だと思います。)の進歩により、昔に比べて格段に医療は良くなっています。
 しかし、その反面、薬害など医学の犠牲となってしまった人々も多くいます。そして、薬害が拡大してしまったとき、そこに政治や企業の利益優先主義が関わっていることが多くあります。薬害という医学の限界を、政治や企業が放置したために被害が拡大するという図式です。これは公害でも同じことが言えると思います。
 科学を役立てるか否かはそれを用いる人間のモラルの問題であると思います。科学の副作用である「公害」、「薬害」を「因果関係」が無いことを理由に放置する。そこには政治と企業を結びつける「利権」、「金」という存在があると思います。
 純粋な宇宙開発のための技術も、政治に利用され、軍事転用されることもしばしばです。科学が人を不幸にするいい例ではないでしょうか。また、豊かさの追求のために化石燃料を大量に消費し、結果として公害が生まれる。公害を生む根本的な原因は、豊かさを求める私たち一人ひとりにあり、科学の誤った使い方をした結果ではないかと思います。
 科学は私たちの生活を豊かにし、また知識欲を満たしてくれます。しかし、科学はあくまで人間の発見した道具であって、人類を豊かにするもしないも、それを用いる人間しだいだと思います。豊かになりたいと思う欲求が、科学の進歩の原動力となる一方、大規模な市場経済の下、その犠牲になる人もいるということを忘れてはならないと思います。人間の欲求が無ければ科学技術の進歩というものはありません。その反面、大量消費のもとではその犠牲となる人が必ずいるのです。
 科学は、しばしば政治や企業に悪用され、また、大量消費のもと、公害を生むこともあります。化学を生かすも、悪用するも、その責任は私たち一人ひとりにあると思います。科学だけでなく、それを使う人類も進歩しなければ意味がありません。
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この回答へのお礼

難しいものですね。
しかし、科学の進歩なくして今は無い。
言葉では簡単に言えますが、現実はなかなかといった感じです。ありがとうございます。

お礼日時:2004/12/07 22:34

答えは「どちらもイエス」ではないでしょうか?



いまや科学技術なくして人類は存続できません。
さりとて、その科学技術自体が生み出す弊害がまた、
「人類を滅亡に陥れてしまう危険性」をはらんでいるのですから…。

結局は、科学技術とは
「人類にとって絶対になくてはならないもの」でもあり、また
「人類を自滅に追いやる可能性もあるもの」ですので、
それを「使うこと」は絶対に必要だが、「使い方には十分な注意が必要」ということでしょうね。
(※「超強力なお薬」みたいなモノでしょう)
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救えないでしょう。


確かに、科学技術の進歩は救う可能性を持った物です。
しかし、それを使うのは、我々人類です。とりわけ政治の責任は重いでしょう。

ビスフェノールAという環境ホルモンをご存じでしょうか。
ガン細胞を異常に増殖させる物質です。これは、プラスチック製品から溶け出す物質です。しかも、体内に蓄積されるのです。
そこまでわかっていながら、「因果関係がわかっていない」と放置してます。
その結果、哺乳びんや、学校給食の食器にまで使用されています。

別にこれらの事は我が国に限った事ではないのです。
過去、公害に苦しんだ日本は、色々規制をして、昔頻繁に起こっていた、光化学スモッグなんて言葉も死語になりつつあります。
ところが、現在、中国は垂れ流しです。日本に降る酸性雨の原因は中国による物とも言われています。
アメリカが京都議定書に従わないなど、どの国も問題を抱えています。

そんな訳で、科学が進歩しても、我々人類がそれを活用できない限り、活用するにしても遅すぎた場合、やはり人類は滅びるのでは。
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恐竜が絶滅した時をはるかに上まわる規模で、現在、生物の大絶滅が進んでいます。



公害による影響より、将来の食糧危機が心配ですね。
でも、一旦、人口が1/10くらいになれば、人類は生き延びるかもしれません。
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何点か質問でわからないことがあります。



科学技術とは何を指しているのでしょうか?
そして、人類を救うとありますが、人類とは具体的には何を指すのか?

科学技術が農業を含むのであれば、人類はもはや科学なしには生きられない存在ということになります。狩猟採集では、人類は全世界に10万人程度しか住めないからです。

科学技術が産業革命以降の技術を指すのであれば、やはり人類は科学なしには生きられません。これらの技術がなければ、地球には1億人程度しか住めないからです。

質問の前提として「科学技術の破棄」というもものがあると思うのですが、それがどう言うものなのか私には想像がつきません。科学技術の進歩をストップさせるという意味でしょうか?(しかし、科学技術というものはその自律的な成長も内包しているわけで、実際には進歩のストップなどというものはありえないわけですが)。

公害病で死んだ人や、戦争で死んだ人が「科学技術」に殺された、というのは誤解でしょう。これらの人は「人間」に殺されたに過ぎません。

過去、宗教戦争でもたくさんの人が殺されました。科学技術にせよ、宗教にせよ、人間が編み出した方便です。使い方を誤ると、人を殺します。殺す主体は常に「人間」であり、それが「科学技術」や「宗教」の性だ、と思うのは責任の転嫁に過ぎません。
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この回答へのお礼

漠然とした質問で失礼しました。
科学といっても自然科学、人間科学を始め、たくさんの科学がありますが、全てを含めて大まかにという感じでお願いしたものでした。
難しい回答ありがとうございます。参考にします。

お礼日時:2004/12/07 22:33

科学技術は全人類を救えるか?


なら

 答えはノー

科学技術は人類全滅を回避する
カギとなるか?
なら
 
 イエス
です。

>公害病の多発などで、

 公害などより自然災害のほうがダメージが
でかいですから。

 恐竜は公害で絶滅したわけじゃない
ことをお忘れなく。
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救えるかどうかではなく、救わざるを得ないのです。

さもなければ自滅あるのみです。

なぜかというと、すでに人類は科学技術なしでは、繁栄できないからです。科学技術以前の世界の人口を考えてみてください。日本の都道府県なみか、それ以下ですよ。なぜなら食ってゆけないからです。

もはやここまで人口が増えてしまえば、先に進むしかありません。もしかしたら救えないかもしれませんよ。でも残された道は、それしかないのです。
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