プロが教えるわが家の防犯対策術!

グアム、サイパン、テニアンから各100機ずつ出撃して合計300機は分かるのですが、よく漫画や映画で空一面がB29でそれが一気に焼夷弾を投下したように描かれています。空襲時間が2時間半とか聞きましたので一気に来襲ではなく、数十機ずつ波状攻撃したように思えるのですが実際はどうだったのですか?夜間300機が一気に来たら、B29同士でぶつかるような気がします。

A 回答 (7件)

英語版のウィキペディアによれば、


正確には346機のB-29 が出撃しました。
サイパンから290機、グアムから56機です。
先行機を除く、325機が飛び立つのに2時間45分かかったそうです。

>A total of 346 B-29s were readied.
>The 73d Bombardment Wing contributed 169 B-29s
>and the 313th Bombardment Wing 121;
>both units were based on Saipan.
>At the time of the raid the 314th Bombardment Wing
>was arriving at Guam in the Marianas,
>and able to provide only 56 B-29s.

https://en.wikipedia.org/wiki/Bombing_of_Tokyo#O …
( Bombing of Tokyo (10 March 1945)をクリックしてください)

>3月10日午前0時7分に爆撃が開始された。
>325機の出撃機のうち279機が
>第一目標の東京市街地への爆撃に成功し、0時7分に

> 第一目標 - 深川区(現在の江東区)
> 第二目標 - 本所区(現在の墨田区)
> 第三目標 - 浅草区(現在の台東区)
> 第四目標 - 日本橋区(現在の中央区)

>へ初弾が投下されたのを皮切りに、
>城東区(現在の江東区)にも爆撃が開始された。

註:英語版では午前0時8分。
詳細は日本語版をご覧ください。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9D%B1%E4%BA%AC …

英語版を見ると、
被害を大きくするため、爆弾はXの字の形に投下し、
後続はそのX内のほかの地域に爆弾を投下した、とあります。
>Their M47 bombs rapidly started fires in an X shape…
>…had been briefed to attack different areas
>within the X shape to ensure
> that the raid caused widespread damage.
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。そのような作戦の明細が文章で残っているのですね。
知れば知るほど恐ろしい作戦です。

お礼日時:2019/11/11 17:35

tonyjaaです



①経済について

世界恐慌により各国が保護貿易に転換していく中、イギリスもそれにより打撃を受けたため、イギリス史初めて自由貿易体制から保護貿易体制に転換し、輸入関税法により高い関税を課します

但し、イギリスの自治領(ドミニオン)、植民地には関税を課さないことを帝国経済会議で決定
いわゆるブロック経済(帝国特恵体制)です

更に金本位制から離脱、貿易の決済には金からポンドが使われます

第二次世界大戦中のブレトンウッズ会議まで戦前の国際的基軸通貨はポンドでしたので
アルゼンチン、北欧諸国、ポルトガルなどイギリスとの貿易額の高い国々はイギリスのポンド・スターリングブロックに組み込まれるのです

②軍事費について

ポンドが国際的基軸通貨であった為、通貨の国際的信用を得る必要から戦前は財政赤字を避けていました(財政均衡政策)

当然の事ながら戦争になると莫大な軍事費が必要となります

まずは各国もそうだったように赤字国債を発行
それでも足りず
自動交戦原則に拘束される主に自治領から軍事費を徴収しました
(南アフリカのボーア人は対独宣戦に反発し、前大戦開始時には反乱を起こしたこともあります)

財政赤字の英領インドに対しては通常の経費を徴収しましたが、その他のインド軍近代化や戦時経済への転換経費はイギリスが拠出しました

それでも足りないイギリスの軍事費、軍事物資、兵器はアメリカからの借款、レンドリースで補填
(債権者となったアメリカはブレトンウッズ会議でイギリスの債務減額要求を拒否し、基軸通貨の地位はポンドからドルになります
イギリスが借款、レンドリース代金をアメリカへの返済が完了したのはつい最近です

ソ連も莫大なレンドリースをアメリカから受けていましたが、代金支払いはプーチン大統領が事実上踏み倒しました)

③戦争準備について

航空機生産に必要なアルミニウム
仮想敵国ドイツは隣国ハンガリー、イタリアという同盟国からアルミニウムの原料ボーキサイトを多く輸入できたので不安がありませんでしたが

イギリスのボーキサイトの輸入先はカナダであった為、ドイツと戦争状態になった場合、潜水艦による攻撃により補給線がズタズタにされることが予想されたため
前もってカナダ現地でアルミニウムを生産することを決定、カナダのアルキャン社にそれを委託しました

イギリスはドイツとの戦争を予想し、戦前からドイツ本土を爆撃できる四発戦略爆撃機を開発していました
イギリスの戦略爆撃機の特徴はアメリカの戦略爆撃機より爆弾搭載量が多いことでしたが、護衛する戦闘機の足が短く
大戦初期に昼間爆撃でドイツ軍戦闘機により大損害を受けたため、昼間爆撃を断念、夜間爆撃に切り替えたのです
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2019/11/18 16:44

No.3です。


補足。

こちらで見ると、
編隊を組まず、一列縦隊で爆撃をしています。
>The B-29s would overfly the city’s most densely populated areas
>at 7,000 feet instead of 30,000 feet,
>in single file rather than in formation.
https://www.airspacemag.com/daily-planet/deadlie …

ブログですが、同じことが書かれています。
>絨毯爆撃とは、ドイツ爆撃でB17爆撃機を一列縦隊で飛行させて、
>市街地へ隙間なく爆弾や焼夷弾を投下させた手法だ。
https://chinchiko.blog.ss-blog.jp/2015-03-10

さらに、興味深い記述がありました。
>1945年(昭和20)3月10日の東京大空襲Click!のとき、
>丘陵から強い北風が吹きぬける夜空を、
>落合と上高田の地域住民は見あげていた。
中略
>いくつかに分かれたB29の大編隊は、
>(城)下町方面から東中野あるいは落合方面へと低空で侵入すると、
>その上空で大きく転回しながら再び燃える下町の上空へと引き返していった。
https://chinchiko.blog.ss-blog.jp/2016-08-10

また上記のブログの中に大空襲のとき、
新聞の字が読めたという話が出てきますが、
同様の話を直接聞いたことがあります。
場所は府中です。
また昼間、飛んでくるときは、
東京に出るための飛行ルートとして多摩川を利用し、
よく川沿いに飛行していた、とも聞いています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。色々、知ることが出来ました。

お礼日時:2019/11/13 12:53

一気に来襲しました



対日本土爆撃より通算ののべ投入爆撃機総数が20倍も来襲した対独本土爆撃では
イギリス爆撃機は1日1000機を投入していたこともあります
それも夜間です

イギリスの爆撃機は夜間専門で都市に対する無差別爆撃が専門で
誘導にはレーダーが使用されました
迎撃するドイツの夜間戦闘機もレーダーを使用したため、互いのレーダーを妨害する電子戦は熾烈を極めました

アメリカの戦略爆撃機は優れたノルデン照準機があったため、昼間爆撃を行いましたが
P-51戦闘機が護衛として投入されるまでドイツの戦闘機によりかなりの被害を受けました

シュヴァインフルトとレーゲンスブルクに対する爆撃ではアメリカは1日で爆撃機を376機投入しましたが
ドイツ軍戦闘機、高射砲部隊により内54機が撃墜され、帰還した爆撃機でも87機が大破していて廃棄処分になりました

従って対日本土爆撃で330機が投入されることは不可能ではありません
但し対日本土爆撃は長距離爆撃なので日本軍の戦闘機や高射砲部隊に迎撃される戦闘により損失より
天候や疲労による事故での戦闘外損失の方が上回っていました
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございます。イギリスのどこにそんな軍備を持てるだけの経済力が
あったのでしょうか? アメリカの援助ですか。

お礼日時:2019/11/13 12:51

これ、一気にやるのではなく、ゼブラ(縞)のベルト状に爆撃をするんですね。


そして、焼けていない所に、次の爆撃の編隊が爆撃をするのです。
なぜこんなことをしたのか、焼けていない地帯に逃げた人を殺すためです。

この絨毯爆撃は最初から日本軍の基地や工場をねらったものではありません。
人々を多数殺して戦意を喪失させるために行われたものです。

東京大空襲:恐るべき戦争犯罪に手を染めた米国
https://www.google.com/search?q=%E6%9D%B1%E4%BA% …

ひどい話ですが、これを企画立案した、カーチス・ルメイに対して
日本政府は戦後、勲章を授与しているんですね。
対米従属もいいところです。

カーチス・ルメイ
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%BC …
    • good
    • 1
この回答へのお礼

アメリカ人の友達から聞かれたことがあります。「日本人はアメリカ人を恨んでいないの?」
そう思わざるを得ない殺戮方法です。アメリカ開拓時のインディアンへの考え方と同じですね。

お礼日時:2019/11/11 17:37

通常は数機~十数機のチームで梯団を組み、質問者様がおっしゃるようにこれで波状攻撃します。

各梯団の距離は数千メートル単位。
 チームを組む目的は(本来は)防御機銃の死角をできるだけ少なくし、敵迎撃機に効果的な射撃を加えることです。あんまり密集しちゃうと敵が内側に入ってきたときに射撃しにくい(同士討ちになっちゃう)ため、梯団は適当な距離を置いて飛行します。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。夜間にそのような飛行技術を持っていたのですね。練りに練った作戦ですね。

お礼日時:2019/11/11 17:32

ぶつかりそうでぶつからない、高精度の速度制御技術があったんでしょうね。



    • good
    • 0
この回答へのお礼

ありがとうございました。

お礼日時:2019/11/11 17:30

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!