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タイトルの通りです。自分の見る限りではどれも3倍
なのですが・・・。どういった理由があるのでしょう。
3倍以外のものもあるのでしょうか?
(そもそも、同じテープなのに「標準」と「3倍」という
二つの方法で録画ができること自体不思議なのですが)

A 回答 (9件)

電気屋です。


VHSはビクターの開発当初、2時間録画の標準でした。
ベータの1時間記録に勝つためです。

しかし、海外輸出の際、パナソニックが2倍モードを開発して搭載しました。これは、ラグビーや野球の試合が、2時間テープでは録画できない為、アメリカの要望に応えたものです。国内では、サンヨーがベータ陣営だったのに、「フィッシャー」というブランドでVHS・2倍モード搭載機を一時国内販売していました。

その後、ベータがベータスリーと言うモードで記録時間を延ばしたので、対抗で3倍モードを搭載した機種を販売することになりました。当時、標準も3倍も同じ記録ヘッドを使って録画いていましたので、これ以上の長時間記録は鑑賞用には画質が悪い、と、長い間3倍モードが搭載されました。

アモルファスヘッドの開発で、さらに精密なビデオヘッドのチップができるようになりました。ジャスト19ミクロンヘッドを使い、3倍モードを高画質化し、その応用で、シャープが5倍モードを独自規格で搭載しました。パナソニックが取り入れたので、一時期は5倍モードがもてはやされました。

記憶の限りでは4倍モードはありません。

記録時間の違いは、簡単にいえばテープの走行速度を変化させて対応しています。それに対応してビデオヘッドの制御もかわりますが、ヘッドの回転数自体は変化しません。(相対速度です。)一回で書き込まれる情報量が違うので、長時間録画になれば画質は低下します。

何年か店頭で製品の変遷を見ての回答ですが、確信はありません。
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下の方がヘッド速度が違うと書いていますが、間違いです。

ヘッド速度は同じです。

海外の話もありましたがPAL・SECOM方式(ヨーロッパの放送形式)のテープは、NTSC方式(日本など)より短くなっています。2割くらい短かったと思います。関係ない話ですが・・・
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MITSUBISHI(Panasonicにもあったと思います)など5倍モードがありますよ。

しかし通常の規格ではないため異メーカでの互換性がありません。

VHSはそもそもVicterが開発しています。そのときに標準と3倍の2モードの録画ができるという規格にしたのです。なのですべてのデッキで標準3倍と2モード可能なのです。

標準と3倍の差は、というと・・・

標準と3倍ではテープの走行スピードが違います。3倍モードは標準モードの1/3のスピードで走行しています。標準で1分間に約2m、3倍では約67cmテープが走行しています。
デッキ内でヘッドが回転しテープ上に斜めに映像が記録されていきます。テープ上にヘッドで映像が記録される際1回分の記録幅は標準と3倍では同じですが、3倍の場合は少しずつ重なりながら記録されます。よって3倍の方が記録されている情報量が少なくなるので画質がおちると言うことです。
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 海外には2倍(LP)モードがあるようです。



 東芝の5倍モード搭載機を使っていました。とりあえず、録画しておく・・・にはちょうど良かったです。

参考URL:http://www.jvc-victor.co.jp/products/others/PAL- …アンカー
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VHS方式が誕生した時、既にSONYのベータ方式が2倍モードを持っていました。


VHS陣営としてはこの2倍モードに対抗するために3倍モードを開発しました。
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VHSだけを見れば、国内では確かに標準と3倍しかないように見えますが、5倍速録画と言う機種も存在します。

また、以前、輸出用の中には2倍速と言うビデオも存在しました。(現在はどうなっているかは不明)

昔あったβ機(私は現在も使ってます)にはβI・βII・βIIIの3段階の録画モードがあります。当初はβIが標準でしたが、録画時間の短さからβIIモードが出来、それが標準となりました。(βIモードがない機種が多数でした。)

Hi-8や8ミリビデオにはSPとLPがあり、LPと言うのがSPに対しての2倍速となっています。他にもDVビデオにも同じような倍速モードが搭載されています。(DVに関しては詳しくないので、自信なしです。)

>そもそも、同じテープなのに「標準」と「3倍」という
二つの方法で録画ができること自体不思議なのですが⇒これはテープと回転ヘッドの相対速度を3分の1にすると言う事です。つまり、簡単に言えば、テープへの記録密度を3倍詰め込むと考えて下さい。その分、画質が落ちてしまいます。
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下記のVHSの基礎講座をごらんください。



5倍モードを有する機種を発売していたメーカーは、「シャープ」でした。

参考URL:http://www.geocities.jp/kiev19m/vhs/vt.html
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ベータには1、2、3倍のモードがありました。


事実上βIIが標準、βIIIが長時間録画でした。
(ベータカムはもっとテープスピードが速い)

VHSが3倍速を採用したのは、録画時間でβに勝つためでした。
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>そもそも、同じテープなのに「標準」と「3倍」という


二つの方法で録画ができること自体不思議なのですが

これは簡単です。録画ヘッドの回転速度が標準と3分の1なんです。(遅い方が3倍です。だから画質は悪くなります。)

ちなみに5倍はでていました。(メーカーはちょっと忘れましたがその機種でしか再生できないので無意味ですが)

3倍の理由はちょっと分かりません。
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