dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

「仏、太子とおはせし時、我にとつぎて御妻たり。」
という文章で、
「太子と」の「と」を文法的に説明する問題で、答えが"断定の助動詞”でした。わけが分かりません。

「と」は「~とともに(一緒に)」と訳せるので、格助詞だという方が自然ではないでしょうか

どなたか、格助詞より断定の助動詞が正しい理由、教えてください。

A 回答 (2件)

敬語を抜いて、仏、太子タリし時=>仏が太子であったとき、と考えるべきですね。

    • good
    • 1
この回答へのお礼

「おはす」が敬語だということを忘れていました...!

ありがとうございます。

お礼日時:2020/03/25 23:33

この「と」は断定の助動詞「たり」の連用形です。


「太子とおはせし時」の訳は、「太子でいらっしゃった時」となります。
この文は「仏が、(その昔)太子(=王子)でいらっしゃったとき、私と結婚して(私がその)妻であった」という意味になります。
仏というのは、釈迦のことでしょう。釈迦は、出家前は王子(=太子)でした。そのことを言っているのです。

もしあなたの解釈だったら、「仏が、太子と一緒にいらっしゃったとき、私と結婚して~」となってしまいます。ここのポイントは、「仏=太子」であることを見抜けるか、です。
文脈から考えても、「仏が私と結婚して~」のはおかしいでしょう。仏は妻帯しませんから。「仏が、仏になる前の在俗の王子であった時に、私と結婚して~」と解釈すれば、意味が通ります。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

ありがとうございます。スッキリしました。

お礼日時:2020/03/25 23:36

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!