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ASUS ROG MAXIMUS HERO WIFIのマザーボードとSamsung970EVOPlus1TBのM.2SSDを使用した自作PCに、ASUSのユーティリティーソフトウェアであるASUS RAMCacheⅢをインストールし
16GB搭載してあるメモリのうち5GBをキャッシュに指定してあげました。普段8GBも使用することは恐らく無いので、16GBの内の5GBの割当量は妥当でしょうか?またPCの処理速度が全体に向上し高速化したように思えるのですが本当でしょうか?何故高速化するのか詳しく説明できる方お願いします。

A 回答 (1件)

RAMCache III のようなメインメモリの DRAM を直接キャッシュに使う場合は、普段使う容量を残して割り当てる程度で良いと思います。

16GB で普段使用量が 8GB 以下なら、残りを全部割り当てても良いですが、たまにブラウザで沢山のページを開き、8GB 以上消費してしまうこ1とがある場合は、5~6GB 以下にするとよいのではないでしょうか。このような RAM ディスクに割り当てるとメインメモリは減ってしまいますので、使い方でメモリ不足にならないよう注意して下さい。

キャッシュに割り当てる容量が多いほど、SSD/HDD をカバーできる範囲が広がりますので、高速化の維持できる時間が長くなります。キャッシュに SSD/HDD から最初に読み込む場合は、キャッシュにデータがありませんので通常に速度ですが、2 回目からはキャッシュに入ったデータから読み出されますので、DRAM にアクセスする時間でデータが読み出されます。データはある範囲が連続して読み出されることが多いそうなので、データがキャッシュに収まっている限りは、非常に高速にアクセスできます。

書き込みは、キャッシュにデータを書き込んで終了なので、これも速いです。その後で SSD/HDD へ実際のデータを書き込みます。アプリケーション側からはキャッシュに書き込んで終了しますので、解放が速くなりす。これは、普段使ってている遅延書き込みと同じですが、キャッシュの容量が桁外れに多いので、結構効く訳です。

それと、ブラウザキャッシュも RAMCache III になるため、これらも速くなりますね。SSD にキャッシュを保存するのに比べて、DRAM には書き込み制限はありませんので、キャッシュは特に SSD の寿命にも関係するでしょう。※SSD への書き込みを DRAM が代替します。

RAM Disk について: ソフトウェアによる RAM Disk。
https://ja.wikipedia.org/wiki/RAM%E3%83%87%E3%82 …

32bit OS が全盛の頃はメモリは 4GB までの認識で、実質 3GB 前後しか使えませんでした。4GB 以上積んでも OS では使えないので、余分な容量を RAM Disk に割り当てていました。キャッシュや一時ファイルの置き場所だけでなくデータも置けますので、かなり高速化に貢献していたと思います。ただし欠点もあって、いきなり電源が落ちてしまった場合は、RAM Disk にあるデータが消失し本体側との整合性が取れなくなってしまいます。また、起動時に RAM Disk の構築と、終了時に書き戻しが必要なので、それぞれに時間が掛かってしまいます。メモリが大容量になり、高速の SSD が台頭してきて、その必要性があまり感じられなくなり RAM Disk は次第と使われなくなりました。※管理が面倒だと言う理由もあります。

i-RAM: ハードウェアによる RAM Disk。
https://ja.wikipedia.org/wiki/I-RAM
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