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全くの写真初心者なのですが、どなたか教えて下さい。
写真展や写真集、雑誌の写真などで、フチが黒くなっているものってありますよね?アーティスティックって感じのやつです。あれは、いったいどうやっているのでしょうか?
知らなさ過ぎて、お恥ずかしいのですが、よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

アーティスティックということなので、おそらくはネガからの「手焼き」だと思います。


「手焼き」とは文字どおり暗室で人間が手作業でプリントするものです。(通常、街の写真屋さんのようなDPEショップでは、機械によるプリントがほとんどです。いわゆる同時プリントも機械プリントです。)

手焼きにおいてフチが何故黒くなるか、を言葉で説明するのは少し難しいのですが、簡単に言うと、プリント時にフチ部分が強く露光されたということです。

写真の基本的な仕組みは、ネガを通して印画紙に光を当てるというものです。この時、ネガの画像部分をはみ出した光が、ネガの透明部分(コマとコマの間とか)を通って印画紙に当たります。フチ部分は遮られずに光が通るので画像部分よりも黒くなるのです。

フチの有機的な形は、手焼きの時に自然と出来上がるもので写真家が意図したものではありません。プリントするごとに変わったりします。
これ自体は難しい技術ではなく、手焼きすれば自然に付いてくるものです。
店の機械では、フチの出来る部分に初めから印画紙がないため、フチがつきません。

ちなみにポジ(スライド)をプリントする時の余黒指定では、フチは直線的になります。

もし実際に件の黒フチを付けたい時は、自分でプリントするか、プロラボと呼ばれるような店に持っていくことになると思います。手焼きしてくれる所ならどこでも構わないのですが、街の写真屋さんは対応していないことが多いです。
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この回答へのお礼

ご丁寧な回答ありがとうございます。そういう仕組みだったんですね。長年の謎が解けました。
ありがとうございました。

お礼日時:2005/02/02 01:47

実際のプリントの方法はNo1さんの書いた方法どおりだと思います。



実際に黒ぶちプリントをしたい場合、普通のカメラショップでは白ぶちは応じてくれるかもしれませんが黒ぶちは難しいと思います。黒ぶちの写真を作りたかったらパソコンに画像を取り込んで画像編集ソフトで黒いフチを作成してプリントするのが簡単だと思います。

あと写真館など暗室を所有しているカメラマンのいる店なら注文に応じてくれると思います。ただ値段は少し高くなると思いますが。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
パソコンで作成する方法でやってみようかと思います。

お礼日時:2005/02/02 01:42

写真展のパネル加工された印画の場合には、二通りの可能性があります。



まず、ポジフィルム(スライド)から印画紙に引き伸ばした写真は、そのままでフチは黒くなります。ネガフィルムから引き伸ばした写真のフチが白くなるのと反対の現象です。「余白」に対して「余黒」と呼びます。

ネガフィルムから印画紙に引き伸ばす時に写真のフチを黒くしたい場合には、暗室作業でフチの所だけ露光させて強制的に黒くさせる事はできますが、一種の職人芸なので綺麗に仕上げるのは難しいです。

通常は前者のケースがほとんどでしょう。

写真集や雑誌に印刷された写真などはまた話が別になります。最近の印刷物はコンピュータグラフィックで編集・レイアウトされていますので、フチの色や周囲のボカシ具合などは自由自在に加工できます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。やはり、普通のプリントショップではできないんですね。参考になりました。

お礼日時:2005/02/02 01:44

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