幼稚園時代「何組」でしたか?

企業にて輸入部門に配属し3年になります。雑貨等を主にアジアの国々より輸入しているのですが、納期の遅れが絶えません。何か避けるいい方法はございますでしょうか。避けられないリスクとして受け止めるしかないのでしょうか。

A 回答 (11件中1~10件)

アメリカで小さな商社を営んでいる者です。

 私なりに書かせてくださいね。

物流管理(システムの運営及び管理・向上)の事をこちらではLogisticsと呼んでいますが、まさにそれをkonpatiさん(ないし管理職)がやらなくてはならない事です。

アジア、特に中国、からの納期遅延は今起こったことではありません。 アメリカでも、メキシコから仕入れ先をヤ工場を経済的理由で移転した輸入元の大きな問題になっております、

安く買えても物流管理が難しくなればそれなりの対応が必要になってくるという事ですね。

ロジスティックスの基本はまず問題の原因を追求し一貫性問題をクリアする事から始まります。 つまり、遅延がどこで起こり、どれだけの遅延を及ぼしているのか、一貫性があるのかそれとも事故と呼べるものなのか、という統計作りから始まるわけです。

それにはまず「工程段階」をリストアップする事をしなくてはなりません。 アメリカなどあまり変化のない社会であれば3-5年間ほど戻り工程ごとのデータ入力をしますが、中国のように3年前の事情はもう古すぎて使い物になりませんので、2年が限度とみています。

もちろん社外の事であるし後に書きますが工場内での工程のデータはないでしょう。 しかし、工場名、貨物の斉数(か、重量/金額)、注文日、希望工場出荷日、仕入先の工場出荷予定日、工場渡し日(船の場合は曜日が大きな要因になります)、港への配達日、船積み日、出港日、日本での入港日、税関リリース日、そして入庫日くらいなら分かると思います。

それらをエクセルに入力しグラフに出して、遅延理由をはじき出すわけです。 グラフにすることで、遅延度が数字ではなく図として見る事ができます。

これで、平均値が暗算でも出ます。 そして例外ケースもグラフにはっきり見えます。

この平均を直接グラフに計算させて出す事も簡単な作業ですね。 この平均線を違う色で出すようにします。

こうすると、一目でどこが遅れているのかが分かります。 船ですから、飛行機と違い、予定していた船をミスすると1週間ないし2週間の遅れが生じてしまいます。 ですから、この点を考慮に入れて平均値との差をどのように判断するか決めておかなくてはなりません。

また運送中の事故ないし祭日などがかかわってきた場合などもコメントが入れられるようにしておきます。

また、これからの注文においての工程入力はできるだけ細かくするようにして将来より有益に使えるようにしておくことも必要です。

希望工場出荷日、仕入先の工場出荷予定日、実際の工場出荷日を入れる事で、仕入先がいつもどのくらいさばよって短期の工場出荷予定を言ってくるのかが分かります。 また、これで注文日と希望日と実際の出荷日がどのような関係があるのかも見ることができます。

余裕を与えるとその分だけ遅くなる、と言う結果が出てくる中国の工場が増えています。 しかし、余裕を与えない場合でも同じメーカーが同じ遅延で出荷するというちょっとおかしな現象も出てくることがあります。 つまり、このようなメーカーでは平均値に基づいて上乗せをして余裕を持たせても遅延の減少には成り立っていない所もある、と言うことです。

何もないところといってもいいほどつい最近始まった生産業の拡大に伴い、製造管理者の不足と急激なインフレ(物品生活の急激な上昇)により、経験を持った者の引き抜きのお陰で工場生産管理が低下する所も少なくありません。 遅延の理由がここにある可能性もあると言う事です。

さて、ここまでの分析をすることでかなりの原因追求するめどがたつと思います。

たぶんこれらを見ると工場での遅延が一番大きな物になっているのがはっきりするのではないでしょうか。 

長くなりましたが、いくらかの解決案としてどのようなものがあるか書いてみますね、

まず、コミュニケーションを密にする。 それによって工場の連絡係との間柄をよりよい方向に持っていくことを年頭に「付き合う」 もう少し詳しく書くと一年後には御社のスパイといえるほど位のものにする。つまり、」上司にはこう言えと言われたけど本当はこうなんだ」というような情報を得られるようにする、と言うことです。 もちろん工程情報を得る事によって統計をより有意義な物にするためのコミュニケーションではあります。

これは今では輸入額に応じて中国に通信事務所を置くこともかなり安価にできる法律も出来上がっていますので、これを使うことで現地での管理がしやすくなります。 もし今の所予算や注文額が少ないというのであれば何年後の目標と定める。

そうでなければ、現地の調達サービスを使って工程管理を高める。

できるだけ頻繁に工場を見学する。 これはメール/電話/ファックスでは出来ない人間関係を高めることに役立ちます、

仕入先に二股をかける。 悪い表現ですが、仕方ありません。 きれいごとではすまないこともあるのがビジネスですね。 これによって、比較ができるだけでなく変化の激しい中国での布石の一つとして考えなくてはなりません、 問題点がわかればそれを防御することもできるわけです、
 
遅くなったからといってキャンセルした所で品物は入手できませんね。 できなければ国内のお客の信用を失うだけです、 つまり、キャンセルできる体制にもっていく準備をするということです、

物流管理には品質管理というものも含まれます。 予定通りにはいったとしても商品が悪ければ問題が起きます。 よって、現地の人や日本人を使って梱包前にその商品がいい物であるかどうかを証明させる、と言うやり方がこちらでは使われるようになりました。

L/C決済は品質の保証にはなりません、 よって、L/C決算するのであれば、検査人の証明書をつけさせる事もできますね、

しかし、石ころを送るような会社では何でも作ってしまいます、 香港でもそうやる会社があるくらいですから、

ですから、TTでOKなのであれば、購買条件として、前金、税関通関後、そして、検品後、の三つに分けてTTするようなやり方もできますね、 

しかし、次第に製造元市場になってきつつある中国では十分注意して条件交渉に向かわないとなりません、 ここで「二股」が都合の言い布石にもなっているわけです、

F.O.B. Chinese portであれば、できるだけ信用がおけ経験のある日本の乙仲業者を使い、彼らの出港側の死者にコンテナの動きを管理させる、と言うことも重要です、

一応ここで終えておきますが、たぶん充分な回答ではないと思いますので、読んだ後また書いてください。

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。

 
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No.3です、補足します。



1)L/C決済なら船積期限より後のB/Lが添付された手形を不渡りに出来ます。  それを避ける為には納期を守らなければなりません。  納期遅れを防ぐ一つの手立て。

2)FOBでこちらの都合の良いように迎えに行くのも一つの方法ですが、どんな場合でも荷物引き取り時必ずcinsignee側が海上運賃を払わなければならない欠点があります。

少し例が悪いですが、極端に言えば石ころを積んで来られても運賃を払わなければなりません。

CIF, C&Fでも、shipperに嫌がられますが、足の速い本船、船会社をL/C上で指定出来ます。  そんな信用状を何度か見たことがあります。

3)罰金を果たすのはともかく、納期どおりでボーナスと言うのは見積もりに含めねばならず、高値、競争に勝てない結果につながります。
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No.8さんの回答で若干符に落ちない点がございますので、この場を借りて質問させてください。

(質問者さん、場を荒らして申し訳ありません。)
1)まず、工場出荷の遅れが主要因という前提で、契約をFOBに変える意味がわかりません。船積作業から関わろうとすれば、その手間はL/C開設よりもよほど面倒だと思いますし、また、海上運賃をFreight Collectにして値上がりしないと思いますか?何か思うところがあるのでしょうか。
(そもそも契約をCグループと決め付ける材料は何処にも無いと思いますが...)
2)運送時間短縮については、他法令云々よりも、税関検査が発生するかや船足/到着確認のスピードの方が重要だと思います。その点をアドバイスするのであれば、輸出入者符号を取得しているかどうかや、貨物確認時間を圧縮できるよう、利用している船会社がNVOCCなのかOriginal Carrierなのか等を確認する方が先ではないでしょうか。
3)Penaltyを認めるという事は裏を返せば値引きさえすれば遅れても良い、という事ですよね。
遅れたら貨物を受け取らない権利が輸入者に発生するL/Cよりもかなり弱い拘束力だと思いますが...。
既にスポットで到着払いにしているような強い立場の質問者さんが、わざわざ妥協ラインを設けるのはマイナスにはなりませんでしょうか。
4)20'VANの雑貨といえばかなりの量ですが、それをL/Cに適さないロットと言い切る根拠は何でしょうか?
また、スポット扱いのこの事例で、例えば「契約はCIFで決済はL/C」と合意するのと、いちいち「決済は現金で○%前金、残りは到着後送金、但し遅延の場合は...」と合意するのでは、私は前者の方が話が早いと思いますが。
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(1) 現在の契約条件はC & F あるいはCIF 到着港ですね。

”輸入部門”から想定されます。FOB積出港に変えてFORWARDER(たとえば日通など)に引き取りから行わせます。自らの指定業者に輸送を担当させます。
(2) 雑貨の輸入手続きには食品衛生法(子供のおもちゃなど)など他法令の規制もあります。関税を払えばいいだけではないので、このあたりでも時間をとられませんか。
(3) 後払いの70%のうち契約納期に間に合った場合5%のBONUS、遅延の場合は2.5%のPENALTYなどを契約条件に入れ込む。お金の流れは指示の流れです。
(4) このロットでのL/C決済は時間と労力の浪費です。IT時代の貿易には即決性が重要です。前払い30%後払い70%の送金決済でご商売が続けばよろしいことでしょう。(3)は後払い実行時の条件ですが、あまり大きい金額にすると最初からの折り合いが悪くなるでしょう。

参考URL:http://www2.nittsu.co.jp/ocnis01j.html
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#1のazuazu0821です。



やはり「船」でしたか。質問内容を見ている際に多分船であろうと思っていました。

補足内容の中に「製造上の遅れ」と書いてありましたね。確かに、製造上の遅れが発生した時点で、乗せる船も変わってきますので、納期が遅れてしまうのも無理はありませんね。

以前、船舶代理店の輸入のお仕事をしていたんですが、中国線でも1週間置きに入港し、荷物を積んで出港していました。毎週それの繰り返しです。急に乗せると言っても書類の問題もあるので、なかなかうまくいかないと思います。そのままコンテナをおいていてもそれなりのヤードに対しての手数料が取られてしまうし。

お話を聞いている限りでは、製造工程での遅れはその工場がどうにかしてくれない事にはどうしようもないと思います。その工場がどうにもならないなら、「船」→「飛行機」に変えるとかしない事には…と思います。

一般的な考え方ですみません。
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No.5です。

L/Cにしない理由は、お金の問題ですか。
それは、簡単ですけど一番難しいですねぇ。
コストの問題は、経営戦略に関連しますから。
さらに、L/Cにすると手間もT/Tよりもかかるので、人件費も増えそうですし。(雑貨は扱う物よっては売値が先にありきで、コストを商品に振替にくいですしね。)
しかし、納期の遅れという見えないリスクを背負うよりはL/Cにする手間の方がまだ良いのでは。
小さな会社という事ですが、そうであればこそリスクを負わない形が良いと思います。
部外者が口を出す問題ではありませんが、もともと、仕入れから販売-現金化するまでのタイムラグがある危険な商売で、これ以上のリスクは多少のコストでも無くす方が良いと思います。
関税/消費税の立替なども含めると銀行からの借入金も多いと思いますので(銀行にとっては良いお客様)、L/C開設を銀行に相談してみては如何でしょうか。
また書類の取り扱いなどを全てご自分でやると質問者さんの業務量が増えてしまうので、L/Cに移す前に納期遅れの理由とそれを回避する手段、その為のコスト、人的な補強を見積もって上司の判断にゆだねるのが良いのでは。
そこまで情報を揃えて変えずにT/Tという判断であれば、納期遅れは質問者さんの責任ではありません。
(その伺い書は日付とコピーをとってご自分で保管ですよ。
ご自分に責任が来ないようなリスク回避もお忘れなく。)
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海外の雑貨を扱う中で、賠償や示談は難しいと思いますよ。


工場の生産遅れだけが問題であれば、決済をL/Cして、
L/C上のB/L dateや書類買取期限を縛れば良いのでは。
期限を守れなければ、お金を払わないだけです。
(でも海外とスポットの仕事をしているならば、普通はL/C決済にしますよよねぇ。何か他にも理由がありそうですが...。宜しければ補足願いますね。)

この回答への補足

ご回答ありがとうございます。やっぱりL/C決済がベターですよね。全てT/T決済(30%前払い)で行っているのですが、理由は手数料の問題のみです。小さい会社なもので。

補足日時:2005/01/31 13:29
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No.2です。


そういう事であれば「納期遅れ」というリスクを会社としてどう評価するかですね。吸収出来るのか出来ないのか。出来ないのならば対策を講じる必要が有ります。
どのような対策をとるかは会社の規模、あなたの担当している取引の会社全体の取引に対する割合(貢献度)などによりリスクマネージメントの担当者が決定されるべき事柄なので部外者は何とも申し上げようが有りません。
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納期遅れに対してクレームをつけて賠償を果たさせるとか、荷為替手形を不渡りにするとか強硬手段に訴えることは考えておられないのですか。

  相手先はその商品を独占的に販売しているのですか。

上のとおりなら、前のご回答者が仰るように遅れるのを前提にしてさばを読んで納期を決め、貴社の販売先ににもさばを読んで売り繋ぐことです。
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契約内容が不明なので良く解りませんが納期遅れの理由の分析はされましたか?


遅れがどこで発生しているのか:工場出荷、輸出港(空港)までの輸送、輸出通関手続き、輸出港(空港)から日本国内の到着地までの輸送、のどこにどのような問題が有るのか、その解決策はあるのか、解決する為のコストはどの程度か、コスト負担はどちらが行うのかなどなどに付いて徹底的に調査分析されましたか。
現実的には納期遅延を予め組み込んだビジネススケジュールを立てる必要が有るとは思いますが・・・。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。納期遅れの理由は工場での製造段階での遅れが大半です。ある程度は納期遅延を考慮したスケジュールを考えていたのですが、遅延が2~3週間ともなると厳しいものがあります。大方が一度限りの輸入取引のため特に輸入契約を締結していないので、事態が生じた時点でのコスト負担交渉となっているので現状です。

お礼日時:2005/01/31 12:12

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