No.2ベストアンサー
- 回答日時:
冷静に見れば、1分間見ただけで分りますが、相手の協力や合意があって、成り立っているということです。
バックドロップなど、かけられる側が勢いをつけてあげていますし、すべては納得ずくです。
相手の技をかけやすくすると共に、自分の怪我も最小限に留める必要があります。
このために、普段のトレーニングがあるわけで、相手に勝つ技や体力をつける為のトレーニングではないのです。
従って、勝敗も決めておくことは可能です。一般の試合の場合はどちらが勝つか成り行きで決めることもありますが、タイトルマッチの場合は、はっきりとどちらが勝つか決められています。
勝つのは、興行面での交渉で決まりますので、経済的に不利な方は、「勝利権」を得ることができません。
ですから、よほどのバックアップがないと、最初は負け続けざるを得ません。徐々に立場を向上させて、勝利が得るようになるのです。
プロレスファンからは、別の意見が多くあるでしょうが、この点については、1000%自信を持って断言できます。
では、「スポーツではない」かというと、そうとは言えません。
「スポーツ」とは、「体を使い、運動する」ことで、その一部に「競技」が含まれます。「競技」でない例としては、「ジョギング」「ラジオ体操」など、いくらでもありますね。
プロレスは、勝負をかける「競技」ではないが、体を使う「運動」だ、ということです。
但し、「やる対象としての運動」というケースが滅多になく、「見る対象としての運動」ということなので、その観点からすると、よく言われる「興行・ショー」という方が近いことになります。
No.9
- 回答日時:
こんばんは
いろんなとこで良くこういう質問ありますよね。ぼくも思ったことがあります。僕の場合は妹のつてで、あるプロレスラーに会ったときにほんとに強いか、スポーツか格闘技が知りたくてケンカ売りました。相手は今は全〇、以前は新〇で〇〇〇〇カッターって技を使う人でした。
結果は半端でない強さでしたwスポーツだ、八百長だという前に一度ご自分で体験してみては?見に行ってるだけで判断するのでなく、自分の体で感じてみては?
自分は正直、自身があったのですが(がたいもそこそこあるし、空手、柔道も、ストリートファイトの経験も結構あったので)それ以降、見た目がかわりました。
最後は仲良くお酒飲みましたよ。
似たようなボードがいくつもあり、聞くのがややためらわれたのですが、質問してよかったと思います。かゆいところに手が届く回答が多く、もやもやしていたものが、だいぶすっきりしました。
私が知りたかったのは、そもそも「プロレス」と何なのか、ということで、八百長云々についても、そのことの真偽ではなく、なぜプロレスは他のスポーツと違い、そのような議論が頻繁に持ち上がるのか、ということに興味がありました。これについてもだいぶ納得がいったので、満足です。みなさん、充実した回答を寄せていただき、ありがとうございました。
No.8
- 回答日時:
まあこの手の疑問を抱いてる方全てに言いたいのは。
一度WWEを見てみろ、と。
プロレスはスポーツだの格闘技だのショーだの八百長だの。
そんな議論が(良い意味で)馬鹿馬鹿しくなりますから。
あと個人的に言わせて頂ければ、プロレスは「スポーツ・エンターテイメント」だということ。
No.7
- 回答日時:
>>真剣勝負じゃないということに、プロレスラー自身、負い目を感じたりはしないのでしょうか?
なかなか鋭い返しですね。
思いっきり個人的な意見、書かせてもらいます。
もちろん、負い目は感じていると思いますよ。それはレスラーの抱えているジレンマですね。設定されたシナリオの中で強がったところで、あまりカッコよくないというのは、レスラー自身が一番感じていることだと思います。最近の格闘技ブームで、自分たちの存在が安っぽくなってきているというのも、当然感じているでしょうしね。
彼らも本音では、サッカーやオリンピックの選手同様、勝利のために死力を尽くしたいんだと思いますよ。でもプロレス界の「暗黙のルール」=「決められた結果に従って、ことを進めなければならない」がそれを許してくれません。相手を本当にノックアウトしてしまったら、団体から出場停止処分を受けてしまいますからね(過去にそういう選手がいました=前○日○)。リアルファイト(真剣勝負)がしたかったら、レスラーはプロレス以外に活躍の場を求めるしかありません。K-1、プライドに参戦するレスラーが増えてきたというのは、彼らの、リアルファイトへの渇望ゆえだと思います。いかんせん真剣勝負に慣れていないので、ボコボコされることが多いですが。
結局、「プロレスはショーである」ことを公にしていないのが問題なんですよ。#6さんのおっしゃるように、アメリカはとっくに公表しています。だからこそ、向こうのレスラーはアクター(役者)に徹することができるし、ファンも「本当はどうなの?」という疑念を持たずに観れるんです。
ところが日本のプロレスは、やっていることはアメリカと大差ないのに、「プロレスはスポーツであり、筋書きのないリアルファイトである」と観る側に思わせたがっているんですね。だから八百長云々、っていうややこしい話になるんですよ。質問者さまのように、今だに半信半疑で見る人が少なくないというのも、それゆえです。告発本がけっこう出てきているので、最近は多少状況が変わってきましたが、「プロレスはショーである」と言い切ることは、長い間メディアでタブー視されてきたんです。まあ、今でもタブーと言えば、タブーです。そんなコメント、テレビで聞かないでしょう?
「ショー」だとぶっちゃけてしまえば、日本のプロレスも、「うそ臭い」とか「八百長だ」と言われずに済むでしょうし、そのほうが観る側も運営側も吹っ切れて、ビジネスとしてもうまくいくと思うんですよね。だからさっさと公表すればいいんです。暴力団との癒着なども含めて、まったくもって「風通しの悪い」業界だと思います。
(ちなみに#5さん推薦の、ロバート・ホワイティング『東京アンダーワールド』は興味深い本です。私もお勧めします)
No.6
- 回答日時:
例えばアメリカのWWEなんかは完全にエンタです。
すでにオーナーがそう発表してますし、構成作家もいます。
要はドラマみたいなもので一般人はこれを楽しみます。
日本人のように八百長だなんだの議論ももちろんありません。
エンターテイメントスポーツとして確立されています。
レスラーはスーパースターと呼ばれていて
レスラーであり、俳優でもあるのです。
日本の場合は、猪木さんを例にとりますが
相手の力を9まで引き出して10の力で仕留めるとの
言葉通り、完全な格闘技ではありません。
しかしながら、単純に演技がうまければいいのか
と言うわけではなく、そう見せる為には相手に
怪我させることなくそのような戦いをする。
アマレスではなくプロのレスリングと考えてください。
アマレスにプロのショーの要素を加えてもの。
失礼ではありますがこのような質問は日本人独特
だと思います。
外人友達の方と付き合ったりすると分かるんですが
無理やり奥底に入ろうとせず
単純に見た目のインパクトで楽しめればそれでいいんです。
No.5
- 回答日時:
はっきりとした答えが知りたいです。
、、スポーツですが勝敗は観客が喜ぶように決められます
昔プロレスの会場設営の仕事をしてました。
テレビ中継のあるときは迫力のある試合をしてますが
無いときは練習かと言うような試合をしてました。
プロレスは、何なのでしょう? その答えは
東京アンダーグランド という本に詳しく書いて
あります。胸のつかえが必ず降ります。読んで見てください
No.4
- 回答日時:
プロレスはスポーツではないでしょう。
そう言い切っても何も問題ないと思いますよ。スポーツとは「運動競技」ですから、勝利を目指して競っていない時点で、プロレスはスポーツではない、と私はとらえます。#2さんの挙げられているジョギング、ラジオ体操は、スポーツというより、エクソサイズと言ったほうがいいんじゃないでしょうか。まあ、スポーツの定義づけはどうでもいいです。問題にしたいのは、「野球、サッカー、柔道、ボクシング、陸上競技等々」と「プロレス」が別物である、ということです。なぜそう言えるかというと、プロレスの試合の大部分(おそらくは9割以上)が、事前に勝敗が決められているからです。選手もそれを了解済みでリングに上がります。団体抗争などと銘打たれた、一見ガチンコに映る試合でも、それは変わりません。高田延彦が「レスラー時代、自分の試合の結果を知らずにリングに上がったことは一度もなかった」と公表しましたが、それは他のレスラーも同じです。
じゃあプロレスは何なのかと言えば、「ショー」です。もうこの一言に尽きるんです。「観客と一体化した空間をつくり上げること」がプロレスの目指すところであって、「勝利の追及」は二の次どころか目的ですらないんですよ。プロレスをスポーツとして観てしまうと、いちゃもんをつけたくなるのも無理はないでしょう。「何で殴られることがわかってるのに、ロープに振られて返ってくるの?」って誰だって思いますよね。「おまえら勝つ気があるのか」、と。私も小学生ぐらいの時、いつも思ってました。でも客を盛り上げることが最優先事項の「エンターテイメント」だと思ってみれば、一見こっけいに思えるレスラーのパフォーマンスにも納得がいきませんか。
みなさなん、ありがとうございます。やっぱり勝敗の行方はあらかじめ決まっているんですね。でもそれはプロレスラー的にはいいんでしょうか?つまり、真剣勝負じゃないということに、プロレスラー自身、負い目を感じたりはしないのでしょうか?再質問でもうしわけありませんが、どなたか答えていただけると助かります。
No.3
- 回答日時:
エンターテイメントでしょうね。
アントニオ猪木も、昔「俺は日本一の興行師になる」というようなことも言ってました。
スポーツ新聞の仲たがいの記事から、マイクでの口撃も、みんなファンを楽しませるためのエンターテイメントの一環だと想います。
No.1
- 回答日時:
アマレスはは強さを追求しますが、プロレスはそれだけでは成立しません。
見せること「ショー」の要素も必要です。大きい大会例えば「武道館」「東京ドーム」に向けて、お客さまを呼べるよう、それなりの「ストーリー」をつくることもあるでしょう(強いものが負けるとか)。
あくまでビジネスですから。
格闘技(スポーツ)とエンターテイメントそしてビジネスの間にあるものそれがプロレスです。
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