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大正時代は「養子」とか普通にあったのでしょうか。

またそういう方はどういう背景から「養子」になるのでしょうか。
やはり跡取りが断絶するという関係が一番強いのでしょうか。

初耳のことを知ったのですが、祖父がそうだったようで結婚を義父母に反対→勘当されて無理して結婚したそうです。

その後、満州へ移り住みました。
これも教えて欲しいのですが、満州へ移住した日本人って貧困層が多かったのでしょうか。
それとも別の理由とかあったのでしょうか。

A 回答 (8件)

理由は大きく言って3つ


1、跡取りの問題
2、他家との結びつきを深めるもしくはつながりをつくる
3、一族の財産の保全と言った理由が考えられます
 祖父の方が、祖母の方の家の結婚の条件が「1」であったため、祖父の方の家から勘当されてしまった可能性が一番だと思います。養子に行くと縁が切れるからと、結婚に反対されたにもかかわらず、結婚したということです。
満州へ行った人たちは大きく言って4つの理由があります
1、日本国内に農地が無く、国の政策で「満州に土地をもらい入植開墾」を考えた小作層(多くはこの層です・満蒙開拓団と言います)
2、満州の資源や産業開発のために送られた日本企業や日本政府の駐在員(この層は豊かな生活をしていました)
3、多くの日本人移住に伴い現地の日本人のために流通部門や飲食・商業部門で豊かになろうとした(いわゆる一旗揚げようとした人・この層は、比較的自己資本を持っていましたが浮き沈みは激しかったようです。「大陸浪人」などともよばれました)
4、中国やモンゴルの人に知り知り合いがいて、現地の日本人や本土とのつなぎ役をしていた。(この層は、割と自由な人たちで、政治的・経済的にいろいろな活動をしていました。比較的豊かな生活をしていましたが、個人資産は少ないタイプでこの層も「大陸浪人」などと呼ばれている人もいました)
質問者の祖父の方が、どのタイプかは文面からはわかりません。おじい様を想い出しながら、想像してください
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この回答へのお礼

とても詳しくありがとうございます。

祖父は戦後すぐに病死した為、実は父自体も幼すぎて祖父をほぼ知らないそうです。

なので推測でしか言えないのですが、
・勘当された時点で、財産というものはほぼ無かったに等しい。
・ただし、祖母側に財産があった可能性があります。
※祖母の実家は神奈川の田舎ですが農家(みかん畑など)でした。
理由:死別しても再婚せず、母子家庭で5人の子供を育て上げた。
5人とも全員、大学を出ており今でさえ母子家庭は大変なのに、それだけの財力を女性が一代で築き上げたのはちょっと考えにくい。

→ただ1の問題だとしたら祖母は死別した時点で、旧姓を名乗ったと思われます。実際は祖父の義父母の名字をそのまま使ってます。

お礼日時:2020/12/04 19:52

大きな商家では、基本は婿取り(法的には養子)による養子相続です。

奉公人の中から優秀な番頭を娘の婿として迎え、家の姓を名乗らせれば、家督は安泰です。ですから、商家にとっては娘の誕生の方が喜ばれました。
日本に数百年続いている老舗の多くがこういう形態の相続を積極的にを行っています。

逆に農家や地主は長子相続が基本で、男子がいない場合に限り、親戚から養子を迎えていました。武家もそうですね。こういう家では旧民法の元、嗣子がいないと断絶でしたから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2020/12/05 12:00

家が中心の時代でしたから、


跡取りがいない家には、
親類の子だくさんの家から男子を養子に行きました。
当時の国策(満蒙開拓団)、
小作農には移民には土地が提供され、自作農になれました。
都市では食えない貧困層は満州の都市で商売をし、
一旗揚げる目的でした。
軍、官僚、満鉄、満映、等の支配層は移民ではなく、駐在。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

やっぱりそうなんですね。

お礼日時:2020/12/05 12:00

家の存続を重視してましたから、親戚の子を養子という話はありました。


農家の二男三男に婿養子の口があれば、親は喜んで出したようです。

満州。長男が家を継ぐと、それ以外の兄弟は不用ですから、満州へいったのは、そういう農家の二男三男が多かったようです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

祖父がどのタイミング(幼少時からか、少年期なのか)で養子になったかは不明ですが勘当されたにも関わらず名字は、義父母の名字を継ぎました(ただし、絶縁してます)

なぜなんでしょうね?
やはり元々の名字にしなかったのは、養子に出された恨み?というのがあったのでしょうかね。

お礼日時:2020/12/04 18:35

現在よりも「家」を重視した時代なので、全くの他人でも男の子がいない家には養子として、子沢山の次男、三男などが縁組されましたね。



 私の叔父も婿養子として一人娘と結婚し、その家の苗字を継いでいます。
昭和50年代の話です。

 もっと普通にあったことは、本家を継ぐために、分家から本家に養子に行くパターンですね。親戚同士のパターンは現在でも普通にあります。

 安倍前首相の弟衆議院議員岸信夫は生後間もなく母・洋子の実家、岸家の信和・仲子夫婦に養子として迎えられました。昭和の妖怪と呼ばれた岸信介元首相の家です。この岸信介も佐藤家から岸家に養子として。。。って、お父さんも佐藤家に婿養子として岸家からきたわけで、お父さんの実家を継いだということです。弟は佐藤栄作元総理ですね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

詳しい話、ありがとうございます。

確かに今は「家」が軽視されてますよね。
それが良いことか悪いことはともかく、確かに「家」を守るってのは命の次に大事なことだったかもしれませんね。

お礼日時:2020/12/04 18:30

昭和でも戦前は結構ありました。



子どもが多かったこともあり、その反面男児が亡くなったりしましたからね。
戦前は旧民法ですから女性では全く権利がありません。したがって、跡継ぎの男児がいないときは親戚から子どもを養子をもらうことは当然でした。

それ以外に、跡継ぎの男子がいない場合には娘婿を養子にし家系をつなげるということもありましたね。旧家ならばさらに本家の断絶にそなえて娘婿を養子にして分家をするということもありました。

満州にでかけた人は貧困層がおおかったです。満州へ移住と言えば聞こえはいいですが、早い話移民だったのですよ。満州に移民するだけで小作農だった貧乏人が一定の土地を与えられる自作農になれたのですから。金持ちだったらわざわざ未開の土地にいくことなどしません。

なお、満州鉄道など満州に存在した企業や役所に勤務した人は、もちろんその限りではありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
そうなんですね、、、。

確かに昔は戦争で男児が死にますしね。

やはり、満州は貧困層が多かったのですね。
祖父は戦死こそしませんでしたが、戦後、すぐに病死しました。

なんとか神奈川の政令指定都市に住めるだけの財は残したようですが、祖母は再婚せず母子家庭で5人の子供を育てました。

やはり昔って今と比べると、全然厳しい環境だったんですね。

お礼日時:2020/12/04 18:29

昭和も、あります。



母のきょうだいが多すぎて、貧乏になってしまい末っ子を育てられなかったために、養子に出したそうです(連絡が取れる状態で)。

それでも、頭の良かった長女(1番上)の母はお金がない理由で高校に行かせてはもらえず、15歳から働いていたみたいです。

昭和10年代くらいまでは、それしかやることがなかったのか、きょうだいが多く子だくさんで、性病もよくあったっぽいのです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

そうなんですね。

やはりあの頃は、本当に生きることって今以上に大変なのが文面からも伝わってきました。

お礼日時:2020/12/04 18:18

まず満洲についてですが内地(今の日本国内)で十分に稼げていたら、わざわざ海を渡っていく必要はなかったでしょうから富裕層は行かなかったでしょうね。


貧困層の人が多かったでしょうし、普通の人が一旗揚げたくてうつっていったことも多いんじゃないでしょうか。

それから養子についてですが、どうして大正時代に限らず昭和でも結構ありますよ。
現在の防衛大臣の岸信夫さんが前首相の安倍晋三さんの実弟であることは有名ですよね。
身の回りでも養子縁組は見聞きしますし、今では「普通に」はないかもしれませんが、珍しいというほどのこともないように思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

まぁ祖父母の場合、義理の両親に反対され勘当されたことからも、両家から祝福された結婚ではない→無一文に近い状態(資産を0から稼ぐ環境)だったと思われます。

昭和でも結構あることなんですね。
※それは知りませんでした。

確かにうちの親族も子供が女性だけの方が何名かおります。
私は養子にはなってませんが、相手側の義父母との同居でした。
これが幼い頃からならわかりませんが、やはり血が繋がっていないというのは抵抗がありますね。

お礼日時:2020/12/04 18:16

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