No.2
- 回答日時:
> 社会に追い込まれる人
でもまあ、同じ境遇でも、自殺しない人も居ると言うか、そちらの方が、圧倒的多数でしょ?
すなわち、自殺する人としない人の違いは、結局のところ、「自殺者本人のストレス耐性が低い」としか言えないのではないですかね?
その前提で、2つの対策が考えられるのですが。
政府や省庁がやるのは、その内の1つに限定的で、「ストレスフリー社会」みたいな方向性です。
それも考え方としては、別に間違いではないのだけど、別の問題を引き起こしちゃってます。
たとえば、現状が「ストレス耐性が低い人は生き辛い社会」だとして、ストレスフリー社会になれば、耐性が高い人も弱い人も共存できる社会にはなりますけど、それって同時に、格差容認社会とも言え、格差拡大に繋がるんですよね。
あるいは、正しく鍛えればストレス耐性が高まる人にでも、「そのままでいい」と、言わば甘やかしちゃう可能性もあります。
もう一つが、ストレス耐性の低い人の耐性を高めると言う方法で、あくまで個人的には、こちらの対策が好ましいと思うのですが。
こちらもちょっと間違えば、古臭い根性論とか厳しい社会になる可能性があり、リスクもありますし、そもそも政治的施策にはなりにくい方向性です。
いずれにせよ、生きて行く上で、ストレスに弱くて良いことなど、一つもありませんのと。
政治と言うよりは、本質的には、その人を失って悲しむ人が、もっと本気の警戒感を持ったり親身にならねば、なかなか解決しない問題と思います。
ついでに、不吉な予言ですが、コロナ禍中より、アフターコロナ時代の方が、自殺が増える可能性もあります。
WWⅡの戦時中よりは、終戦直後あたりの自殺者が多いと言うデータがあり、その理由は、共通の敵と戦っている間は、誰もが不遇と思えますが、共通の敵が去った先は、復興状態などに「差」が生じ始め、「面目を失う(フェイスロス)」と言う状態が各所で発生するからだそうです。
当然、現在も警戒は必要ですが、アフターコロナも油断しないどころか、更なる警戒が必要と言う意味で、ご紹介まで。
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