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トロスト区襲撃後の壁外調査時に女型を使ってエレンを捕まえようとしたのを「エレン連れ去り作戦(1)」、
ウドガルド城戦後にライナーとベルトルトが正体を現しエレンとユミルを攫ったのを「エレン連れ去り作戦(2)」とします。

作戦(2)については、ライナーが場当たり的に行動に移した不完全な作戦ではあったものの、このまま壁内潜入を継続しても始祖の巨人に辿り着くのは難しいことは明白になっていた状況の中で、現在の壁内王家が偽物であり他人種系エルディア人が中枢を仕切っているという情報とともに、失った顎(ユミル)と行方知れずになっていた進撃(エレン)を捕えてマーレに帰還すれば、それなりの評価を得ることができると予想されるので、作戦の目的は分からないでもありません。
ジークが姿を見せたことで、作戦はそのまま継続されそうなことも分かっていたことだし。

ところが作戦(1)については、当時は「巨人化能力を有することが判明したエレンを捕えるため」と何となく納得していましたが、ライナー達の経緯と目的が明らかになった今となっては、あれはいったい何の目的で動いたのか、まったく理解できません。
あの時点でエレンは進撃だけでなく始祖も宿しているので、作戦(1)でエレンを捕えるのに成功し、マーレに連れて帰れば、「始祖の奪還」というライナー達の目的は達成となりますが、あくまでそれは結果論です。
当時のライナー達は、エレンが巨人化能力者であることを知ったばかりの段階。
それまでの付き合いからエレンが王家の血筋でないことは分かっているので、あの巨人が始祖である可能性はほとんどゼロであり、他の7体の巨人の所在は分かっているのだから、エレン巨人は行方知らずになっていた進撃であることは確証されていたはずです。
非常に低い確率で、失った顎であるかもしれないけど、15mの体高からしてそれも考えにくい。
つまり、作戦(1)においてライナー達は、「進撃を宿しているエレン」を攫いにかかったわけです。
始祖の奪還を目的に壁内に潜入し、5年も耐えた彼らにとって、進撃の奪還なんて枝葉に過ぎません。
あのタイミングで派手に動いてエレンを捕えてマーレに帰ったところで、彼らにメリットはない。
顎を失って-30点、進撃を回収して+20点、壁内のフリッツ王が替玉で真の王家は別にいるようだというところまで明らかにして+10点、5年もかけてこの程度の成果しか挙げられなかったので-20点、一連のミッションはトータルでマイナス点なので、あのままマーレに帰ったら3人とも巨人剥奪、要するに死刑になるのは明白です。
作戦(1)は、アニが憲兵団に潜入できることとなり、始祖を引き出すのに使えそうな進撃の所在が明らかになったタイミングなのだから、調査兵団内でいつでも目の届く所にエレンを置いておけば、ゆくゆくは始祖奪還の成功に進撃の回収というおまけまでつけられるかもしれない、という状況です。あそこでリスクを冒して派手に動くなんて、あり得ません。

私の疑問など、ディープなファンの間ではとっくに結論の出ている話なのだろうと思っていろいろ調べてみましたが、始祖もマーレも出てきていない段階での、今となっては間違った憶測しか見当たらず、私の疑問の答えには辿り着くことができませんでした。
作戦(1)の目的が何だったのか分かる方、教えて下さい。

A 回答 (2件)

●最初にエレンを狙った理由


大前提として、エレンが『進撃』であると確証していた訳ではありません

あの時はまだ『進撃かも知れないし、始祖かも知れない』という認識でした

進撃は行方不明であり、世界のどこに居るか分かりません
もしかしたらマーレに潜伏しているかもしれませんし、中東地域にいる可能性だって考えられます

それに対して始祖は壁内に居ると分かっていました
巨人化能力は移し替えが可能な代物
訓練兵時代の付き合いでエレンが王家の人間でないことはわかっていましたが、だからといって始祖が継げない訳ではありません
なんらかの事情で始祖がエレンに継承された可能性もゼロではなく、確率としては半々です

実際、ライナーがエレンを誘拐して休憩している最中、ベルトルトに向かって『エレンが俺たちの目的とするものでなかった場合、俺たちはまたここに来なきゃならない』と言っており、このセリフからもエレンが始祖か進撃、どちらを持っているか分からないと認識していることが分かります
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採点が違うと思います。


マーレ側にとって巨人は何よりの武器です。めちゃくちゃ価値が高いです。
行方不明ということは、いつどこから襲ってくるか分からないということです。それを逆に自分たちの手に取り戻す、ということは、絶対にしたいことだと思います。
「あとからでもできた」というのは推測で、あくまでも「何事もなければ」でしょう。
とにかく帰国したいという気持ちもあったでしょうがが、進撃を取り返さなくてはという気持ちが強かったように思います。
一旦帰国して体制を立て直せば、壁の破壊自体は可能と分かったわけだし。

核爆弾に例えると分かりやすいでしょうか。
自国が過去に紛失した核爆弾を見つけた。
他に何か目的を持って行動しているときでも、核爆弾を見つけてしまったら対処せざるを得ないのではないかと思います。ましてそれが全く大人しくしていないエレンだったのだから、少しでも何かに気付かれれば容易に爆発すると思ったのではないでしょうか。
それに、エレン自身が暴れなかったとしてもエレンが死ねば進撃はまたどこに行くか分からなくなります。
進撃の奪還が枝葉に過ぎないレベルの些細なことなのであれば、訓練兵卒業の日の二度目の襲撃のとき、途中で襲撃をやめていないはずです。少なくとも、ぱっと判断できないほどのことだったのは明白です。
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