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かりに外様大名と旗本が対面した場合、どちらが社会的な位は上でしょう?

石高や官位は旗本のほうが低いのですが、やはり、徳川直参と、かつての敵という視点で。

A 回答 (4件)

どちらも幕府での役割を担う点では同格です。


が、朝廷から与えられる官位には差があります。

大名は譜代でも外様でも1万石以上なら、一律で従五位の官位が与えられます。

旗本で従五位が貰えるのは奉行などの役がつく家柄だけです。
その時点で、外様大名の方が格上です。

格から言うと徳川御三家、徳川御三卿家、松平家、親藩大名、外様雄藩大名、幕格旗本、外様小藩大名、旗本の順です。

廊下ですれ違った時、ドッチが先にお辞儀をするか。
より右が左に対して先にお辞儀をする。
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かつての敵というより、外様は同盟者、譜代や旗本・御家人は子飼、というのが正しい。



1番の言うとおり、格付けという観点なら旗本は外様の下。

ただし参政権を持っているという点で、それを持っていない外様とは別の大きな差別が付けられていた。

このように、視点によって立場は変わる。

もっとも参政権のあるなしが厳密に守られていたのは幕府の初期だけである。
幕末になるとほとんどなし崩し。
幕末、幕府の参議に列していたのは薩摩、長州、桑名、会津など。
薩摩や長州はれっきとした外様。
このころはもう譜代も外様もなかったということである。

長州はその後薩摩や会津、幕府の策謀により参議を追われる。
復権を目指して起こしたのが禁門の変だった。
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「社会的な位」が何を意味するかによりそうだね. 将軍に直属するという意味では同格. 幕府における格付けでは外様の方が上になるけど,

旗本の中でも「高家」と呼ばれる家は将軍の代理として調停に対することもあるので一般的な旗本や大名よりも (朝廷における序列で) 高い位を持っている.
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旗本のなかにも従四位下になれる特別な家があり「高家」です。

(儀式典礼を司るり、大名たちを上から目線で指導・指揮できるよう官位が高くなっている)
例:忠臣蔵の5万石の大名である浅野内匠頭より、3000石の旗本吉良上野介のほうが「偉い」
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