担当直入に質問します。
2×4住宅は、20年とか40年のローンをかけて買う価値あるのでしょうか?
あれって結局は木で出来た箱ですよね?
プレハブ小屋と一緒の様な気がします。ただ外壁を奇麗なものにして見栄えを良くしているだけの様な気がするんですが。
アメリカ人とかって自分で建てると聞いた事あるのですが、それは本当ですか?
建物って室内と室外で気圧の差が発生しますよね、たとえば冬は外は零下なのに室内は20℃の場合とか。
その場合ちょうど家自体が風船のようになっているのではないでしょうか?
夏はその逆ですよね。
それらの条件に本当に何十年も耐えられるのでしょうか?
No.1
- 回答日時:
アメリカの実例で言うともう何十年も経っている2×4の住宅はあります。
それに、耐震性なども良いと言う結果も出ています。木造でありながら小屋裏4階建てまでokです。(日本の木造軸組は×)
気圧は、たしか基準法で換気しなければならないとなっていると思うので、室内外で気圧の差はあまり出ないと思います。
基本的に建物は面(2×4)で作った方が頑丈に出来ます。(ビルダーの能力にも左右されますが)
但し、日本に入ってきてまだ10~20年なので、日本の湿度に合うのかはこれからだと思います。
No.2
- 回答日時:
北海道で2×4工法の住宅に住んでいます。
外壁は、木造在来工法と2×4工法では変わらないと思います。(仕上げの材料の問題ですので)
2×4工法の材料は、規格が決まっているため、輸入品を使用しているはずで、ホームセンターでも見ることができると思います。規格が決まっているということは、加工もしやすいはずですし、自分で立てるのも不可能ではないと思います。
北海道では、外気温が-20℃になることもあります。室内と室外の温度差は40℃にもなりますが、支障を感じたことはありません。
2×4の建物は、気密が良いため、隙間風がありません。従って暖房設備をきちんとしてやれば寒さを感じることはありません。
また、換気については機械による計画換気を行い、室内の空気が1時間あたり0.5回、入れ替わるように設定してあります。気密が良いため、新鮮な空気の入口と、室内の空気の出口を限定することができます。
在来工法の隙間の多い建物ですと、隙間から寒い風が入り込むだけでなく、室内の湿気が出て行き、壁の内側で結露して木材を腐らせます。
その他にも、2×4工法の利点はありますが、下記URLをご参考に。(北海道で100年を越す2×4工法の建物があることがわかります)
ただし、2×4工法の住宅でも、手抜きの工事で、外装だけを欧風にしたものは上記は当てはまりませんし、在来工法でも、断熱・気密に注意を払い、構造的にも強い建物を建て、2×4工法よりも優れた建物を建てる技術もあります。
参考URL:http://www.2x4assoc.or.jp/what2x4.htm
No.3ベストアンサー
- 回答日時:
私は在来軸組工法、2×4工法ともに手がけています。
正直言って、今はどっちも同じだと思っています。と、言うのは、最近の在来軸組工法は特に阪神淡路大震災を境に外壁を構造用合板で覆い、1,2階の床にも構造用合板を入れるようになってきました。また、去年の10月から施行された住宅性能表示の構造に関する部分でも、外壁に構造用合板を入れるとより高い性能が得られるような規準になっています。それゆえ、在来軸組工法でもsho taさんがいう木で出来た箱です。結局は在来軸組工法は必死に2×4の良いところを2×4工法は在来軸組工法の良いところをおかっけて来ました。
>アメリカ人とかって自分で建てる・・・
日本人だって自分で家を建てる人はいます。それと同じぐらいのレベルと考えて結構です。私は少しですがアメリカに住んでいました。でも、ほとんどの家はやはり大工さん(施工業者)が造っていました。ただ、日本人とアメリカ人の家に対する考え方の決定的な差はできあがったあとにあると思います。アメリカ人って家が傷んでくると自分で直すのが当たり前でどうしても専門的な工具が必要な工事だけを業者にお願いして直して貰ったりします。日本人は家が傷んでくるとリフォーム業者になおして貰ったり、施工会社に文句を言ったりとであんまり自分で直そうとはしませんよね。それは意識の問題もありますがそこら中にDIYShopがあって自分で直しやすい環境にあるともいえます。
>建物って室内と室外で気圧の差が発生しますよね・・・
確かに発生します。ただ、普通の木造住宅では通常あまり気にするほどの気圧差は発生しません。っていうのは家って結構、隙間が多いからです。一応、台所とかに給気口がついているのは建築基準法に定められる換気量を確保するための意味もありますがどちらかというと換気扇から吸い出した空気の補充という意味が強いです。ただ、これが今、流行の高気密高断熱住宅となると話は別です。高気密というだけあって隙間が通常と比べると遙かに少ないです。これを強制的に24時間機械換気を行いますから夏でも冬でもどちらかというと室内の空気圧が下がるという現象が発生します。もちろん、給配同時型の換気扇もありますが価格的に換気扇と給気口の組み合わせを採用しているメーカーが多いです。造った当初は良いのですが給気口のフィルターが汚れて目詰まりしたりすると室内の圧が下がります。私も1年に渡って実験をしましたが1年ぐらいでは大丈夫でした。ただ、昔の話になりますが寝室で親子3人で寝ていたら赤ちゃんが窒息死するということがありました。
温度差による内外圧差は気にしなくても良いですが強制換気による高気密住宅を造る場合は施工業者とよく相談するのが良いと思います。
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