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レッド・ツェッペリンが大好きです。
ツェッペリンを聞いて、その後洋楽を聴くようになったのですが、まだメンバーの名前も顔も知らない聞き始めのころ、「この人はギターが下手なのではないか」とふと思いました。
その後、ジミーペイジはギターが下手だという評判をあちこちで聞くようになり、自分の感想は的外れでないらしいとわかったのですが、彼はどれくらい下手なのか、そんなに下手なのになぜセッションギタリストとして重宝されていたのか、そうしたことが疑問に思えてきました。
私はギターどころかどんな楽器も弾けない上に音痴です。なのでそんな人にもわかるように教えてくださるとうれしいです。
念のため。レッドツェッペリンは大好きですし、ジミーペイジも大好きです。Heart Breakerで、ペイジのソロをはらはらしながら聞くのも好きです。

A 回答 (5件)

ジミー・ペイジが下手といわれるのは、おそらくピッキングの問題だと思います。


速いフレーズを弾くときに左手の運指と右手のピッキングがシンクロしていないので、一音一音の粒が揃っていないんですね。
「Achilles Last Stand」あたりがその代表例でしょう。

またミスピッキングで音を出し損ねることも結構ありますね。
これはギタリストとしては結構カッコ悪い失敗です。
ライヴでのジミー・ペイジは異様に低い位置にギターを構えますが、あれは普通だったらまともにギターが弾けるポジションではないのでその影響もありそうですね。

また、同じヤードバーズ出身のジェフ・ベックがギターを手足のように扱う職人ギタリストだったので、比較されたペイジの下手さが余計浮き彫りになってしまったということもあるかもしれません。

ただ私の個人的見解ですが、ギターソロはともかくコード弾きは上手いと思います。
職業ギタリストに求められるのはソロよりもバッキングのはずですから、セッションギタリストとしてやっていくには十分だったのではないでしょうか。

あ、私もツェッペリン嫌いなわけじゃないんで、念のため。
一番好きな曲は「天国への階段」ですね(お約束)。
ライヴバージョンでの長い長いギターソロも大好きですよ。
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この回答へのお礼

ピッキングっていうのは、弦をはじくことですよね(すみません。知らなすぎて)。なるほどそれが下手なんですか。こんどそういうふうにAchilles~を聞いてみます。

それと「職業ギタリストに求められるのはソロよりもバッキング」というのは納得できます。それだったらペイジでも(?)問題なかったような気がします。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/03/01 18:32

私もPage好きのZepp好きでPage下手だと思う派の一人です。


個人的には、彼を下手というのは単純にテクニック面でのことであります。

>下手なのになぜセッションギタリストとして重宝されていたのか
まず、総じてZepp自体が"すごいバンド"なのでそのギタリストであれば"すごい"と言われることもあるでしょう。
ネームバリューってやつです。

それと実際に彼のソロやリフは少なくともその当時では
前代未聞的だったのではないでしょうか。
言いかえれば「技術」ではなく「独創性」と言えるでしょう。

絵に例えれば
ピカソの絵が素人には無茶苦茶に見えても「芸術的だ!」と評価されます。
(ちなみに私に絵心は全くありません・・・)

歌手に例えれば
少々音痴だけど味のある歌い方という具合に解釈しても宜しいかと思います。

余談ですが偉大なギタリストというのは技術面もしくは独創性もしくはその両方を兼ね供えてると
認識しております。

長文失礼致しました。
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この回答へのお礼

ツェッペリン好きでもペイジのギターは下手だと認めざるを得ないんですね(笑)。というか、そんなことより大事なことがあるってことでしょうか(^^;

当時のイギリスのギタリスト全体の技術レベルということも考えなければいけないのかもしれませんね。いまのテクニシャンたちは、こういうギタリストの「遺産」を継いでるのですから、単純には比べられないのでしょうね。

どうもありがとうございました。

お礼日時:2005/03/01 21:54

こんばんは。

書かせて下さい。

大のZepファンです。当然個々のメンバーひとりひとりのファンですし、
様々な思い入れもあります。ジミー・ペイジに対してもそうです。

「ペイジは下手なのではないか・・?」
これって大昔から言われてましたし、「ハート・ブレイカー」のソロになると
みんな大笑いしたり、ほくそ笑んだりするのは古今東西、老若男女、いつの時代でも「お約束」、
としてありながらも公の場で語るのは、「禁じ手」として暗黙の了解があったりなかったりで、
色々と複雑怪奇、奇妙奇天烈な事柄なのでありますよ(笑)

さぁ「禁じ手」を破ってこの問題にメスを入れてみましょう!!!

まずペイジがセッション・ギタリストとしてその名を轟かせていたのが
ヤードバーズ加入以前の話ですから、65年以前の話ですね。クラプトンが抜けたヤードバーズに
ジェフ・ベックの推薦でベック共々ペイジは加入しました。
ベックがサイド・ギタリストとしてペイジを推薦したわけです「みんなジミーの事知ってるだろ?あいつ俺の後輩なんだ。入れようぜ!。」
ってな感じです。
ポイントがここにあります。スタジオ・ミュージシャンで、すでにプロデューサーの経験もある
ペイジは先輩ベックにサイド・ギタリストに打ってつけと目されたのです。
同世代の有名な「ソロ・ギタリスト」として名が上げられるのが、ベック、クラプトン、ジミヘン、リッチー・ブラックモア、サンタナなど超ギタリスト達がいっぱいおります。
でもこの人達は「ソロ」ギタリストとしての印象が非常に強いです。インプロヴィゼイション、アドリヴ・タイプのギタリストですね。

ペイジのギターはこういうギタリスト達とは異なります。
彼のギターは、楽曲やバンド・アンサンブルの中で本領を発揮する、言わば「アレンジ・メイク・ギター」
の巧者だと言えるのです。
バッキングやリフ、サウンド・メイク、Zepが今でも偉大なのは、ペイジの巧みなアレンジ力と
他の3人の力、至福の化学反応の結晶だからだと断言できます。

60年代初期のセッション・ギタリストは、過激なギター・ソロも速弾きもそんなに求められません。
要は楽曲にマッチしたバッキングであればいいのです。
ペイジの才能はそのニーズに答え、数をこなす事により鍛えられ、磨かれ、名声を得るに至ったわけです。

ベックは後輩ペイジの才能を認めつつ、自分のギターをより際立たすためには、ペイジの
バッキングやアレンジに長けたギターが必要だとわかっており、あえて「サイド・ギター」で
ヤードバーズに加入させたのです。

速弾きみたいな運指がらみ、テクニックがらみの事を言うとペイジのギターの腕前には???が
ついてしまう・・かもしれません。
しかしペイジには楽曲クリエイターとしての才能が他のギタリストより群を抜いて秀でている・・
これは揺るぎ難い事実です。

リッチー・ブラックモア先生が
「ペイジは本当にクレイバー(利口)なギタリストだ。みんな(ペイジのギターの腕前について)
色々言ってるけど、昔から本当に上手いギタリストだ」
と事あるごとに誉めております。私はうんうんとうなずいてしまいますね、この言葉には・・。

長くてごめんなさい、書き足りないくらいだけどこの辺にしときますね。

参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

なるほどなるほど。「大昔」からだったんですね(笑)

当時のギタリスト社会の光景が見えるようです。
「俺の後輩なんだ」ってのはいいですね。何の後輩なんでしょうか?学校?そういえば、先ごろなんかの雑誌で二人が一緒に納まった写真が表紙になっていましたね。読んでみればよかった。

それから御大ブラックモアがそういう風に褒めているというのは知りませんでした。それに意外。それでも「みんな色々言ってる」ことは認めざるを得ないんですね(笑)。

面白い話をどうもありがとうございました。
ツェッペリン好きが集まって「ふだん言えないこと」(!)を話し合うのもいいですね。
それにしても、これほど有名で人気のあるアーティストで、ほとんどの人から「下手だ」と言われる人なんてほかにいないんじゃないでしょうか。その意味でペイジはすごい!?

そういえばクラプトンはあまり親しくないんでしょうかね?ジェフベックとの関係は他の方もおっしゃってますが、クラプトンの名前は出てこない…

お礼日時:2005/03/01 23:36

ギターは上手いか下手かじゃないんですよ。


それは本当にギターを知らない人がいう言葉。

ギターというのは、かっこいいのかかっこ悪いのか、なんです。

ジミー・ペイジはもちろん最高にかっこいいギターを弾いてます。
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この回答へのお礼

おお!本質的なご回答どうもありがとうございます。

もちろんみなさん「ジミーペイジのギターはかっこいい!」というのは前提ですよね?

私が好きなのはThe Lemmon Songのソロです。めちゃかっこいい!もちろん他にもいろいろあって、Heartbreakerとか、In My Time of Dyingとか…書いてるときりがないのでこの辺で。

お礼日時:2005/03/02 10:04

こんばんは、再度書かせて下さい。



え~とベックとペイジは子供の頃家が近くで、さらにどっちかの姉妹のボーイ・フレンドに共通の友人がいて
その紹介か何かで知り合い、互いに音楽好き、ギター好きという事もあって
つるんでた幼なじみのような間柄だったはずです。
お互いタイプの違うギタリストだという事もあり、多いに刺激しあったり参考にしたりで
初期の頃はとてもとても仲の良い間柄でした。

まぁご存知のようにその後ペイジがZepで大成功した事をベックが妬んで仲たがいしてしまったわけですけどね・・。

クラプトンとの事なんですが、同世代だし、3人ともヤードバーズ出身だし、何度もチャリティーみたいな催しで
共演したりしてるのですが、特に親しくしてるわけでもなさそうなんですね・・これが・・。
ペイジの方がクラプトンやベックより少し若いので、先輩、兄貴を見るような雰囲気があるような、ないような・・だけどプライベートで交流があるような感じもないですね。

3人とも気持ちのどっかで張り合ってるとこがあるのかもしれません。

さてペイジのギターの腕前なんですが、「ヘタウマ」ってあえて誤解やらお叱りやら受ける覚悟で
表現してみましょう。いかがでしょうか?
勿論!私もペイジのギターはカッコイイ!と思っていますよ(笑)大ファンですから。

それとNo.3の回答でリッチー先生の言葉を書きましたが、ペイジがリッチー先生を語ってる
コメントも書いておきましょう。

「たしかにギター・ソロでは(リッチーに)かなわないかもしれない・・」。

お互いがお互いの個性を認めあってるんだと思いますよ!

参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

rider777さん、再度お運びありがとうございます!

ほうほう、ジェフとジミーはそんな近い間柄だったんですね。エリックは、同じバンドにいたとはいえ「以前からの知り合い」ではなかったから、プライベートでまで親しくなかったのかもしれませんね。また3人ともブルースにこだわりながら違ったやり方をしているから、「うーん、あいつのはどうなんだ?」と思いながらきいてるのかもしれません。ぼくの妄想ですが。

ジェフとジミー、仲たがい、ということですが、このあいだ見かけた雑誌(たしかGuitarなんとか言うやつだったと思います。覚えてなくてすみません)では、いい大人になった2人がいい笑顔で並んで写真に納まって、和やかに昔話なんぞをしていたようです。一時は感情のもつれがあったかもしれませんが、いまではそんなことはないみたいでした。

「ヘタウマ」ですか(笑)。ほかの、やはりペイジ大好きな人もそのように表現していました。「リッチーにはかなわない」というのはしかし正直ですね(笑)「かもしれない」というのがまたご愛嬌。いい話です。

どうもありがとうございました!
いっそうペイジが、いやツェッペリンが好きになりました。これから数日はツェッペリンを聞いて過ごすことにします!!あああああ~~あ~(『移民の歌』のつもり)

お礼日時:2005/03/03 08:58

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