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P-Bassのブリッジの交換を検討しています。GOTOH製品にしてみようかと考えているのですが、プレート、サドル、それぞれ複数の選択肢(素材)がありますね。

メーカーサイトを見たところ、プレートの素材には、Hard Zinc, Zinc, Brass, Steelの4種類、サドルの素材にはBrass, Steelの2種類が見受けられます。

これら素材による違いとは、一体どのようなものなのでしょうか。

お詳しい方、ご教授いただけたら幸いです。

A 回答 (1件)

ブリッジは・・・比重が大きいほど(重いほど)、或いは硬度が増すほど(硬いほど)、或いは剛性が増すほど(たわみ難いほど)、特定周波数の減衰が緩やかになり、結果、①サスティンが増し、②雑音構成が弦本来のスペクトルになる(弦自体が持つトーンが強調される)・・・様になります。



 ①は文字通り『音が減衰せず伸びる』ということで、②はピュアなトーン・・・というと聞こえはいいですが、中~高域が強調された、攻撃的な音になることが多いです。

 比重の大小で並べると、真鍮(Brass)>鋼(Steel)>亜鉛合金(Zinc)
 硬度の高低で並べると、鋼(Steel)>真鍮(Brass)≧亜鉛合金(Zinc)
 剛性の高低は、形状の影響が大きいので一概には言えません。(例えば・・・高い強度を持つ鋼で出来たサドルでも、昔のフェンダーのギターに使われた様なプレス成型品だと、削り出しの真鍮製よりも剛性が劣ります。)

※これはあくまでも一般論、或いは単なる傾向です。
 金属材料の殆どは『混ぜ物』が入った合金で、例えば真鍮は、合金の成分によって亜鉛合金と同等の硬度から倍の硬度まで色々あります。(楽器の部品に使われる真鍮は、フツーは『快削材』という硬度も強度もソコソコある素材を使いますが、販売されているブリッジやプレートの素材は『真鍮』としか表示されていないので、実際にどんな真鍮を使っているか?は判りません。)

※では硬い素材で軽く作ってあるものや、反対に柔らかい素材で重く作ってあるものはどうなるか?というと・・・もう楽器に装着してみるしかありません。

※但し。
 エレクトリックベースの場合は、重く作ってあるもの(体積が大きい形状ということ)の方が、よい結果が得られる傾向があります。
 一方素材の硬度は完全に好みによりますが、似たような重量なら硬い方がドンシャリのシャリが強調されるので、最近の音楽には合うと思います。
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この回答へのお礼

Thank you

ご回答ありがとうございます!
凄い。。回答者様の情熱を感じて読んでいて興奮しました。
非常に理解が深まりました。ありがとうございました!

お礼日時:2021/10/04 19:54

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