A 回答 (4件)
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No.4
- 回答日時:
確かさの頼りにならない「経験の精度」を、確認するには、物事の「見た目」apperanceを「疑って、否定」して見て、改めて、「物事の構造=仕組み」=structureを分解、総合(=再構成)して、見直すこと、これが「懐疑=経験の合理性」ということですね。
たぶん ① なるたけ主観のバイアスを避けた事実認識と そのあと ② その事実の真相に迫るための分析・解釈・再構成とがあると思います。
★ 「懐疑=経験の合理性」
☆ これは――デカルト〔の懐疑〕から外れるかも知れませんが―― すでに
対象となったものごとの経験合理的な認識および評価と成っているかと思います。
経験合理性に付け加えるには 直感ないし直観による飛躍――仮りの想定――としての把握があるかと。
デカルトに対しては 次のようないやがらせに近い批判をやっていた《前科》があります。
☆☆ 【Q:デカルトの《明証性》って何ですか?】
https://okwave.jp/qa/q8935453.html
☆ どういうわけか 教えて! goo での質問は 検索できなかったです。
No.3
- 回答日時:
そうですね。
このスピノザの「否定」とデカルトの「懐疑」を同じく見たらどうなるでしょう?あぁ おぉ。またまた 苦手が出て来ました。デカルト。
経験合理性が 判断のひとつの基準であること。――これのほかにはデカルトの功績は 分かりません。
どうしましょう。
No.2
- 回答日時:
わたしは和を乱すことを知らなかった。
――のでは?
↑
そんなことはありません。
当時はそういう風潮が蔓延して
いたのです。
それを確認しただけです。
勤労は美徳だ、とやった
石田梅岩も同じでしょう。
思想があって、それが広まったのではなく
そういう考えが蔓延しているところに
思想が舞い降りただけです。
ご回答をありがとうございます。
☆☆ わたしは和を乱すことを知らなかった。
――のでは?
↑
★ ~~~
そんなことはありません。
当時はそういう風潮が蔓延して
いたのです。
それを確認しただけです。
~~~
☆ そうでしょうか。
▲ (十七条憲法) ~~~
四に曰く、群臣百寮(まえつきみたちつかさつかさ)、礼を以て本とせよ。
其れ民を治むるが本、必ず礼にあり。
上 礼なきときは、下 斉(ととのは)ず。
下 礼無きときは、必ず罪有り。
ここをもって群臣 礼あれば位次 乱れず、百姓 礼あれば、国家自(おのず)から治まる。
~~~
☆ このように 和を以て・・・の条文についても すでに社会の形態が 《上と下》とのニ階建ての構造を成した国家であることを前提にして 規定されています。
お二階がなかったときには 共同体それぞれにうつしき青人草――ひとびと――はいましたが 《百姓》はいなかった。そういう規定はなかった。わけです。
《上(お二階)から下なる民を治める》という概念すらなかった。すべては 共同自治でした。
《和》は――仲間どうしでけんかを繰り返す中にも―― おのづから見つけ出そうとしていた。人びとは 憎む敵をつくったこともあったでしょうが 互いにゐやまひ それなりに《礼儀をわきまえて居た》でしょう。
それを 上から《和を以てうんぬん。 / 礼を以て本とせよ》と――自分たちの支配を貫徹させるために――規範命題をおしつけた。
★ ~~~
勤労は美徳だ、とやった
石田梅岩も同じでしょう。
思想があって、それが広まったのではなく
そういう考えが蔓延しているところに
思想が舞い降りただけです。
~~~
☆ びみょうですね。下なる一階の市民たちが まがりなりにもみんなのための調和と秩序をおもんじて生きていたのを――つまり 《そういう生活慣習が蔓延しているところに》―― 一般性のある命題をそこから抽象しこれを規範化した。わざわざ。
つまり 《思想が舞い降りた》というよりは 思想(≒生活態度・生活慣習)を認識しこれを自分たちの支配欲を満たすために統治のための倫理規範として 人びとよ従いなさいとやったわけです。
思想が舞い降りたのではなく 遵守すべき法律を人びとの心のあたまの上に帽子としてかぶせようとした。
No.1
- 回答日時:
知識を持つと、知識に縛られ拘束され、知識に呪われる。
アダムとイブが知恵の実であるリンゴを、リリスにそそのかされたことで起きたのでしょうか?。彼らや彼らの子孫も知を知り知に縛られた。現代人はこの危険を知りバイアス外し、パラダイム変換するのですね。ご回答をありがとうございます。
★ 知識を持つと、知識に縛られ拘束され、知識に呪われる。
☆ 呪われるのは たぶんよくない条件が重なった場合だとかの特殊な事例かと思いますが――でも けっこう頻度は多いですかね(部分的な生兵法は怪我の元といった意味で)―― 知を得たことで かえって制約を受けることはあるようですね。
あるいはつまり ふつうのことを行なっているのに定義をしてしまうと その規定によってむしろ自分が規定されてしまう・・・といったような事態ではないかと思います。
ええっと 記憶が薄くなっていますが スピノザか誰かが 定義(規定)は 否定であるとか何とか言ったような。・・・
あるいはつまり要素還元主義だと 部分要素について詳しく知ることが出来るが 全体観を見失いやすくなる。
全体観と言っても 生命体であるような場合には 部分の集合以上の何かがその全体にはあるようなのですから。
定義で一定のものに限定してしまうと 規定し残したもののほうから自分が否定されてしまうような。・・・
★ アダムとイブが知恵の実であるリンゴを、リリスにそそのかされたことで起きたのでしょうか?。
☆ まぁ そうですね。一説としてエワそしてアダムがそれぞれ自分の意志で食べた=すなわち良心(ないし神)にさからった とも考えられます。
リリス説について 追跡調査を怠っています。すみません。
★ 彼らや彼らの子孫も知を知り知に縛られた。現代人はこの危険を知りバイアス外し、パラダイム変換するのですね。
☆ ですから 別の言い方をすれば 定義や一定の命題(ないし法の条文)を決定するときには 触れなかった部分との――規定を超えたところで――調整が必要になるのでしょうね。
成文法の条文だけで済むなら 弁論は いっさい必要なくなります。
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