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 埋め立て処分物の浸出水は配管などで集められて浸出水調整池を通り、水処理施設で処理されます。埋め立て完了後の表面や、埋め立て中の断面、埋め立て予定の敷地に降った雨水はどこへ行くのでしょうか。処理されないで、雨水調整池にいくのでしょうか。
その場合、処分物の有害成分が流出する恐れはないのでしょうか。現在、処分場計画を推進中の国分市長は
全部の雨水を処理するから大丈夫と言っていますが、
15haに降る雨水を全部処理できるプラントがこの世に現存するのでしょうか。教えてください。

A 回答 (4件)

神経質になられるのは良く分かります


ただ一般生活排水のことは無視できませんよ
色んな影響度はオーダーが違う位大きいですヨ!
自分達のことも積もり積もれば・・・えらい事になってますヨ!
少しは反省”””考えなおさないと”””
  ではどうしましょう???
   ・・・・分かりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
生活排水の影響度、よくよく判っております。現在、鹿児島湾ブルー計画の第4期目(27年目)に入ろうとしています。

お礼日時:2005/03/16 01:58

多少追加で回答します


質問に正直に答えると
 1・埋め立て完了後の表面水・・雨水扱い/未処理
 2・埋め立てちゅうの断面・・廃棄物と触れているので汚水(浸出水)扱い
 3・埋め立て予定地の雨水・・雨水扱い/未処理
   が一般的です。
 4・「全部雨水を処理する」意味が不明ですがすべて処分場内の雨水をどんなときでも処理するのは不可能です。
   (屋根を施工したほうが賢いでしょう)
 5・この位の処分場でしたらおそらく能力20~30m3/hがいいとこでしょう( 500から700m3/日)
 6・台風 大雨で鉄砲水がきた時は正規の処理設備でフロー通り処理出来るはずがありません
  どんな大きな設備にするのですか
  渇水期はおそらく5~6m3/hの流入でしょう
  設備の安定運転の事も考える必要があります
 7・其の時のためにバイパス(オーバーフロー水)の簡易の処理設備を作るしかありません

・・・と思いますが

ただ説明する側が「全て処理するから大丈夫」というのは良く分かります・・・・。
なぜなら ごまかしても分からないだろう・・と言う自惚れがある事とどうしても処分場を作らなければならない・・との思いが強いから調子の良い事を言い勝ちですネ

ただ雨水で希釈されて規制値をクリヤーするのはだめ!というのは良く分かりません
処理しても100%は除去できません
低濃度残存汚濁物と雨水での希釈と濃度が同じであれば中身は一緒です
要は故意に雨水で希釈するような事はダメですが・・
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
希釈に関するご指摘もよく判ります。
じつは、閉鎖性の高い鹿児島湾はすでに、COD,Pなどに関し、法令の基準値をオーバーしている海域が多いのです。そのような切羽つまった状況のため、きびしいことを考えてしまうのです。

お礼日時:2005/03/15 19:19

埋め立て処分場の水処理設備の能力を決めるpointは


 いかに埋め立ての物と触れる雨水を少なくするかです
したがってどんな埋め立て工法を取るかによりますが埋め立て区画をはっきりさせてその区画内の雨水 搬入路を含め(表面の雨・浸透水)すべて処理
その区画が埋め立て完了したら表土をひいて出来るだけ浸透しないようにして表面水は未処理 (埋め立てしてない区画と一緒に)
未処理といっても一般的に作られる洪水調整値でクッションをとってから排出
しかし台風 大雨のときは可なりの処理すべき汚水が希釈されてはいますが流入してきます すべて処理することは不可能です
このような時の流入水の処理方法もポイントです
 
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この回答へのお礼

大変参考になるアドバイスです。ご経験に基づく情報のようで、ありがたかったです。お礼申しあげます。

お礼日時:2005/03/15 16:38

15ha=15,000a=15,000,000平方メートルですね。


ここに10ミリの雨が降って、マッタク地面に浸透せず、調整池に流れ込むと
15,000,000×10÷1000=150,000トン
100ミリならその10倍、1000ミリなら100倍。

小さな下水処理場でも、一日50、000トン位処理できますから
10ミリの雨も3日で処理できます。

連続降雨で、どれくらい降りますか?
雨の多いときで一ヶ月どれくらい降りますか?
年間でどれくらい降りますか?

年がら年中、ジャンジャン降り、はありませんから
調整池と、プラントの処理能力によっては、無理なことはありません。

また、規制は「濃度」ですから
ジャンジャン降るときは、濃度も薄くなり、処理しなくても
規制を十分クリアする可能性があります。

また、処分場をいくつかの区画に区分し、
埋め立て前の区画や、埋め立て完了の区画の表流水は、
廃棄物に接していないので
そのまま放流も、合理的に可能だと思います。

この回答への補足

(1)1haは何m2かご確認ください。
(2)鹿児島県では、70mm/h、369mm/日の降水量の実績があります。
(3)管理型処分場から発生する浸透水や表面水には、重金属が入っています。下水処理に用いられるような水処理設備ではなく、「逆浸透膜方式」などが前提になります。15,000t/h程度の処理能力のプラントがあればご紹介ください。是非見学したいです。
(4)鹿児島湾のような閉鎖性の高い水域に排水する場合、大量の雨水で薄まって濃度規制をクリアーすればよいとの考え方はとれません。

補足日時:2005/03/12 10:35
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