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【MMF理論】MMF理論は国家は幾らでも紙幣を刷れるというところから始まっていますが、ジンバブエ共和国のようにジンバブエドルが超ハイパーインフレになってお金の価値が無くなった歴史は無視するのですか?

そもそものMMF理論の根幹である国家が幾らでも紙幣を刷れるというところから間違っていませんか?

A 回答 (3件)

MMF理論も、ハイパーインフレにならない


範囲で、いくらでも刷れ、と言っていますよ。

無制限に刷れ、という人もおりますが
一般には、供給力との兼ね合いで
ハイパーにならない限度で、という
制限をつけています。
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MMT理論の前提である管理通貨制度自体、(ハイパーインフレとは言わずとも、過度のインフレにならない程度に)国家に対する金融上の信用の範囲内で通貨を発行して市場に供給するべき、という話なので・・・・・・



そもそも管理通貨制度そのものが、従来の金本位制だと明白に通貨の総量が不足してきたことによって生まれてきたものですので(金本位制の下では、通貨発行高は金の現物について各国が入手した量に依存します)、従来の経済理論では通貨が不足気味ではないか?という検討自体はなされるべきでしょう。

個人的に大雑把な捉え方をすると、いくらまで発行して良いか?という点で、従来より限界を上げて考えているのがMMT理論だと理解しています。
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>国家が幾らでも紙幣を刷れるというところから間違っていませんか?



間違っていません。国家はいくらでも紙幣を刷れます。問題なのは「その紙幣を人々が信用するかどうか?」で、ジンバブエのインフレは「人々が紙幣の価値を信用しなかったから」起きたわけで、日本でも幕末の藩札などは同じような経緯をたどっています。

では「人々が紙幣を信用するかしないか?」はどこで別れるかというと「国内で足りないものを海外から買えるかどうか」です。

ジンバブエにしても藩札にしても、海外(藩札は他の日本国内の地域)で全く通用しなかったので、人々の信用を得られずインフレになったのです。

現代の日本の場合、海外取引は黒字なのでMMTをしてもすぐには影響してきません。だって、海外取引で得たドルやユーロでそのまま必要な外国のものを買っているので国内経済とはすぐにリンクしてこない、からです。

ただ、そうは言っても為替には影響がでます。MMTは「原則、為替に介入しない」と言う方針なので、MMTで大量に日本円を刷ったら、たぶんかなりの円安になると思います。

ただ、日本の製造業などは「円安大歓迎」なので、それはそれで利益が国内に入ってくるので、MMTによって日本経済が活性化する一助になるかもしれません。

とはいえMMTが「絶対に破綻しない」ということはありません。いくら海外取引が黒字でも円安になればそれなりにマイナスになりどこかに限度があります。インフレ率が高くなればいずれ破たんします。

MMTは「絶対に破綻しない」のではなく「財政健全化論でMMTを評価するのは間違いだ」ということです。
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