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情報開示請求のハードルは簡単なのでしょうか?
ある知り合いが(情報開示請求は簡単に出来る)と言っていたので気になりました。

A 回答 (2件)

ネット上の書き込みに対する情報開示請求の話であれば、



請求自体は簡単にできますが、基本的にはIPアドレスの開示となります。違法性や有害性がない(とサイト管理者が判断する場合は)書き込んだ人の許可がないと開示されないと思いますし、違法性があっても令状等なければ開示されないことも考えられます。

IPアドレスが開示された場合、そのアドレスからISPを調べることは簡単です。そのISPが国内である場合、開示請求はできますが、これまた違法性等がなければ、本人の承諾なく開示はされないと思います。また、これには書き込んだ詳細な日時が必要となります。またある程度の期間が過ぎると、そのような情報は削除される可能性があります。

さて、世の中にはプロクシサーバーというものがあります。ブラウザ上から簡単に設定できますが、これを使うとあたかも他の位置にあるサーバーから書き込んだように見せかけることができます。海外のプロクシサーバーを介して書き込みが行われた場合は、海外のサーバー運用管理者に開示請求をすることになりますが、そういうところがタイムリーに応答する可能性は非常に低いと思います。

さらに、公衆Wi-Fiなどを使って書き込みがされた際も、ユーザー管理等が曖昧なところであれば、書き込んだ人にたどり着くことは困難を極めると思います。

要するに、隠すつもりがあれば、簡単に隠すことができるということで、意図をもって隠された場合は、テロなど大きな犯罪性がなければ発信者にたどり着くことは、かなり厳しいものになるという風に考えます。
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開示請求自体は簡単ですが、開示されるかどうかはどこに何を請求するかによります。


官公庁に公文書の開示請求をするなら、わりと簡単なものも多い。

個人情報に関わることは、素人の第三者が請求しても開示されません。
情報を扱う側、個人情報を預けている側の立場で考えればわかることです。
それが簡単にできるのなら、プライバシーポリシーなんて意味がなく、犯罪が起きてしまいます。

そういうのが開示されるのは、請求している人に正当な権利がある、犯罪に使われない補償があるという場合だけです。
だから個人情報に関することは、大抵は警察や弁護士が開示請求します。
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