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センター現代文2008でわからないところがあります。
https://www.toshin.com/center/2008/pdf/q/kokugo. …

5ページ前半の「それは私たちの五感全体をつらぬき、身体全体に浸透する共感覚的な体験である」とあり、
5ページ真ん中の「深さとは、空間的には水平方向における深さを表している」とありますが、
5ページ前半では明るい空間の距離の次元から、暗い空間では直接物事に触れるため、深さの次元に変わるのは理解できるのですが、
どうして5ページ真ん中あたりから、空間的な深さの話になってしまうのですか?
5ページの前半は筆者特有の「深さ」、5ページ真ん中は一般的な使い方の「深さ」になっていると思うのですが、どういう論理なのでしょうか?

A 回答 (4件)

暗い空間には存在し、明るい空間では失われたのが「深さの次元」。

五感、温度や風や音や匂いも混ざって獲得する、場所性を持って体にまとわりつくいわば三次元(以上)の感覚が、明るさにより水平(東西南北の二次元)に距離という定量性が強調されて圧縮された。

建築の陸屋根は高さ方向にも圧縮されていることを示します。かつての教会建築などは高いアーチ型の天井(ボールト屋根の内面)などで暗がりを形成する一翼を担っていました。構造的に屋根をフラットにし、壁でなく柱に荷重を負わせることで外壁面の開口部を増やせるようになり(連続窓やピロティ)、それが水平に広がる空間の隅々まで明るくしたのです。このあたりは建築に関する知識の多寡でイメージできる総量がかなり変わってしまいますが。

ミンコフスキーは失われた「次元」はあるにせよ、明と暗では空間の対比をしていた。時間という「次数」を導入してはいなかった、ということです。水平的な深さについては本文に記述されている通りです。
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spnapora2


すいません
質問したアカウントになぜか入れなくなってしまったのでjphy とあかささたやふは私です
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snapora2さん回答ありがとうございます


少し質問させてください
つまり、「空間的な深さが私達の五感を貫く」ということになると思いますが、どういうことですか?

暗い空間で五感が総動員されることは理解できますが、そこから空間的な深さとどのように関係しているのか分かりません
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>どうして5ページ真ん中あたりから、空間的な深さの話になってしまうのですか?



ここからではなく「はじめから空間的な深さの話をしている」のです。暗い空間では五感が総動員されるが、明るい空間では視覚が優先される。西洋的な空間把握の(近代化、つまり明るさの獲得による)変化に関する記述の続きです。

この後「奥」という概念に見られる日本的かつ時間的な深さの記述に移ります。「深さ」というカッコ付き文言のカッコが外れたことに惑わされているようですが、5ページ中段までは同じ意味です。
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