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春のドラマはいよいよ後半と言った所でしょうか?
いい視聴率もあれば悪い視聴率と明暗が出てますが、ディーン・フジオカ主演のドラマ今回も苦戦してますね。所でディーン・フジオカの事をおディーン様と言ってるが、何で言ってるのですか?もうやめた方がいいと思います。

A 回答 (2件)

三谷幸喜から。


ディーン・フジオカさん。僕の作品は今回が初めてだ。クランクインの前に、台本について話し合いたいと言われ、事務所で会った。既に付箋でお花畑みたいになっている台本を手に、ディーンさんは役作りについて、自分の考えが間違えていないか、細かく質問してきた。ここだけの話、これだけ熱心に台本を読み込む俳優さんは、寺島進さん以来だ(あとは、たまに佐藤浩市)。

 撮影現場でのディーンさんは、まるで王子様のよう。佇まいの品の良さが半端ではない。彼が「おディーン様」と呼ばれるのも頷ける。「おディーン」でもなく「ディーン様」でもなく、まさに「おディーン様」。「おディーン様」は出番を待っている間も「おディーン様」を演じ続けているように見える。まったく隙がない。こんな役者さんを前にも見たことがあると思った。田村正和さんだ。

 それでいてディーンさんはたまに突然、子犬のような目になる瞬間がある。無防備な時の、人懐こくて無邪気で、それでいて少し淋しそうな表情の彼を、僕は何度か見かけた。近寄っていくと、すぐにスイッチが入って「おディーン様」に戻ったけれど。

 もっと彼のいろんな表情が見たいと思った。黒田総理(中井貴一さん)と井坂秘書官(ディーンさん)が心を通い合わせるシーン。リハーサルが終わった後、中井さんをそっと呼んで、「台詞終わりでディーンさんをいきなりくすぐってみてくれませんか」とお願いした。中井さんはすぐに僕の意図を理解し、「やってみましょう」と言った。本番。すべての台詞が終わってカットが掛かる直前、中井さんは渾身の力を込めて、突然、ディーンさんをくすぐった。彼は一瞬身構えたが、決して役を離れることはなかった。ちょっと残念だったが、僕がカットを掛けた時、とびきりの笑顔で「びっくりしたあ」と言った彼の、少年のような姿は忘れられない。

 ディーンさんは、さらなる可能性を秘めた俳優さんだ。「おディ−ン様」だけではもったいない。だから僕はこれから彼のことを、名優でんでんさんをもじって、ディンディンさんと呼ぼうと思っています。
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言っているのは芸能ニュース担当のおばさんだけでは?

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