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添付した画像は、ある里山で撮影した岩石です。土に埋まっていて、露出している部分は、タテヨコ50センチくらいです。

この岩石の種類を教えてください。また、人の手が加えられたものか(遺跡のようなものか)どうか、推測できますか?

お願いします。

「岩石の種類を教えてください。また、人の手」の質問画像

質問者からの補足コメント

  • この岩石から、10メートルほど登ると、かつてお寺があったといわれる場所があります。

      補足日時:2022/10/14 23:53

A 回答 (3件)

高解像度写真確認しました。

やはりレキが含まれているようです(違うものもあります)。角のところにある白いものははじめはコケ(地衣類)かと思っていたのですが、解像度を上げてみると岩石の組織が見えますからこれもレキになります。これ以外にも5mm程度の大きさの粒子も無数に確認できます。
 白いレキを詳しく見ます。濃い色粒の周りに白っぽい縁取りのようなものが見えます。このようなものは見たことがないので何ともいえません。周囲がぎざぎざしているところとあわせてみると、軽石の可能性が高いようです。
 白くないレキは、かなり角張っていること、大きさがまちまちだという特徴が見られます。
 これらのことを総合して考えてみると、レキ岩ではなく凝灰角レキ岩のようにみえます。
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この回答へのお礼

yos1912さん、ご回答ありがとうございます。

ご覧いただいたところ、凝灰角レキ岩と思われるのですね。

https://geo-itoigawa.com/study/ishino-machi-coll …

上の、糸魚川ユネスコ世界ジオパークのサイトによると、同岩は「火山が由来」とあります。

しかし、この岩がある場所は丘陵地であり、火山があったとは考えられないように思います。

他の場所から持ってこられた、と推測されるでしょうか。

また、別の質問になってしまうかもしれませんが、見た目がまだらな凝灰角レキ岩を、お寺の石垣などに使う場合はありますか?

お礼日時:2022/10/18 21:45

レキ岩のように見えます。

はっきりしないのですが右側の面、下の方に添付写真のような模様が見えるような気がします。できれば解像度の大きい原版で確認ください。
 立方体のような形に見えますが、これだけでは人為的なものなのかは判断できません。
「岩石の種類を教えてください。また、人の手」の回答画像2
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この回答へのお礼

yos1912さん、ご回答ありがとうございます。

礫岩の可能性があるのですね。

高解像度ファイルはこちら
https://2.gigafile.nu/1101-c2056803297f9de9e00b7 …

お礼日時:2022/10/18 16:20

ちゃんとはわかりません。



見たところ、堆積岩・砂岩に近いものが、地表部に出て、崩壊し、川に流され転石とぶつかり、周囲が局面になったもの、面にみえる横・斜の線は堆積した後で力が加わり隙間ができた部分に他の鉱物の溶けた水が染みこみ固結充填したような脈に思えます。砂岩でなく、チャートや、変成岩、なんでも、筋は入ります。

里山でも、それなりの山麓でも、土に埋もれた状態で、そうした大石が埋まっているところはあります。 箕面市止々呂美は山麓のような場所
http://kamishimagumi.co.jp/technique/seriya/mino …
大岩が露頭になっているところでも表面が凸凹だけれども滑らかになっているものもあります。
これも砂岩だそうです。
https://www.chichibu-geo.com/wp-content/uploads/ …
https://www.chichibu-geo.com/geosite/geosite29/

> この岩石から、10メートルほど登ると、かつてお寺があったといわれる場所があります。

寺の建設工事の土木工事の際に、地中にあった邪魔な石を廃棄したのかもしれないし、基礎工事などに使うつもりで他所から運んできたが使わずに廃棄したものかもしれないです。 もちろん、寺とは関係のない可能性も高いです。

> 人の手が加えられたものか(遺跡のようなものか)どうか

運んできた、掘り出したという可能性は高いと思います。
ですが、石材加工のような加工はしていないと思います。
周囲の状況がわかりませんが、写真の石の縦横が50cmなら、地表部に突き出ている部分の高さも30cmくらいありそうです。 地表から30cmくらいの高さに石を人手で露出させたというのは、考えにくいです。 ほぼ10m先に登るとということは、写真のところも、水平面ではなくそれなりに斜面か、周囲20~30mの範囲では斜面地の一部ということと推定すれば、何かのことで、土砂が厚さ20~50cmなくなり、地中の石の一部が露出した可能性もあるでしょう。 

遺跡とは、過去の人々の生活の痕跡がまとまって面的に残存しているもの、および工作物、建築物、土木構造物の単体の痕跡、施設の痕跡、もしくはそれらが集まって一体になっているものを指している。内容からみれば、お互いに関連しあう遺構の集合、遺構とそれにともなう遺物が一体となって過去の痕跡として残存しているものを指す。
このような用語の使用法からすれば、一個の石は遺跡ではないでしょう。

遺物とは、過去の人類が残した土器や石器などの動産的なもの(動かすことのできるもの)の総称である。遺物には人工遺物と自然的遺物がある。さまざまな道具や装飾品のうち、過去より伝わり、現在は使われなくなったもの。考古資料のうち、遺跡から出土する土器、石器、陶磁器、木器、骨角器、ガラス器、金属器、紙などを呼称する。これらは、完形品だけではなく破片や欠損品・未製品・半製品なども含んでいる。
この用語使用法にしても、ただ邪魔な石や木を排除した際のどかされた石や木は遺物とは呼ばないでしょう。 
写真の石が、昔の寺の礎石であったが、寺が廃寺となり、その後土砂崩れなどで礎石が10m下に移動してここにあると確認できるのならば遺物と呼んでもいいのでしょう。 50cmもあるような石を礎石に使うのは大寺院でしょう。柱を安定させるために柱の太さ部分が座る平面加工もしているハズです。どこかに10cm四方の平面をもつ石をどこかで探し持ってくるのは通常容易です。 写真の石が礎石であった可能性はずいぶん低いでしょう。

まあ昭和の中頃からあるだろうと思える郊外の住宅地で敷地が80坪以上あるような家の入口や敷地の周囲にも、写真のような大きさのいろいろな石が転がったり、半分埋もれたりしているのを、私はしばしば見かけます。特に貴重な石というのでもなさそう、ということは、家を建てるときに地中から出てきたか、庭を造るとき持ち込んだ素材の余りものでしょう。

畑を掘ると石がゴロゴロあるという農家も多いので、土地柄というか、数千年前には川、その後土砂が堆積し、また堆積した土砂が浸食流出して、岩が地表に、ということもあるのでしょう。

たぶん、写真の石は、遺物でも、人手で加工したものでもないと思います。
「岩石の種類を教えてください。また、人の手」の回答画像1
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この回答へのお礼

yoreyoreさん、大変詳しくご回答いただき、ありがとうございます。

結論としては、遺物でも人工的なものでもない、ということですね。

実はこのそばに、ほぼ立方体の幅30センチ程度の岩石が、10個程度横並びで土に埋まっていました。

台風時に1つ、歩道に落ちてきたのですが、辺がほぼ直線で、角は直角でした。人工的なもののように思いました。

謎です。

お礼日時:2022/10/18 16:12

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