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「この文は偽である」は有名な自己言及・自己否定型のparadox文ですが、次に紹介する文はどうなのでしょうか?
               「この文を読むな」
これは自己言及はしていますが、果たして自己否定している矛盾文とまで言えるかどうか。例えば、「張り紙禁止」と書かれた張り紙とか、「落書き禁止」と書かれた落書きとかなら分かるのですが…。
自己の要求を伝えることを禁止することを要求している、という意味で矛盾なのか?
論理式を立てて客観的、定量的に判定したいのですが、¬をどのように使えばよいのか分かりません。

A 回答 (1件)

「この文は偽である」は、その文自身の真偽について述べています。


「この文を読むな」は、読まないでほしいと要請しているだけで、
文の真偽については何も言っていません。
そのため、自己言及による矛盾は生じません。
「この文を読むな」を理解した時点では、もう読んでしまっているので
要請が満たされることはありませんが、単に満たされないというだけです。
「100m走を3秒で走れ」とか「ママ、ぼくお兄ちゃんが欲しかったよ」とか
が満たされることが無いのと同じで、満たされなかったからといって
矛盾が生じることはありません。
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この回答へのお礼

Thank you anyway.

お礼日時:2022/11/09 21:04

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