プロが教えるわが家の防犯対策術!

最近、表記の表現が非常に気にかかっています。
周りの人(特に女性)や、テレビのインタビュー、
さらには、アナウンサーまでからもこのような表現を
耳にします。
その言葉自体、対等な立場の相手である友達や
親しい間柄であればあまり感じないのですが、
前後にですます調を用いた丁寧語で話す途中に
ちらほらと耳にして、とても違和感を覚えています。
個人的には、
あるので ではなく ありますので
するので ではなく しますので
なるので ではなく なりますので

と、話すべきではないかと思っています。
しかしながら、周りにこのように話す人は非常に多く、
常に耳にします。気にしすぎているせいかもしれませんが・・・
言語とは時代とともに変化すると言われますが、その過程と
して考えなくてはならないのかもしれませんが、
どうにも違和感がぬぐえません。

そこで、みなさんはこのような表現をどう思われるのか
どう解釈するのかをお聞きいたしたくお願い申し上げます。

A 回答 (6件)

補足です。


~ので と ~から はどう違うかを説明する際には、以下の例がわかりやすいかと思います。

*あぶないから、走らないでください。
*あぶないので、走らないでください。

たとえば、どこかの会場で警備員が言ったとしたら、どちらのほうが適当だと思われますか?これがお母さんと子供であったら、「危ないから走っちゃだめよ!」と言うでしょう。「危ないので~」も言わないわけではないでしょうが、どちらかというと「~から」のほうが聞きなれた感じがするのではないでしょうか。
~のでは比較的客観的事実を示して依頼や結果を導き出す際に使われやすいと思われます。以下の例だともう少しはっきりするかと思います。
*事故があったから遅刻してしまいました。
*事故があったので遅刻してしまいました。
前者はなにか自分が悪いんじゃない!と主張しているようにも聞こえますが、後者はただ単に起きたことを述べているんだな、という印象がありませんか?
わたしが「ので」が「から」よりやわらかく聞こえると言ったのはそういう意味です。
・・・とここまで書いて、日本語の教科書では「ので」にはどういった形がくっつくのか、改めて見てみました。
[動詞普通形]+ので/[形容詞]+ので/[形容動詞]+なので
でした。普通形というのは、「行く」「行った」「行かなかった」「行かなかった」という、ですます調とは異なる形のことです。
ところが、「~から」にはバッチリ~です/~ますがついています。ややこしいですが、先にわたくしが述べた「語感的なやわらかさ」を考えると、苦し紛れながら説明がつくのかなと(笑)。
ちなみに、わたしは日本語教師をしていましたが、今も現役で教壇に立つ元・同僚の方々にこの質問をふったところ、案の定、激論になりました(笑)ただ、文法的には「普通形+ので」が基本ではある。だが、「です・ます+ので」も過剰敬語というほどでもないのではないか。事実、敬語/謙譲語+ので の文でも特に違和感はないので(例;いろいろな商品を取り揃えておりますので、ぜひお越しください)普通形と敬語の中間ともとれる「です・ます」形に「ので」が接続しても許容範囲である、という意見が多かったです。
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この回答へのお礼

補足として再び詳しくご説明を頂戴し、感謝いたしております。
そうですか。日本語の教科書に載っていることだったのですか。
やはりこちらに質問する程度の教養ですので、何卒ご容赦賜りたいと
存じます。
ご説明の中に、のでの表現とは、やわらかく聞こえると言った効果
があるとありますがわたくしも同じ感覚はございます。
ただ、目上の人との会話の中で、あった、やった、した、などの
言葉が入ってくるのはどうにもひっかかりがあるのは・・・
しかし、教科書に出ているのですし・・・感覚を変えなくては
いけないのかもしれませんですね。

確認ですが、[動詞普通形]+ので/[形容詞]+ので/[形容動詞]+なのでが、基本ということはわかりましたが、これは目上の人との会話でも
この形は変わらない表現になるのでしょうか。

なにはともあれ、多大なるご好意とご教授を賜り
厚く御礼申し上げます。ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/18 06:01

私も質問者さんと同じように感じていました。



例えば専門家の No.1 さんの文で、

「従属節の終わりではあるが、しかし、文(sentence)としては途中です。」

とあるのは高圧的で、

「従属節の終わりではありますが、文(sentence)としては途中です。」

が自然な会話文に聞こえます。一方、

「ですから、どうせあなたは文末にも丁寧語を使うつもりなのでしょうから 1文中で二回「ます」を使うことになり、」

は自然な文で、

「だから、どうせあなたは文末にも丁寧語を使うつもりなのだろうから 1文中で二回「ます」を使うことになり、」

は高圧的な文に感じてしまいます。

この回答への補足

貴重なご意見をありがとうございました。

補足日時:2009/03/18 07:04
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わたしも、「ありますので」「なりますので」は過剰敬語だと思います。


なぜそう思うかといえば、あります、します、なります は動詞ですが、例えば形容詞に「~ので」をつけたらどう見えるでしょうか?

きれいなので ○
きれいですので 
暑いので ○
暑いですので
小さいので ○
小さいですので
質問者の方が言われていることは、「~ので」を受ける文はもれなく丁寧語(ます形)をつけよ、ということですから、この理屈に当てはめると形容詞の場合は以上のようになります。どうですか?
「今年の夏は暑いですので体にお気をつけください」とか、「この服は大きいですので、あちらの服のほうがいいですよ」などと言われたら、どうもしっくりいかない気がするのですが。
これを形容詞の過去形に当てはめるとさらに気持ち悪さも全開です。
例)昨日は暑かったですので、水をたくさん飲みました。
これを通りのいい文にしようと思うと、「~ので」よりもやや強い(場合によっては語感的にきついとされる)「~から」を持ってくるべきでしょう。
例2)昨日は暑かったですから、水をたくさん飲みました。
つまり、丁寧形(ます形)+ので は「丁寧さ」の限界を超えていると言わざるを得ません。
とはいえ、今は俗にいう「コンビニ敬語≒過剰敬語」の嵐ですから、上記も間違いとは言えないのかもしれませんが・・・。
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この回答へのお礼

ご意見をありがたく頂戴いたします。
おっしゃるとおり形容詞に~のでをつけると
変な感じはいたしますですね。
しかし、○のついている表現もちょっとひっかかります。
形容詞ですと、~からのほうがしっくりくるような気もします。
ただ、形容詞の場合は会話の中では、主に相手に同意を求めるような
表現が多いのではないでしょうか。
例 きれいですね~。暑いですね~。など
きれいなので~、暑いので~、小さいので~というのは、
会話の中で自分の感覚を相手にも同じ感覚であるとして話している
感じがするのですが・・・よくわかりません。

考えてみますと、わたくし個人としての感覚が「ので」の
表現に敏感になりすぎているのかもしれません。
ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/17 17:15

 回答番号:No.2のお礼欄のおことば。


 前後や場がわかりませんが、仰せのとおりなのでしょうね。
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この回答へのお礼

ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/18 07:05

 その通りかもしれませんね。


 ことば表現は、どうしてもその場や状況もあってのことですし、その話し方の流れとリズムの中のものですからね。
 一般的には仰せの通り、気をつける場合が多いのでしょうね。
 違和感があるような状況であれば、それはやなり改めなければなりませんが、リズムと速度の問題もありましょうね。
 まだるっこしい、という感じを与えてしまっては元も子も無いかもしれませんね。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そうですか。リズムという面もあるんですね。
質問の中では謳わなかったのですが、気になる表現で
あるのでぇ~。(おわり)
するのでぇ~。(おわり)
なるのでぇ~。(おわり)
と、話すときにここで終わる人が多くまた、違和感を感じています。
ちょっと前に、若者が あるからぁ~、やってるからぁ~。などと
言っていた言葉を思い出して、それとニュアンスが同じに感じ
社交的な場ではふさわしくないのではと感じた次第です。
ご意見ありがとうございました。

お礼日時:2009/03/17 14:24

あなたが間違っております。


「ので」に注目します。
従属節なので文は終わっておりません。
ここで敬語は文末に一度だけ使うことが望ましいとの原則を適用します。
すると、
「ます」を使わぬことに対してあなたが違和感を持った箇所は
従属節の終わりではあるが、しかし、文(sentence)としては途中です。

ですから、どうせあなたは文末にも丁寧語を使うつもりなのでしょうから
1文中で二回「ます」を使うことになり、
むしろその方が過剰敬語による違和感を生じます。
長い1文を作って、その文中の動詞にすべて「ます」を付けてみれば極端な例が出来るからあなたにも問題点が良くわかることでしょう。
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この回答へのお礼

早速のご意見をありがとうございました。

お礼日時:2009/03/17 14:18

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