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湖では,夏は水の対流が起こりにくく,春や秋は水の対流が起こると,ある本で読みました。
それは,なぜでしょうか?

ご存知の方がいらっしゃいましたら,どうぞ宜しくお願い致します。

A 回答 (3件)

冬期の湖の表面水温が4度以下となる湖だから。


概ね、琵琶湖―芦ノ湖より北にある湖で、温帯湖または二回循環湖
   これより南側の湖が熱帯湖または一回循環湖 です。

そうなるメカニズム。

湖の水が温められたり冷えたりするときは水面の部分が温度変化し、対流により全体に伝わる。
水の密度は、4度のときが最も大きい。

水面温度が4度より上昇するとき(=夏。)は、表面水温が上がればそれっきり。対流しにくい。
水面温度が下がるとき(秋。4度以上)は、水温が下がれば水は沈むので対流が起こる。
水面温度が4度以下に下がるとき(冬。)は、水温が下がってそれっきり。対流しにくい。
 ※湖底は4度。年間を通し、あまり変化しない。
水面温度が上昇するときで4以下(春。)は、水温が上がると水は沈むので対流が起こる。

よって、春と秋に対流しやすく、夏と冬は対流しにくい。
以上は温帯湖の場合。

熱帯湖の場合、水面温度4度以下 という状況が起きないため、
秋と冬に対流しやすく、春と夏は対流しにくい。
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この回答へのお礼

早速のご回答,感謝いたします。たいへん参考になりました。どうもありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2023/01/21 08:58

湖面が冷えると冷やされた水は重たいので湖底の方に沈んでいき対流が起こります。

夏場は湖面が日射で暖められてもその水は湖面近くに滞留するだけで対流は起こりません。
 琵琶湖では、春先に周辺からの雪解け水が流れ込み、これが湖底に沈んでいきます。この時に酸素を運んでいくことが知られています。雪解け水があまり流れ込まなかった年は、湖底が貧酸素状態になって生物が死滅することもあるそうです。
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この回答へのお礼

ご回答,感謝いたします。たいへん参考になりました。どうもありがとうございましたm(__)m

お礼日時:2023/01/24 15:01

「ある本で読みました」ということですが、その本に「理由」は書かれていなかったのですか?

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