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法律事務職として10年近く働いています。

先日、興味があってFP3級を独学で勉強して受検し、無事合格しました。折角ですので、この後2級を受検し、出題範囲がFPとカブっている(らしいと聞きました)宅建まで挑戦してみようと考えています。

この両方の資格を取られた方が、どういった業界、職種でご活躍されているのか(=得られた知識を生かしているのか)を知りたく思っております。金融や保険会社、不動産会社で就業されている方が圧倒的に多いのかなと思っていますが、他にあれば教えてください。

先々に転職、キャリアチェンジすることを考えているので、参考にさせていただきたく思っております。よろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

非常に長くなる。

お付き合いいただきたい。

両方の資格を持っています。(宅建は「宅地建物取引主任者」と呼ばれていた大昔の時代に取得したものだが。)

<出題範囲がFPとカブっている。
確かに被るが一部。あまり点数稼ぎにはならない。3級の内容を難しくしたイメージなので役には立つ。

<他にあれば教えてください。
FP1級条件で証券会社。

正直「前の回答者の合格者が多いため価値が無い。」で一般論としては終了の話なのだが、これ以外にも私の考えがあるので・・・。

一緒くたにするのと分かりづらくなるのでFPと宅建士は別で考えた方が良いのでそれぞれ説明させていただく。

FP(あくまでも1級という観点で見ていただきたい。)
個人的意見になるが、FPの本来の目的はお金に関する相談業務を行うために作られたものだと思っている。
しかしこれを独占業務としなかったためこの資格の価値が下がってしまっている。

平たく言えば「お金に関する相談業務はFP1級の資格を持っていないと出来ない」とすれば価値が上がった。
もっと言うなれば今は「お金に関する相談業務」は誰でも出来てしまう。

それならそれぞれの目的に合った独占業務を持っている「社労士」や「税理士」のところに言ってついでに?話しに行ったほうが早くね?となる。

例えば社労士は独占業務の1つとして「労働及び社会保険に関する法令に基づいた申請書等の作成」がある。

税理士は独占業務の1つとして「確定申告書」の代理作成がある。

なんなら難易度が高い「社労士」持ってる人が「FP2級」なんなら「FP1級」は普通に持っていると考えるのが自然。持っていなくてもそれだけの知識があれば合格は容易い。

まあ一般的には「社労士」、「行政書士」の組み合わせが多いけどね。「行政書士」も独占業務持ってるので。

余談だが「行政書士事務所」が無いのは資格取得難易度が社労士や税理士より低いからだと思っている。

まあここまで下げて申し訳ないが一応良い点もある。

1・名刺に記載すればお客様に対しての説得力は持つ。
2・名刺に記載すれば話のきっかけになる。

2.について少し説明。銀行の融資営業だったのだが、年配の方の家に行く機会もあった。
「ファイナンシャルプランナー」の事を知らない人も一定数いたが意外と「FP=ファイナンシャルフランナー」である事を知らない人が多かった。そこでこれを説明する事でと意外と話のきっかけを掴んだ事もあった。(だからと言って融資が獲れたかと言うと・・・・まあアレだ(笑))

宅建士
これに関しては持っている人が多いというのを加味しなくても優位性はないかな?と思う。

不動産業界に入るとこれが無いとノルマが達成出来ないという事であって(かなりざっくりな表現)有利という訳ではない。

唯一私のような融資営業を行っている場合に「宅地建物に関しての法律に詳しい」という事で優位にはなるけどそれでもまあ多少はね。という程度。

だからこの2つの資格は武器として使うのではなく、業務を行うえで知識があるので幅が広がるという意味で使うべきだと思う。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

非常に長くなるとありましたが、過不足無く、また実際の経験談も含めて書いてくださったので、長いとは全く感じず、大変面白く拝読しました。

情報処理系の資格や英語、知財系の資格はいくつか保有しているのですが、士業の資格を保有していないので、難易度が低いと言われている行政書士等の受検に挑戦する前に、まず法律が絡んでくる資格を独学でこつこつ勉強して取ることが出来るかどうかということも知りたく、現職にリンクしている部分の多いFPを検討して3級を受検した結果、更にその先に宅建があることを知りました(出題範囲がカブっているという情報付きで…)。

本当はもう少し、どうキャリアチェンジをしたいのかを絞って、そこに照準を合わせられる資格の取得を検討するべきなのでしょうが。

法学部出身でもない、Fラン大学と呼ばれる大学卒の自分には、転職を抜きにしても現職に役立つ知識を得るためには、資格取得を兼ねて勉強していくのが良いのかなと考えています。

質問した資格以外の資格につきましても、教えてくださってありがとうございました。

お礼日時:2023/02/13 10:49

両方の保持者です。


宅建とFP2級は法律系の資格の中でいちばん簡単です。
つまり、持ってる人は他にたくさんいる→供給過多→あまり価値がない
ってことです。

残念ながらこれが現実。
最難関の医者や弁護士ですら同じような状況なので、こんな簡単な資格は尚更です。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

両方の資格を保持されている方のご意見は厳しくもストレートで、参考になりました。

おっしゃるとおり、より難易度の高い資格を持っている人でさえ安泰でないのは、今の業界でもそこかしこで聞く話ですし。

資格取得の目的をどう定めるか、今一度考えます。

お礼日時:2023/02/10 16:19

不動産会社ですね。


ただ今の時代、多方面で活躍できる人材を求める企業は多いですから、
まったく違った分野においても、採用されるチャンスは広がってくるかもしれませんね。
ベンチャー企業や、IT企業においてももしかしたた強みになるかもしれません。
少なくとも、自己啓発しようとするその努力は評価されるべきものですしね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

実は、前職がIT系のインフラ担当で、そこから法律事務職に転職しました(IT系で得られた技術は、大いに今の業務に役に立っています)。

今の仕事に関わってくる不動産や相続の知識を深められるかと思ってFP3級を受けたのですが、試験勉強中に得た知識で、不動産の分野が思いの外面白かったので、もう少し勉強しようと思いました。

また、今の勤め先では仕事に関連するような資格を取っても、給与面では全く評価されないので、他の業界でこの資格を生かせるか等を考えるようになりました。

お礼日時:2023/02/10 15:09

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