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4月24日の15:00から、EXPOドームで演奏される、シューンベルクの「グレの歌」を聴きに行きたいと思っています。そこで(1)整理券入手方法(2)見所(3)その他、ウンチクなど教えてください。

A 回答 (2件)

こんにちは。



<整理券入手方法>
ごめんなさい。分かりません

<見所(聴き所)>
1.やたらと大勢いるオーケストラと合唱(本当にただの「見所」ですが)
普通のオーケストラのざっと倍以上,楽器によっては3倍くらいはいると思います。それに合唱も加わるわけですから,通常の演奏会の様子をご存知の方なら,かなりびっくりすると思いますよ。

2.各ソリストの歌唱
上記のように莫大な人数のオーケストラですが,実際にはそれを伴奏に,曲は「歌」中心に進んでいきます。
個人的な好みでは,
・トーヴェ(前半で歌うソプラノ)
・山鳩(前半のおしまいくらいで歌うメゾソプラノ)
という役の二人の女性歌手の歌がロマンティックで聴きやすいと思います。

3.大迫力音響
前半はソリスト中心ですが,中盤あたりは,オーケストラと合唱フル動員で,映画音楽顔負けの大迫力スペクタクルです。というか,このあたりの音楽が現在の映画音楽のルーツだ,と言うべきなのでしょうね。

4.シュプレヒゲザング
終わり間際くらいに,男性の歌手が,歌っているような,しゃべっているような,なんとも妙な事をやりますが(笑),それを「シュプレヒゲザング」と言います。作曲当時はさぞかし斬新だったと思うのですが,今の我々にはそれほどのインパクトはないかもしれません。

<うんちく>
たいしたうんちくはないんですけど(^^;
1.作曲家について
シェーンベルクという作曲家はご存知ですか?
十二音技法という作曲方法を考案した人で,「現代音楽は難しい」という概念を作った張本人のひとりです(それを非難している訳ではありません,念のため^^)。

2.時代背景
しかしこの「グレの歌」は,彼が十二音技法を考案する前,まだ若かったころに書き始めた作品です(完成までには10年以上時間がかかったようですが)。当時,「ロマン派」と言われる時代の最後期(爛熟期)で,グレの歌も,その時代背景にどっぷりつかった濃厚な作品となっています。
シェーンベルクの青春のほとばしり,とでも申しましょうか(^^

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資料なしで書きましたので,思い違いなどあるかもしれません。曲についてのだいたいのイメージをつかむためのご参考にしていただければ幸いです。
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この回答へのお礼

Ta595さん、詳しい情報をありがとうございました。あいにくと、当日は、整理券が事前予約だったのか、中に入ることはできませんでした。でもドームの外にいても充分迫力のある演奏を、体感することが出来ました。

お礼日時:2005/04/28 14:26

こんにちは。



ご丁寧にご報告ありがとうございます。中で聴けなかったとのこと,残念でしたね。

私は実は愛知県出身なんですが,残念ながら今は遠くに住んでいますので,愛・地球博に行けるかどうかはちょっと分かりません。でも,機会があればぜひ行ってみたいと思っています。

では!
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