不動裕理のアメリカ活動不選択の理由

不動裕理さんが国内で長くプレイして強かったのに、アメリカに行かず活動しなかった理由は何ですか？具体的な要因や意図を教えてください。

No.1 ベストアンサー 回答者： azmsyr 回答日時： 2023/05/26 10:39

飛距離が足りないと思ったからじゃないでしょうか。

まずは飛距離がある、というのが第一条件です。

日本のツアーなら飛ばない方ではないし、むしろ飛ぶ方に入るかと思いますがアメリカで成績出すほどはなかったのでしょう。

それがないならば、FWの精度が抜群でショットの切れも抜群！
でなければ通用しないです。

渋野や古江などは目立ちませんがFWの精度は図抜けていますし、
やっぱりアプローチの精度も日本ツアーの選手と差があります。
笹生は飛距離で通用する選手です。
畑岡はどれをとっても通用します。

不動さんは日本では敵なし、とはいえどもアメリカツアーに参戦するには
半端でそれを本人がわかっていたんだとおもいます。

飛ばそうと思えば飛んだのかもしれませんが
外人選手と肩を並べる飛距離を四日間万度振っていたのでは
スイングを壊し、体力も持ちません。

石川遼選手がいい例ですよね。
飛ばそうと思えば飛ばせますが
あの選手たちの中に入ってついていくのに無理して
振っていたためコントロールが定まらず、
結果としてアイアンショットの精度も落ち、
これが落ちるとアプローチをミスできない！
というプレッシャーがのしかかります。

よりピンに絡ませるアプローチが必要となります。
難しい状況からミスの出やすい特殊なアプロ―チショットをせざるを得なくなりスコアを崩してしまいます。

飛距離不足がスパイラルでパットにまで影響して成績が悪くなります。

ゴルフを知っていればいるほど、経験積めば積むほど
自分の実力も他の選手の実力もわかりますので
不動さんはそれを知っていたのでしょう。

アメリカで大活躍した岡本綾子さんは
当時は飛距離も十分でしたし、ショットの切れも抜群で
手首の柔らかさは天下一品！小技も抜群にうまかったです。
男子プロでさえ憧れたスイングでしたからね。
不動さんの比ではありませんでした。

宮里藍さんもドライバーの飛距離はある方ではありませんでしたが
FWの精度、ショットの切れ味、アプローチとパットのうまさで
活躍できました。
特に１００ｙ以内のショットの精度は
日本女子ツアーのトップレベルよりはるかに高いものでした。

いつだったか、賞金女王を横峯さくらさんが取った年、宮里藍さんが
一時帰国して同組で回っていたことがあります。

その時横峯選手の１００ｙ以内はワンピンにつき、
いや―うまいなぁ、、、と思わせるのですが
宮里選手はワンクラブについてくるんです。もっとうまいんです。
これが万度なんです。
その日の横峯選手のアプローチはただの一度も宮里選手の内側には
付きませんでした。
アメリカツアーに参戦する選手というのはここまで精度が高いのか。。。
と感心したくらいです。

高校野球の甲子園に例えればよくわかりますが
優勝校の投手だからと言ってプロで通用するとは限らない。
その年のレベルというものがあり不作の年もあれば
江川、松坂、ダルビッシュ、大谷、佐々木のような
豊作の年もある。ということです。

不動さんの時代の日本女子ツアーはアメリカで通用するレベルではなかったのでしょう。

この回答へのお礼

さ・・サーンクス！

お礼日時：2023/05/26 18:38