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上下同じ組成の銀歯でもガルバニック電流は流れますか?

A 回答 (2件)

同一金属であっても応力が加わって変形すると、その変形した部分には残留応力が残っている事により表面が化学的に活性化した状態となり、わずかながらイオン化しやすくなるため、変形していない部分との間に極わずかな電位差が生じる事があります。


 例えば、釘は線材を加工して造られるのですが、短く切断した線材の一端を叩いて押し潰す事で成形している頭の部分や、カットして成形している先端部分は、変形の度合いが少ない胴部と比べて腐食が先に進むと言われていますが、これもガルバニック電流による腐食の一種と見做す事が出来ます。
 同様に、銀歯もまた加工成形して造られる物なので、理屈の上ではたった1個だけでもガルバニック電流が流れる事になります。
 もっともそれによるガルバニック電流は極めて小さく、異種金属の組み合わせで生じるものと比べれば無いも同然ですし、そもそも同種金属の銀歯をもう1個増やしたところで、1個だけの場合と比べて条件はあまり変わらず、電流の大きさが格段に増す事は無いと考えられますので、気にする必要はありません。

 尚、スプーンやフォークは銀歯とは違う種類の金属で出来ているため、それらが銀歯に触れた時にはガルバニック電流は流れます。
 とは言え、これもまた同種金属の銀歯をもう1個増やしたところで、1個だけの場合と比べて条件はあまり変わりませんし、スプーンやフォークを口に入れた時しか電流は流れませんので、銀歯の金属の腐食に対する影響は殆どありません。
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上下同じだったら流れません。

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