コソボのときは人道的介入が盛んに議論されたのに、今の北朝鮮に対してはなんで？

コソボのときは人道的介入が盛んに議論されたのに、今の北朝鮮に対してはなんで、人道的介入の議論がないんでしょうか？

No.3 ベストアンサー 回答者： satoumasaru 回答日時： 2023/07/12 08:15

コソボの時はユーゴスラビアの内戦に「人道的」介入をしたのです。

コソボ州がユーゴスラビア（セルビア）から独立しようとしたのですね。それをユーゴスラビアが弾圧した、これに介入したのです。

「北朝鮮のどこかの州が北朝鮮中央政府に反乱をおこした」ということはありません。中央政府によって多くの国民が虐げられてる、そんな国は世界中にあります。そのいちいちに介入なんかできませんよ。政権を倒したらかえって混乱が深まったという例も数多くあります。

ついでにいえば、北朝鮮に軍事介入すれば中国が黙っていないでしょう。中国にとって国境を接する国がアメリカの傘下にはいることを座視はできません。コソボの場合はロシアが介入する可能性はなかったですが、北朝鮮政府が危機になれば、朝鮮戦争の時のように中国人民解放軍が参戦することは明らかです。

それと地理的な問題もあります。欧米で使われている世界地図では日本や北朝鮮は地図の右端にちょこんとあるだけです。No２さんのおっしゃるように極東のアジア人の問題と身近なバルカン半島の問題は一緒にはなりません。

この回答へのお礼

大変詳しく教えていただき、みなさん、ありがとうございました！

お礼日時：2023/07/17 11:36

No.2 回答者： tanzou2 回答日時： 2023/07/12 07:55

コソボは白人の問題ですが、

北朝鮮はアジア人だからです。


TVに映るウクライナ避難民はなぜ白人だけか――戦争の陰にある人種差別
https://news.yahoo.co.jp/byline/mutsujishoji/202 …



同時に世界に支援を必要としている避難民や難民は決して
ウクライナ人だけではないことにも注意が必要だ。
避難民・難民の扱いを見ると、「白人、キリスト教徒」と
「非白人、非キリスト教徒」で扱いが違う
二重の基準が存在する。
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/69338

No.1 回答者： くらしやあつさん 回答日時： 2023/07/11 10:18

コメント失礼致します。

専門家ではありませんのであしからず。

日本と当該国との国交の有無だと考えます。
またその国の主義主張、体制など大きく影響するとかんがえられこれといった理由を知りたい場合は専門書を読み解く必要があると思います。

また日本はアメリカの属国ですので、
その影響を大きく受けます。

そのためNATO（コソボはNATOの一員）の政策なども考慮せざるを得ないでしょう。

北朝鮮を考えると、
北朝鮮とアメリカは核開発（北朝鮮の）による対立関係にあります。

北朝鮮と韓国の関係性を見たほうがわかりやすいと思います。
北朝鮮は社会主義国家、韓国は民主主義国家です。
現代の大きな戦争や対立は常にこの構図であることがほとんどです。

両者の歴史を紐解くと現在の状況は理解でき、
不思議なことではありません。

結論として
苦しんでいる人がいたとしても人道的介入の理由がないわけですね。
認識するには個人としての見方ではなく大きな国としての視点がひつようです。