アメリカが北朝鮮に急接近？

Question

アメリカは何故最近、急に方針を転換して北朝鮮に接近し、テロ国家指定を解除しようとしているのですか？
もしかして、北朝鮮に地下資源があることが分ったからですか？
どうしても腑に落ちません。

lv4u · Accepted Answer

スカパーの番組を見ると、北が核保有国になったからだという意見でしたね。もちろん地下資源があるという理由もあるでしょうが、やっぱり「核兵器保有」したことが大きな理由でしょう。

なんといっても最後は「武力」が決め手。独裁体制で経済力が弱くても、核をもてば、核保有国の仲間入りができて、国際舞台で大きな顔ができる。日本も核兵器をもつべきって風潮が強まっていくでしょう。

yuhkoh · Answer

「アメリカが北朝鮮のテロ国家指定の解除をしようとしている」と報道しているのは日本と韓国のマスコミだけだそうで、事実と大幅に異なるそうです。

「参考サイト」
【質問】北韓へのテロ支援国家指定をアメリカは解除しちゃうの？
http://mltr.free100.tv/faq03c03.html#10313
【回答】状況を見る限り、解除は困難。
　まずヒルの発言くらいちゃんと読もう、公開なんだから。
　例えば、
http://www.state.gov/p/eap/rls/rm/2007/94443.htm
（引用注・英文省略）
　ようするに、テロ支援を実際にやめたらテロ支援国家指定を解除するよ。と、当たり前の話でコメントのしようがない。
　こうした，記者の誘導尋問のような期日についてのテクニカルなQA部分を取り上げて、それに続いているヒル次官補のコメントを無視して部分切り取りすれば、あたかもアメリカ政府がテロ支援国家指定解除に前向きであるかのような、イメージ操作が可能となる。
　日本人拉致問題とテロ支援国家指定解除について、特異的な報道をしているのは日本と韓国のメディアだけ。
　英文メディアには、報道が殆どない。
　ヒル国務次官補の記者会見記録は、殆ど全てのものが全文テキストで国務省のファイルに収められている。
　ヒル国務次官補は交渉に長けた、一筋縄ではゆかない外交官であるようで、北朝鮮との対立(=決裂や摩擦)をさけるために、シュガーコーテッドの曖昧な言辞を意図的に弄しているような。
　しかし彼も、保守派などからの糾弾を避けないと困るので、そういうシュガーコーテッド・メッセージのあとに言い訳というか原則論というかアリバイというか、基本を曲げていないと主張できる言辞を入れている。
　こういうものを部分切り取りすれば、無茶苦茶なメッセージになってしまう。
　そもそもテロ支援国家指定解除※とはどういう手続きか？
　アメリカが北朝鮮を反テロ法の対象にしている根拠は以下の5つ。
１．安全保障上の脅威
２．テロリスト支援
３．麻薬の拡散・偽札製造・偽造品輸出などの犯罪行為
４．大量破壊兵器の拡散
５．人権侵害国家である．
　これを全部解消すれば反テロ法の対象にする理由はなくなる。
　ついでに北朝鮮自身がおなくなりになる可能性も高いが。
　一応コメントしておきますと、
１．は自国同様日本、韓国など同盟国に対する脅威を含みます。
5．に拉致問題を含まないと強弁するユニークな日本人がおられますが、上院および自国の大統領が直々にまねいて支援を約束した問題、しかも同盟国が最重要視している問題で手のひら返しするような行為を、アメリカ上院は決して許しません。
　日本と深刻な敵対関係になれば、話は別でしょうが。
　これらのハードルを越えることなく反テロ法からの除外を行う行為は、できるならぜひやってみせてほしいとしか言いようがありません。
　一応、国際政治の舞台では起こりえないこと以外は起こりうると使い古した言葉で逃げておきます。

　ヒル発言はこれまで全くぶれていない。
１．テロ支援国家指定解除は，核の無能力化・非核化には一切関係ない。
２．テロ支援国家指定解除を行うかどうかは、当該国がテロ支援をやめるかどうかで決める。
３。テロ支援にあたる行為は、米国国内法に基づき決定する。

　３。は、外交交渉でテロ支援行為の定義をゆがめることはないという意味。
　つまり、北朝鮮がどれだけヨンビョンの無能力化を進めようが、テロ支援国家指定をその対価で外すことはないとヒルは断言している。

　そして言うまでもなく、他国民の拉致は米国法でもテロ相当の重犯罪。
　航空機の爆破テロはもちろんのこと。とりあえず、テロ支援国家指定解除に関しては、この2件が解決するかどうかをまずみてればよし。

　もう一つ。ヒルの行動原理について。
　彼の行動は全て、上司であるライスに功績を立てさせるという一点で全くぶれがありません。
　6者協議で北に甘かったのは、北の非核化を実現してライスの功績とするためです。
　北朝鮮にこびるためではありません。
　ですので、北の非核化を進められるとあれば、北朝鮮を乗せることくらい良心の呵責ゼロでやるでしょう。

　同盟国の国民を拉致し、大韓航空機を爆破し、偽札をつくってドルの信用を根底から揺るがし、世界経済のミサイルを開発・拡散させ、今また核を中東と東アジアに拡散させようとしている北朝鮮をテロ支援国家から外すことが、米国国務長官の功績にあたるかどうかを考えれば、ヒルの行動を読み間違えることはないのではと言ってみます。

　あの雪解け男を山拓と同じ扱いにするのは、国務省のブリーフィングを読むかぎり、たぶん間違いなのです。（ニュース極東板）
（以下、引用省略）

より詳しくは、参照ＨＰをご覧下さい。
　日本のマスコミがアメリカと北朝鮮が接近などと報道をするのは、日米同盟の乖離を狙う政治的・思想的意図でも働いているのか、それとも安易に反米報道さえしておけば楽だし、インテリっぽく見えるという青臭い認識なのかは知りませんけどね。


それと地下資源が豊富というのも実際は不明らしいです。

（参考）
【質問】
　北朝鮮には豊富な地下資源があると言われていますが、それは戦略的価値に影響の無い程度なのでしょうか？
http://mltr.free100.tv/faq03d.html#07595
　【回答】
　北朝鮮の資源は言われてる程多くはなく、世界経済に与える影響力も無い。ただ、経済規模の小さい北朝鮮という国だけでは使いきれない位はある。…てな感じですかね。

　外務省HPで見る限り、一部の卑金属以外は、我が国や韓国と同様、完全なる資源輸入国であり、国土の大きさや四方を他国に囲まれている地理条件からも、私としては「豊富な地下資源」説そのものが極めて疑わしいと思うのですが。
　まあ、採掘コストと技術の問題等もありますから、こればっかりは何とも言えないかと。

　一方、地下資源は豊富であり、それを巡って米中露がしのぎを削っている、という見解もないではない。
　結論としては、不明というしかない。
（引用終了）

北朝鮮問題についてのＦＡＱページです
http://mltr.free100.tv/faq05a03.html
　参考ＨＰ『軍事板常見問題』より
http://mltr.free100.tv/index02.html

mat983 · Answer

ブッシュ政権の残りの任期は１年を切っています。
ブッシュ氏はイラク戦争の失敗で評判が極めて悪いです。
失政を挽回するためにも、北朝鮮の核問題を解決した成果を
国内外に強くアピールし、
花道を飾りたいのです。

そのために、同盟国日本の声にも耳を貸さず、
なりふり構わないのがブッシュ政権なのです。

アメリカが北朝鮮に急接近？

スカパーの番組を見ると、北が核保有国になったからだという意見でしたね。

「アメリカが北朝鮮のテロ国家指定の解除をしようとしている」と報道しているのは日本と韓国のマスコミだけだそうで、事実と大幅に異なるそうです。

ブッシュ政権の残りの任期は１年を切っています。

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