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何故、日本は、女性に対して甘いのですか?それと、女性を甘やかし過ぎたら女性がつけ上がって此れが常識だとか女性の特権だとかで自重して弁解し、結局のところ女性が精神的に成長が出来なくてそのまま幼いままで生きていく結果になってしまうと思うのですが、此れは育児に対しても言える事ですよね?だから、日本は女性に対して男性と同等の扱いをしなければいけないのでは無いかと思います。ですので、根拠のある情報を回答してくださると何卒有難いです。

A 回答 (4件)

50代既婚男性です。



この問題はちょっと複雑で、歴史的経緯があるので、説明が長くなります。

>何故、日本は、女性に対して甘いのですか?
それは日本の男女というか夫婦が「男は外・女は内」という男女分業をしてきてその価値観が未だに消えていないからです。

「外」というのは当然に社会のことです。「男は外」というのは《男は外で働き、外=社会で起きる様々なことから妻や子供たちを守る義務を負う》ものでした。

だから現代でも「外=社会」に対して「子供達が犯罪に遭わないようする」とか「女性が安心して夜道を歩けるようにする」などの、社会的な改善は《男性達の役割》と見做されているのです。

だから、女性の社会進出が叫ばれた1970年ぐらいから、日本でも《男性達が法改正や社会の色々なところを整備して》女性達を迎い入れるようにしたのです。

この点について、日本の女性は「そういうことは男たちがやること」だと思っているので《女は社会的な不備や問題について、文句をいえば済む》と思っています。
 これが「日本社会が女性に対して甘い」ということになるのです。

ただ#2さんが書くように、日本は女性が家事をする国です。これも男女平等が進みつつあるはずなのに、なかなか解消しません。その理由は上記に書いたことと反対で、日本の男性達が「家庭内の管理は女性の仕事」と思っているからです。

ただし、これには利点もあって、夫は給料全額を妻に渡します。つまり「外は男のテリトリー」でも「家の中は妻のテリトリー」であり、家の中では子供だけでなく夫も妻の管理下に入るので「給料全部渡すからよろしくね」というやり方を長らくしていたのです。

このような男女分業、男女が対等に生活を営むやり方になったのは、日本が律令制から男女の権利平等が実現していたからです。

で、なぜこういうことが言えるか?というと欧米のやり方が全然違うからです。
欧米の伝統的なやり方は「外は男・中も男」でした。これを家父長制と呼びます。

たとえば欧米ではいまでも家計管理をするのは男性が主体、統計では8割の家庭で男性が家計管理しています。日本は逆で女性主体の家計管理が8割、真逆ですね。

なので、欧米の男性は「社会で起きる様々な問題も、家の中で起きる様々な問題もすべて管理し解決するのは夫」という認識が伝統的にあります。

女性は「子供と同様に、夫に養われる被保護者」でしかなく、家父長である夫の指示命令に従うものでした。そしてそういう女性達には財産権や契約権・相続権などが与えられていませんでした。

なぜ、無かったかというと、子どもの養育を考えればわかりやすいでしょう。子供は保護者に従う義務がありますが、子どもに財産権や契約権があれば、保護者の監視を逃れてバイトもできるし、アパートを借りることもできます。つまり《保護監督から逃れることができる》わけです。

これだと、保護者は子供達を守ることができません。子供達を守るためには、子どもの小遣いを管理し、門限を定め、友人関係も監視し、買い物には許可をする必要があるからです。

だから、夫に保護されて夫の指示命令を聞く被保護者だった欧米の妻には、子どもと同じように財産権や契約権などが無かったのです。

歴史的な経緯を説明すると、この諸権利が欲しい、というのが男女平等の根本になります。

夫がDVなどをする酷い奴でも、浮気をするとんでもない夫でも、財産権や契約権がなければ、夫から離れることも自立することもできなかったからです。

そのかわり、保護から離れる以上「自分で自立して社会に参加できる」義務があります。歴史的にみて、日本も同じなのは《戦争が多い時代に、女性が自立することはかなり難しかった》ということです。

つまり「男性に保護されることで、女性達は戦争などがあっても生き延びることができた」ということになるわけです。
 この部分については日本も同じで、だから「男は外」ということになります。欧米では「男が全部」であったのが大きな違いです。

なので西洋女性達が「独立したい、自立したい、男に保護される必要はない」と叫んでも、男性達は聞く耳を持ちませんでした。まさに子供が中二病で「俺は大人になったから干渉するな!」というのを取り合わないのと同じでした。

それが変化したのが第一次世界大戦で、社会を守るべき男性達が遠くの戦場に駆り出されてしまい、本国社会の経済を回す労働者が不足し、その穴を埋めたのが女性達だった、のです。

その結果男性達も「戦争に行かなくても、女性が社会を守る義務は果たせる」と認め、その結果起きたのが、いわゆる女性解放、つまり男性と同等の権利を持つことが女性達に認められた、ということなのです。

で、ここで重要なのは西洋では「男が社会も家庭も維持する責任を負っていた」という点です。

男女平等になった、ということは「女性も社会や家庭を維持する責任を負う」ということを意味します。

だから、欧米女性は「もし社会が女性に対して不平等を押し付けるなら、それを解消するのは権利をもっている女性達自身」と考えるのです。
 このように考える社会なら「自分達で自分達の問題を解決するため」に政治家や企業幹部になろう、という女性達が出てくるし《男性に甘える》ということはなくなるわけです。

どうでしょうか?このような欧米の女性解放のメカニズム、特に「女性も社会に対して男性と同じ義務を負担する」という内容を聞いたことがあるでしょうか?

質問者様が男性であってもたぶんないと思います(あるなら、このような質問にはならないはずです)

日本の男性が聞いたことないなら、日本の女性達もほとんど聞いたことがない、はずです。そして実際にこのような「女性が社会進出するなら、女性も男性と同等に社会的義務を負う」という内容は日本ではあまり知られていません。

だから、日本の女性達は「外=社会の問題を改善するのは男の役割」と言って、非常に甘えるのです。でもそれでいて「男女平等の権利」の部分だけはしっかりと輸入しているので「なんで男は家事・育児をしないの?」と文句を言うわけです。

また、日本の男性達も「女性が男性と同等に社会的義務を果たすべき」ということを知りません。だから「外は男の役割」と考えて、女性達の社会的待遇改善に一生懸命取り組むわけです。

でも結局、男性達だけが社会問題に取り組むので、男社会であることには変わりないわけです。

もし女性達が社会参加するなら権利だけでなく、自分達が政治家などに進出して、諸問題を解決する義務がある、ということです。

個人的な見解を述べるなら、私は男女平等に大賛成です。そのかわり、日本の女性達には不都合な大きな負担をしてもらう必要がある、と考えています。
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この回答へのお礼

やってみます

成る程、大変勉強になりました。誠に有難う御座いました。

お礼日時:2023/10/15 14:24

何故、日本は、女性に対して甘いのですか?


 ↑
日本女性が聡明だからです。
古来から、日本女性は、名を捨て実を取って
きました。
夫を旦那様とおだて、過労死するほど
働かせ、稼ぎを奪って来たのが
日本女性です。



それと、女性を甘やかし過ぎたら女性がつけ上がって此れが常識だとか女性の特権だとかで自重して弁解し、結局のところ女性が精神的に成長が出来なくてそのまま幼いままで生きていく結果になってしまうと思うのですが、此れは育児に対しても言える事ですよね?
 ↑
そうですね。
一部そういう女性が出て来ました。
専業主婦なのに、家事育児も、夫にやらせようと
する。



だから、日本は女性に対して男性と同等の扱いをしなければ
いけないのでは無いかと思います。
 ↑
今の女性は、名も実も得ようとしています。
これは欲張りすぎです。



ですので、根拠のある情報を回答してくださると何卒有難いです。
 ↑
以下の仕事、女性達の就業が
少ない、無いのはどうしてか。

荒海での漁労、
熱風の溶鉱炉作業、
深山ダム建設労働、
機械工場で汗と油にまみれる重労働、
凶悪犯人との格闘、
猛火に飛び込む消防活動
死と隣り合わせのレスキュー、
数十㎏の重量物を一日中担ぐ土建、
糞尿や汚染物質にまみれるゴミ処理業、
最前戦での殺し合い
海上140㍍での力仕事
極寒での命がけの仕事、
とび職、鉄筋工
地上数十㍍での高圧電線工事
死亡率が最も高い木樵
地上40㍍での電気工事
世界一過酷と言われるカニ漁。
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この回答へのお礼

ありがとう

回答をして下さり、誠に有難う御座いました。

お礼日時:2023/10/15 14:25

私は、50代の女性です。


男尊女卑の土地に育ったので、女性が甘いとは思いません。
むしろ、男性ももっと、家事や家の手伝いをして欲しいと願っています。

子供の頃から、女の子と言うだけで、家事手伝いをし、男の子は、何もしないで良い状態でした。
社会人になっても、実家の家事を手伝い。

結婚して、共働きをしても、家事はずっと女性の仕事。
仕事と家事と両立。
フルタイムで、夜10時に私が、帰宅していた状態で、夫はほとんど家事をしていませんでした。
夫には、料理だけでも何とか、習うなりしてくれたら良いと言ったのですが、どんなに言っても無理でした。

今は、私が病気で働けなくなりましたが、どんなに体調が悪い時でも、家事は永遠に死ぬまで続きます。

私の周りで、家事を奥様と分担している男性は、まず聞きません。

年代もあるかもしれませんが、甘やかされているとか、
幼いという人は、いないように思います。

相談者さんは、おいくつで、既婚者なのでしょうか?
具体的に、何歳くらいの方を甘えていると思ってらっしゃるのですか?
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この回答へのお礼

ありがとう

回答をして下さり、誠に有難う御座いました。

お礼日時:2023/10/15 14:26

質問者さんの中で一筋通っていると思っているかもしれないけど、けっこう言ってることめちゃくちゃな印象はあるかも。



常識というのは片側だけの理論では成立をしないことだし、特権というもの自体が特化をした権利なので、これは男性にも言えることではあるわけだし。

自重して弁解…?誰から誰がそれを求められているのか、それとも質問者さんが誰に求めているのか。
因果関係がはっきりしていない上に他力本願(その他大勢でまとめている)にも見えるし。

そもそもが、性別差別をしている時点で視野が狭いようにも感じるわけだし。

育児って、子持ちの主婦と何かありました?

男性と同等の扱いは物理的無理です、もう少し冷静になって、要点をまとめて、日本とか話を肥大化させずに、誰に対する何なのかを明確にしてからお話しをされては。
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この回答へのお礼

ありがとう

大変勉強になりました。回答をして下さり、誠に有難う御座いました。

お礼日時:2023/10/15 14:27

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