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藤原氏の末裔(佐藤、加藤、工藤)などは多いのに現代の「藤原」という苗字が少ないのは何故ですか?

A 回答 (4件)

本家から、分離しますからね。



例えば、大工関係の仕事をやっていた
藤原が、工藤になるわけです。

「斎宮頭の藤原氏」 → 斎藤
「木工助の藤原氏」 → 工藤
「内舎人の藤原氏」 → 内藤
「主馬首(しゅめのおびと)の藤原氏」 → 首藤、主藤
「左衛門尉(さえもんのじょう)の藤原氏」 → 佐藤、左藤

このように、分家はどんどん増えて
行きますが
本家が増えることはありません。

故に、本家は相対的に少なくなる
理屈です。
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藤原の直系男子なら藤原姓を名乗りますが、


女子なら嫁ぎ先の姓に変わってるでしょうね。

藤原以外の家系は殆んどが藤原の血筋ではなく、「藤」の一字だけを貰い名乗ってます。
藤原の血筋でなくても使ってるので多いです。

それに比べると、直系男子が引き継いでる藤原の家系は少なくなってます。
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藤原氏の本流である摂関家自体も、一条や九条鷹司などの家名を使うようになり


藤原を名乗らなくなった

で、加藤や工藤が多いと言っても藤原さんがとても少ないというわけでもない
たまたま佐藤さんが、鈴木さんと双璧をなすから多いという印象があるだけ

実際に苗字のランキングで見れば、佐藤がダントツ、加藤はその半分以下で次は藤原で工藤は藤原よりぐっと少ない

佐藤さんが多すぎナノは、明治政府が苗字を名乗っていなかった人たちに苗字を登録させる際の例示として佐藤があったから、それを使ったというのがもっぱらの説
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佐藤さんも加藤さんも工藤さんも、みんな「氏」は藤原です。


ですが、藤原さんが多くなりすぎて、どこの藤原さんか区別する必要が出てきたため、「名字」として「左衛門の藤原」「佐野の藤原」等で佐藤さん、とか、「加賀の藤原」で加藤さん、のように名乗りました。
現代の「苗字」はこの「名字」から来ているので、そのまま藤原さんを名乗り続けた人は少なくなったのだと思います。
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