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帰国子女の方が英語学部、中国語学部などの語学系の学部に進学される理由がわからない。彼らは頭が良く、海外では理数系の学問も盛んなので、たとえ日本に帰っても理数系の土壌があるから理数系に進学し、海外留学で培った語学力と大学で培った理数系の学問を掛け合わせれば、誰も越せないような優秀な人になると思うのですが、なぜ彼らは語学系の学部に進学するのでしょうか?

A 回答 (3件)

帰国子女だって、様々、いろいろです。

もちろん超優秀な人もたくさんいますが、勉強の苦手な人、発達障害のある人、様々な背景などを持ち合わせている人など、多様です。それに、帰国子女以外の日本人も含め、理数系に興味があって、そちらに関心・意欲のある人ばかりではありません。単に、自分の力を素直に活かそうと思ったとか、興味があったとか、好きだったとかの理由での外国語学部の選択だと思います。
我が家の2人の帰国子女も、法学部と体育学部に進学しました。全く、海外生活とは無関係な進路でした。
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「彼らは頭が良く、海外では理数系の学問も盛んなので」というのは、根拠のない仮説であり、あなたがたまたま知っている「帰国子女」のごく一部に過ぎません。


帰国子女といっても様々で、自発的に海外留学したわけではなく、親の仕事の都合で海外で生活していただけ、という帰国子女のほうが圧倒的に多いかと思います。たまたま生活していたのが海外というだけですから、学力も様々です。ちなみに、40年くらい前のアメリカの話ですが、少なくとも小学校では現地校よりも日本の学校のほうが理数の内容は進度が速かったです。九九レベルのかけ算や、暗算すら苦手な欧米人は多いですよ。
学力レベルが「普通」の場合、帰国してから日本の高校で学んだ受験生に対してアドバンテージが取れるのは、語学力になることが多いでしょう。それだって、現地校に通わず日本人学校だけで生活していたら、あるいは親の仕事の都合で複数の言語圏を短期間で転々としたために中途半端になってしまって、語学力もイマイチという帰国子女だっていますよ。

あと、あなたが知っている帰国子女が、たまたま「外国語系の学部に進んだ帰国子女」ばかりだったというだけで、「外国語系以外の学部に進んだ『隠れ』帰国子女」をたまたま知らないだけかもしれませんよ。
外国語系学部に進学すると「あー、いかにも」と印象に残りますが、それ以外の学部に進学すると、そもそも帰国子女だということすら知らなかった、ということもあり得ます。そういう学部では帰国子女であることはアドバンテージにはならないし、他人に喧伝するような情報でもありまえんしね。
特にあなたの言う「頭の良い」帰国子女ならば、帰国子女にありがちな「日本語(特に古典)が苦手」「日本の習慣を知らない」といった部分もそつなくカバーできていて、普通に人付き合いする分には帰国子女らしさが見えてこなくて、本人が言わない限りわからない、なんてこともよくあります。
外国語系や国際系とは関係のない学部や院を出ていて、でもこの人英語の発音が良いし会話も得意だよなーと思っていると、実は帰国子女でした、なんてこと、結構あったりしますよ。
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まず「海外では理数系の学問も盛ん」というのは、根拠の無い仮説です。


平均値で見ると日本よりも理数系に強い民族というのは、インド人くらいしか居ません。
アメリカ人や中国人は平均的に理数系が苦手なんですよ。
そうして、民族差よりも個人差の方が遥かに大きくて、日本人の間にだってノーベル賞級の人も居れば、九九すら苦手な人も居ますよね。
更に言うと、日本語が得意なはずの日本人が国文学科に進むのは、更なる高みを目指すためであって、日本語を勉強するためではありません。
たぶん、貴方は勉強と学問の違いが理解できていないようです。
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