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この夏、フランスのパリにて和室を施工することになっています。
正式な茶室ではないのですが、お施主様のたっての要望でお茶用の
炉を入れることになりました。水屋などはなく正式なものではないのですが
炉を入れる場所が少し問題となっています。
因みにその和室には床の間、脇板などはあります。
通常はどこに炉を配置するのが好ましいのでしょうか?
そしてお茶を立てる方がよくお客様に対して背を向けているかのような
場面を拝見しますが炉とホスト(お茶を立てる方)とゲストとの位置関係は
なにか法則がありますか?

「茶道」の心得のある方にアドバイスをいただけるとうれしいです。
どうかよろしくお願いいたします。

A 回答 (3件)

こんにちは。


「正式な茶室ではない」と云う事ですので、床の間付の通常の和室に、炉をきると言うことかと思います。

正式にと云うことになると色々大変ですが、「お客様を和風にもてなしたい。」と云うことでなら、床の間の位置、タタミの敷き方、茶道口(お茶を点てる人の出入り口)を押えておけばよろしいかと。

ご参考は「茶室」で検索しても沢山ありますし、施主様に聞いてご準備なされるのが一番かと思います。

海外と云うことで、炉は電熱式の炉も使えるように、
床下配線でコンセントをご準備なされば便利で、かつ、すっきり納まるかと思います。(私の所ではそうしました)
炉壇(ろだん)を入れ替えれば、正式に炭も使用できます。

炉を切るということは、天井には吊釜用の金具(フックのようなもの)がセットになりますので、天井裏の補強もお忘れなきよう。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりました。6月初旬に現地にて現場をチェックしがてら
打ち合わせてきます。炉はすでに電熱式のものに決定しており、日本製なので
変圧器も用意する予定です。ただし釜は吊らずに置くだけのものにするつもりです。
アドバイスをありがとうございました。

お礼日時:2005/05/26 22:34

施主様の流派やお道具類、できる範囲のことに


よっても準備が変わることもあると思います。
施主様の希望はありませんか?

表千家の次のところが参考になれば
http://www.omotesenke.jp/chanoyu/r_1.html

裏千家の今日庵
http://www.urasenke.or.jp/textc/chashitu/totutot …

1の方の言われるとおり、
広間、本勝手、四畳半切りが基本で
千家流の方はほとんどこの茶室での
お点前に慣れていると思います。

あとはやはり本で調べたり
実際のお茶室を見学させていただくと
よくわかるでしょうね。
質問者様の近所で茶道教室を開いている方
や茶室を建てた方がいらっしゃったら
実際に見せてもらえるといいですね。

また、庭(露地)があるのか
出入り口はどうなのか
(背口、腹口~人がまっすぐ座に入っていけるのが
背口、横に曲がるのが腹口)
自然光の取り入れ方なども関係がありますね。

軸を飾ったり、花入れを掛けること
正式な茶事では銅鑼や鉦をつり下げておきますし
炉の最後の時期には「釣り釜」をさげることも
あります。多少の収納や納戸があると
棚やお道具類をかたづけて
おけます。

炉団や炉縁は施主様が準備されると思いますが
そのあたりも確認しておくほうが良いと思います。

お茶室を作りたいと思う方なら
施主様自身も茶道に詳しいでしょうから
そのかたの希望もあるでしょうね。

いろいろ考えると茶室は
炉を切る以外にもあれこれありますから
施主様の希望とその茶室でやりたいこと、
やれることを考えながら計画していって
みてください。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりました。6月初旬に現地にて現場をチェックしがてら
打ち合わせてきます。施工する大工が茶室の基本を心得ており、問題なく
配置することができました。(それでも細かい問題が後から出そうです)
アドバイスをありがとうございました。

お礼日時:2005/05/26 22:39

 流儀により少しの違いはあるようです。


まず部屋の広さです。四畳半より広いものを広間、狭いものを小間と称しているようです。

 情況から広間と考えますと、亭主から見て客を右方面に見るものを本勝手、左側を逆勝手と称するようです。
 床の間方面に向かって普通は亭主が座るものですが、逆に亭主が床に後ろを向けるものを下座床、床の前に座る様な状態を亭主床というようです。

 炉の切り方の基本は、一般的な広間、本勝手、四畳半切りかと思いますが、八畳で畳のひき方がいわゆる床差しになるのが、千家流などでは基本になっています。

 やはり、文では限度があります。
 淡交社「自慢できる茶室をつくるために」根岸照彦著
 学芸出版社「茶室の話」岡田孝男著
 などを参照されることをおすすめします。
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この回答へのお礼

お礼が遅くなりました。6月初旬に現地にて現場をチェックしがてら
打ち合わせてきます。茶室に関連する本をと思ったらすでにお施主様が
持っておりそれを参考にいたしました。
すばやいアドバイスをありがとうございました。

お礼日時:2005/05/26 22:40

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