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安息香酸とエタノールにより安息香酸エチルを合成し、分液ロートで分液していった。飽和NaHCO3を加えても安息香酸が出なくった後に、エーテル層を飽和食塩水で洗うとあったのですがこれは何をしているのでしょうか?
飽和食塩水を加えることで何がおこるのでしょうか?

A 回答 (4件)

食塩を加えること…が、疑問…ですか?



 多少、エーテルが水に溶けることで、境界面にエマルジョン層ができ、分離が悪くなるので、無機塩を溶かすことによりエーテルの溶解性を下げ、水と溶質を含むエーテル層との比重をより著しくさせることにより、分離しやすくする効果があります。

 生産でトルエン溶媒下、水洗するときは、塩を入れなくても、分離良好となることが多いですけど、酢酸エチル溶媒で水洗するときは、塩の量により分離しやすさがずいぶん違ったりします。
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私もこのことには若干の疑問符を抱いていたのですが、


食塩を加えて水層の極性を高めることにより分離しやすくするためだと思っていました。
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エーテル層には水が多少溶け込んでいます。


この後無水硫酸ナトリウムなどの乾燥剤でその水を除去すると思いますが、その前に飽和食塩水で洗っておくとエーテル層中の水が食塩水側に吸収されるため、乾燥の時間や乾燥剤の量が節約できます。
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 単に水洗しているだけではないでしょうか。



 重曹は、弱アルカリ性ですので、中性に戻すために飽和塩水でpHを戻している、ということでしょう。
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