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引き出しから、長い間ほったらかしていたアルカリ電池(たぶん使いかけ)が数本見つかったのですが:

そのうちの一本の、片方の端の2mmくらいが、腐ったようになって「輪っか状」にはずれて落ち、外れた部分から、少しだけ茶色がかった白色の、砂糖のような感じ粉が吹き出していたのです。

長いこと放置した乾電池から粉のようなものが出るのは知っていましたが、こんなにひどく、上部が外れたりしているのを見るのは初めて。

なるべく触らないようにビニール袋で「封印」しましたが、
さて、化学的に言ってこの「白い粉」の実体は何なのか、またその有害度は実際どのくらいなのか、
この機会に知っておきたくなりました。
(皮膚に付いて大丈夫かどうか、など。)

また、このようになった乾電池は、通常の使用済みの乾電池と同じように「資源ゴミ」に出すという処理の仕方でかまわないのでしょうか??

ご存知の方、よろしくお願いいたしますm(_ _)m

A 回答 (2件)

アルカリ乾電池の中には電解液として水酸化カリウムが入っており、万一、液漏れで皮膚に着くとそりゃもう大変な事になります。


もし、皮膚に着いてしまった時は水で洗い流し、医師の治療を受けて下さい。 絶対に水で洗い流しただけで済ませない事。
…だそうです。
処理は使用済みと同じでいいかとは思いますが、念のため市役所なりに確認した方がいいと思います。

参考URL:http://www.fsinet.or.jp/~tamuron/Batt.htm
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この回答へのお礼

「水酸化カリウム」だというのを初めて知りました。
硫酸とか水銀とかだと、即座に「おっ、危なっ」と思うのすが(^^;)、実はそんなに大変なものなのですね。
多分指先にも、ついてないと思うのですが…。
早速のご回答ありがとうございましたm(_ _)m

お礼日時:2005/05/22 09:59

以前大学で電池の研究をしていた者です。


yggdrasillさんの言うとおり白い粉は水酸化カリウムです。
水酸化カリウムはアルカリ性の物質であり脂溶性の物質であるので皮膚につくと皮膚がただれます。また、目に入ったときは角膜を腐食させますので失明の危険性があります。もし触れた場合には絶対に目はこすらないように。万一目に入ったらすぐに医者にかかって下さい。1週間ほど目の洗浄をします。事実私が入院しました。
皮膚についた場合はアルカリ性ですので酸性の物質で中和されます。酢、レモン果汁、ホウ酸など家庭にあるものを使ってとりあえず洗えばいいです。それでも気になるようでしたら医者に見てもらうといいでしょう。
廃棄するときは資源ごみで問題ありませんが市町村ごとに違いますので確認してください。  

この回答への補足

まさにその分野を研究されていた方からのご回答、感謝いたします。(質問のカテを間違えたかも、と思っていましたので(^^;)。)

その電池、長い間放置したとは言っても、せいぜい2,3年です。他にもっと古い電池も家の中にあるでしょうに。
…などと思いながら、教えていただいたことを元に再度検索などしていましたら、
乾電池は「金属と一緒に保管してあると腐食を早める」というような記述に出会いました。
言われて見ると、それを入れていた小さなビニール袋の中には、乾電池の残量を測る器械(一部が金属)や、ボールチェーンなど(でもどれもごく小さい)が入っていたのですが。
このせいで電池の腐食が早まったということは考えられるのでしょうか?
もしも再度ここをご覧になっていてお時間が許せば、お分かりになる範囲でお教えいただけると有り難いです。

補足日時:2005/05/22 10:11
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