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遅滞遺伝についてなのですが、遅滞遺伝は母親の表現形が発現すると問題集に書いてあり、優性ホモのオスと劣性ホモのメスによる交配から生じた個体(F1)が劣性の形質を発現するのはわかるのですが、F1同士で再び交配を行うと優性の形質が子供に発現することの理由がわかりません。母親が劣性の形質なので子供もまた劣性の形質なのではないのですか?

A 回答 (2件)

遅滞遺伝は母親の「遺伝子型」が影響するということでしょう。


F1の遺伝子型はすべてへテロです。これはいいですよね。
F2の母親は必ずヘテロなので、表現型は優性の形質が出ることになります。

遅滞遺伝というのは、卵に含まれる母親由来の蛋白質が決定的な役割を持っているときなどに起こるものだと思いますので、母親の表現型が直接影響するものではないです。
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淡水産の巻貝等の右巻き・左巻きが遅滞遺伝として良く出てきます。

この場合には,子が右巻きになるか左巻きになるかの決定は,母親の遺伝子が決定します。

右が優性ですからA,左aとして表すと次のようになります。

P…右♂(AA) × 左♀(aa)
F1…     左♂♀(Aa)
F2…右♂♀(AA):右♂♀(Aa):右♂♀(aa)
      1  :   2   :  1
F1の遺伝子はAaですから,その子はすべて右になります。左が出てくるのは,F3になってです。F2の右♂♀(aa)の子でないと出てきません。つまり,一代遅れるわけです。そこで遅滞遺伝と呼ばれます。
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