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姉妹が店を持ち手伝っています。衣料雑貨の店です。1年半になりますが難しい状態です。色々考えて、儲けの仕組みを理解していないことに気がつきました。50円投資して品物を仕入れ、100円で売ります。利益の50円で次の仕入れをするといったいいつ儲けが出るのでしょうか。自転車操業になると思うのですが。ばかばかしいようで申し訳ありませんが商売仲間に聞くわけにも行かず、考え込んでいます。素人ですので分かりやすくお願いします。

A 回答 (6件)

まず、手元にある50円で、雑貨品を仕入れます。

ここで、50円はなくなるのですが、お客さんが来て商品が売れると、それとひき替えに、手のひらに100円玉が乗っているはずです。この時点で、今度、50円の商品を二つ仕入れることができます。しかし、お金はなくなっています。二人目のお客さんが商品を買われると手のひらに100円玉があるはずです。三番目のお客さんが商品を買われるとさらに100円増えて、手のひらには、200円があることになります。しかし、仕入れた商品は売り切れたので、200円でまた商品を仕入れますと、手のひらの上にはお金がありません。しかし、今度は、4個の商品がありますから、それが売れると400円になるのです。この時点で店を閉めてしまえば、400円から最初に使った50円を差し引いた350円が正味手のひらに残っていることになります。このように、儲かるのが商売ですが、残念ながら仕入れ値の二倍の金額で売れたとしても、生活費に使ったり、店の電気代に使ったりいろいろとお金を使っていますから、このようにうまくことは運びません。
儲けるためには、仕入に50円かかるところを30円で仕入れられるようにし、また、仕入れた商品は、なるべく高く、そしてたくさんお客さんに買ってもらう必要があります。そのためには、売れるための工夫が欠かせません。また、広告費や水道光熱費なども節約できるところは節約して効率よくお店を運用しないといけません。仕入れて店頭に並べるだけで商品が売れていく時代ではありません。例えば、お店の周囲には、どのようなタイプのお客さんがいるかを調べて、そのお客さんが欲しがっているものを仕入れてくる必要もありますし、場合によっては、お客さんのターゲットを絞って、少し遠くてもやって来てくれる店にするとかの工夫が儲けの基本かもしれません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変分かりやすかったです。言われてみればその通りなのですが混乱していました。そうなんですよね。経費とか色々かかると実利益が殆どなくなるので難しいです。でも50円で始めても400円になると思ったらまた闘志が湧いてきました(笑)。

お礼日時:2001/10/03 01:54

少なくとも損益分岐点は理解しておかないと駄目でしょう。


いくら売上があっても、ある金額以上売上が無いと赤字になる点です。
本屋さんで参考書があると思いますが、参考URLでさわりだけでも見てください。
本当は線グラフにして交点を出せば一目瞭然なんだけど。

http://www.jnews.com/kigyoka/2001/kigyo0107.html

http://www2.ocn.ne.jp/~gunippan/bunseki/bunsekis …

経営学の基礎??(モデル酒店経営)
http://www.klc.co.jp/school/MAIN/04A1.HTML
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この回答へのお礼

損益分岐点などを目安に目標売上額などを決めるのですね。適当にこれくらいと言う感じだったので、良くなかったかも知れません。縁で突然始めた店とはいえ、1年半も立つのにこれでは少し勉強不足でした。ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/03 02:20

商売には、利益を計算するのに2つの方法があります。



一つは、売上から仕入れを引いた利益です。
50円で10ヶ仕入れれて100円で10ヶ売れば、1ヶ当たり50円の利益で10ヶで500円の利益があります。
ここで、売れた代金500円でつぎの仕入れをしていきます。
これをうまく回転していき、その利益からお店の経費(家賃・電気代など)を引いたものが、純利益です。

もう一つの方法は、現金の流れだけで考える方法です。
先ほどと同じ例で見てみます。

50円で10ヶ仕入れれて100円で10ヶ売れば、1ヶ当たり50円の利益で10ヶで500円の利益があります。
ただ、5ヶしか売れないと、250円の利益で、5ヶは在庫として残り、それを売ったときに利益が実現します。
つまり、仕入れたものが全部売れないで、在庫として残ってしまうと、利益の実現が後になり、その在庫が売れるまでは次の仕入れが出来なくなってしまいます。

このために、最初にぎりぎりの資金ではなく、在庫分の資金を用意しておかないと、自転車操業が止まってしまうのです。
これが、利益があるのにお金が無いという状態で、黒字倒産と云います。

結論として、仕入れたものを売ったときに利益が出ますが、在庫があると、利益は現金として残らず、在庫として残るのです。
仕入れたものが全部売れたときに、全部の利益が実現して現金で残ります。

下手な文章で、判って頂けたでしょうか。
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この回答へのお礼

なるほど、ありがとうございました。何も知らずに始めた商売なので、確かに在庫のことも考えた資金の準備がなかったかも知れません。更に売り上げも悪いので「黒字倒産」にはなりませんが。皆さんに書いていただいて、回転が大切だと分かりました。数を売って、次を仕入れる。すると利益が生まれるんですね。単純に売れば利益が生まれるとしか思ってなくて深く考えたことがなかったので、バカみたいな質問で申し訳なかったですが良かったです。ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/03 02:16

50円でものを仕入れて、100円でものを売った場合の考え方です。


PL(損益計算書をわかりやすく簡単にしてます。)

この場合、50円を1割の利子で銀行から借りて、100円でものを
売った場合を例にとっています。
売るために、電器代や人件費など30円かかったとします。


        売上----100円
        原価---- 50円
―――――――――――――――――――
     売上総利益---- 50円
販売費及び一般管理費---- 30円←ものを売るために必要な所謂経費
―――――――――――――――――――
      営業利益---- 20円
     営業外損失---- -5円←50円のものを買うのに1割の利子で
                   お金を借りた場合の利子
                   (50円が自分の元手ならかからない)
―――――――――――――――――――
      経常利益---- 15円
        税金----  7円
―――――――――――――――――――
     税引後利益----  8円


つまりこの8円が自分の手元の残る本当の利益です。

そして100個のものを売ればこれが100倍になります。
この回転をうまくやっていくのが商売です。

現金商売(小売りなど)の場合は、
仕入れ業者に払うお金は1ヶ月後で、
お客さんからは売ったその瞬間にお金をもらいます。
このズレをうまくいかして
経営をしていくのが資金繰り(キャッシュフロー)です。
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この回答へのお礼

とても詳しくありがとうございました。仕入れが買い掛けになるのは意味があったんですね。50円で仕入れたものの純利益が8円とは・・・。商売って大変です。個数をたくさん売るのが大切で基本なのだとあらためて気づきました。ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/03 02:06

手持ち50円からはじめましょう。



50円で商品を仕入れます。手元に残るのは50円の商品ですね。

100円で売って、50円分また仕入れます。手元に残るのは50円の現金と50円分の商品ですね。
この50円分の商品があなたの儲けです。

なんか納得できないでしょうが、商品も現金と同じ資産と考えるのです。
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この回答へのお礼

経理の方も実は私がやっているのですが、混乱してました。確かに50円の商品が残るんですよね、そしてそれがまた100円で売れる。それを忘れてました。経理担当者がこれだから儲からないのかも・・・。ありがとうございました。

お礼日時:2001/10/03 02:00

説明をわかりやすくできるかあんまり自信ないですが・・・。



例えば最初50円の品物を100個仕入れたとすると、5000円かかりますよね。
お店に商品を置かないわけにはいかないので、常時お店に商品は置きますよね。コレは最初に投資すると考えてください。お店をやめるときにはそれを売り切ってしまえばよいのですから。

で、その商品を1個100円で売ると50個で合計10000円。この中から、次の商品のために、50円でまた100個かうと、残りが5000円。コレが儲けです。うまく回転して、商品が売れれば売れるほど、この繰り返しになりますよね。そのたびに、売った数だけまた次の商品を買って、残りが儲けとなりますよね。実際は、全て売り切ってしまうと、お店がカラになってしまうので、30個売れれば、3000円入り、そこから、また30個を1個50円で買いなおして、残りの1500円が儲けとなるわけです。最初の50個分はやめるまでは、帰ってこないものだと考えると、多少考え方が楽になるのでは?
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この回答へのお礼

まさにその通りでした。ありがとうございました。そうですね。やっぱり儲けは出るんですよね。考え込みすぎて混乱してました。毎回少しずつ儲けが出るから、やはりたくさん売れば大きな利益になるのですね。

お礼日時:2001/10/03 01:44

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