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変圧器を短絡試験(二次側を短絡して一次側に定格電流を印加)で動作させると供給電圧が定格電圧に比べて非常に小さい値になるのはなぜですか?

A 回答 (4件)

ご質問の健は、No.3さんが仰る通り、%インピーダンスですね。


%インピーダンスは、%Zと言ったり%Vと表記したりインピーダンス電圧と言ったり・・・と様々に年代に分かれて表記されます。現在は、百分率短絡インピーダンスですかね?
さて、本題ですが本質問は、課題?レポート?の可能性があるとの事なので、あまり詳しくは書きません。多少意地悪く見えるかもしれませんが、ご了承ください。

・単純に考えまして、100Vの回路に5Ωの抵抗を接続した場合と5KΩの抵抗を接続した場合、どちらも抵抗両端電圧は100V・・・のように思えますが、実際はそうではありません。理由は、電源側にも必ずインピーダンス(以下Z)がありますので、電流値が変わればそのZの両端電圧も変化しますので、当然抵抗両端電圧も変化します。
ここで、考えることは、短絡試験において電流が流れるのはどこのZを通っているのか?
また、その時の一次で見た有効電力(無負荷損失は除く)は何を表しているのか?
さらに、短絡試験においての一次電圧を二次換算にした電圧は、定格負荷電流時の電圧○下である。

以上ですが、やはりわかりづらいですよね?
もし、私の勘違いで純粋にご質問されていましたら申し訳ありません。
再質問頂ければ、ご回答いたします。
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この回答へのお礼

レポートです。けど純粋な質問です。
意地悪なんかには見えませんよ、天使のようです。大変わかりやすかったです。ありがとうございます。

お礼日時:2005/06/15 06:20

%インピーダンス計測の試験ですね。


トランスの内部抵抗を計測する為のもので、方法は質問で仰られている
通り二次側を完全短絡して、1次側電圧をゼロから序所に上げてゆき、
2次電流が定格電流に達した時の1次電圧を計測します。

%インピーダンス=計測値/定格電圧

で表されトランスに最大負荷を掛けた時のトランスの内部抵抗による
電圧降下を計算することができます。
又、トランスの並列運転を行う時に最大電力を求めるための重要な
パラメータです。
%インピーダンスが同じであれば、定格電力の異なるトランスを並列にして
両方の合計の最大電力を使用できます。
逆に%インピーダンスの異なるトランスの並列運転は両方の
定格電力の合計以下でしか電力を使えません。

他の方も仰られている通り、この試験ではトランスが最大定格で使用
されている時、と同じ電力損失が発熱という状態でトランス内部に
蓄積しますので、短時間で済ませることが重要です。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。大変役に立ちました。

お礼日時:2005/06/15 06:24

負荷インピーダンス(抵抗)がゼロですから一次側から見た負荷インピーダンス(抵抗)もゼロに近くなりますので過負荷状態です



ですから短時間で済ませましょう 壊れます 壊れないまでも劣化します 高価なトランスがおしゃかになりますよ。
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二次側を短絡した、当然の結果だと思います。



二次側を短絡するということは、二次電圧が0V。
一次電圧と二次電圧は、コイルの巻き数比で決まりますが、二次側が0Vなら一時側もほぼ0Vになると思います。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。そっかぁ。

お礼日時:2005/06/15 06:23

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