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ネットではスラブ厚200ミリ以上、戸境壁150~180ミリ以上が良いと言われてますが、この基準はいつ頃から言われ始めたのでしょうか?
また10年前、20年前の基準はどれくらいだったのでしょうか?
ご存知の方、専門の方教えてください。宜しくお願いします。

A 回答 (6件)

#5です。

質問文本文とは関係ないのですが若干補足します。

>住む側としては法律にして欲しいですね。

平成12年に施行された「住宅の品質確保の促進に関する法律」(品確法)では、既に遮音性能のグレード分けについて法律が整備されています。

ただし、これは任意で適用するようになっています。

強制的な基準にせず、任意で適用するというのは、

1)ハード上の問題の規定はできますが、騒音問題のような個人の感覚による差や環境による差が大きいものでは、画一的に基準を作るのは困難なため。

2)建築の性能自体を画一的に規制していくとコストアップひいては販売価格の上昇、住宅を購入できない層の増加となる可能性があるので、画一的な基準ではなく、購入者・建て主と販売者・施工者との契約事項として、その性能を任意に選べる自由を残しています。

注)建築基準法は社会的に最低限守らなければならない基準を定めていますので義務です。床の構造は主に構造上の安全性を元に規定しています。
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この回答へのお礼

度々のアドバイスありがとうございます。

お礼日時:2005/06/14 08:38

質問の内容は遮音性能上推奨されるような値です。



これは、1997年に改訂された日本建築学会の「建築物の遮音性能規準と設計指針」に記載されている推奨値相当なので、このころには標準的になったと思います。

但し上記の規準は改訂版だったので、1972年12月にでた最初の規準にも同様の内容が書かれていたかもしれません。こちらについては古い資料なので、手元に資料がありませんので、内容がわかりません。

一時期デッキスラブ工法というスラブを薄くしてコストダウンをはかる工法がはやった時期があり、このころは最小120mm程度のスラブが施工可能でしたので、かなり古い時代のものはかなり薄いものもあると思います。
また今から20年ぐらい前にはプレストレストレストコンクリートという工法を用いてスラブを薄くしていたものもあります。(これはあまり普及しなかった)。

建築基準法では界壁の構造についての規定があるので(いつからあるのかはわかりません)結構前から遮音を考慮してある程度の厚さを確保していましたが、床に関しては、そのような規定はなく、薄かった時代もあります。

建築学会の基準は法律(建築基準法)とは違い、推奨であって強制ではないので、、昔は遮音性よりも構造上問題のない範囲でスラブを薄くして、コスト・販売価格を下げることを重視していた時代がありました。

遮音性能から標準寸歩が言われるようになったのは、建築学会の基準が改定された時期(改訂したのは技術進歩と社会上遮音性能に対する要求が強くなったため)からだと思います。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
住む側としては法律にして欲しいですね。

お礼日時:2005/06/13 15:51

スラブ厚さは、技術的には150mmが必要厚さです。


小梁があるかどうかによって変わってきますが。
理想200mmというのは上下階の音の問題ですね。

戸境壁は、通常180mmはあると思います。これも戸境壁を耐震用に活用するかどうかにかかってきますが。

ですから
10~20年前は、スラブ厚150、戸境壁180程度が標準だと思います。
しかし、構造の考え方によるので、今のようにクレーム社会ではありませんでしたから、「標準」という発想はありませんでした。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2005/06/12 14:09

建設業のものです


学生時代の学問的知識と実業経験の中での感覚でしかお答えできませんが、
いつ頃からかと言われると、マンションの供給が盛んになった頃、高度経済成長の終わりかけた頃でしょうか。
とりあえず住めればいい、という考え方から、より快適な住まいが欲しいというニーズの発生がきっかけでしょう。
スラブにしろ戸境壁にしろ、遮音性能によって厚さが設定されるのです。
厚くなれば重量衝撃音の伝達が少なくなります。
さらに、構造的に考えると、床・壁ともダブル配筋が基本ですから
鉄筋径を10mmとすると鉄筋だけで40mm
コンクリートのかぶりを40mmと考えると
コンクリート
鉄筋
コンクリート
鉄筋
コンクリート
のサンドイッチ構成ですから120mm
合計で180mm
ちなみに、かぶり40mmは「コンクリートが十分に充填されるのに必要な寸法」と考えてください。
コンクリートは砂とセメントと水と細骨材で構成されています。細骨材すなわち砂利の大きさが15mmとか18mmとか。
泥状に練り混ぜられたコンクリートを蜜実に充填するには40mmぐらいが妥当ということです。
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No.1です。

URL操作ミスです。失礼致しました。


http://sumai.nikkei.co.jp/invest/begin/index2004 …

参考URL:http://www.dab.hi-ho.ne.jp/hirano-j/soudan_a67.htm
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>ネットではスラブ厚200ミリ以上、戸境壁150~180ミリ以上が良いと言われてますが、この基準はいつ頃から言われ始めたのでしょうか?



10年前位には一部そういう物件はあった様に思います。
住宅金融公庫の基準が13cmですから安全を見越して15cmが多く18cmは厚い方でした。
中には23cmと言うのもありましたがコンクリートの無垢ではなく発砲スチロールや円筒の紙管を埋め込む物もありました。
また横長リビングの小梁をなくする為に厚みが厚くなったようです。
現在は最低15cmは確保しなければなりませんから18cm以上が多いのでしょう。

 http://www.momvoid.com/faq/faq02.html

参考URL:http://www.dab.hi-ho.ne.jp/hirano-j/soudan_a67.htmhttp://sumai.nikkei.co.jp/invest/begin/index2004 …
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございます。

お礼日時:2005/06/12 11:17

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