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活性汚泥微生物相(細菌、原生動物、微小後生動物)の浄化機能について、教えてください!それぞれの微生物が、どんな役割を果たすのか、みたいなことを・・・。

A 回答 (1件)

下水処理場で数年間勤務し、活性汚泥の生物学的試験(顕微鏡による同定と計数)をしたことがあります。



いか、100%私見というか感想です。ご期待に添えませんが。

下水試験方法や専門誌や研究会発表を見るかぎりでは
糸状菌や放線菌は、トラブルの原因とされていますが
それ以外の生物についてはあまり「これ」という記述を見かけたことがありません。

ばっ気量が相当不足していたり、汚泥日齢やSRTが短い、あるいは長い、はたまた硝化が進行している
などであると、ある程度特徴的な生物層が出現するようですし

そんな印象を持つこともあり、
あるていどの相関関係のようなモノを感じることもありますが、
それとて理化学試験のデータと比較して「ああ、そういえば」と感じる程度です。

光学顕微鏡で見える生物の他に、見えない生物が見える生物より桁違いにいますから
見えている生物は浄化機能にあんまり寄与していないんじゃあないでしょうか

自然保護でよく「オオタカ」が話題になりますが
オオタカがいると環境が良くなるのではなく、自然が豊かだとオオタカが生きていけるわけで
ツリガネムシやクマムシが浄化しているのではなく
それらが観察されるような条件は、活性汚泥の性状が好ましいとき
といったことなんじゃあないでしょうか。
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